MGF 現地レポート

個人留学2017秋 AOSHI 〜 長期チャレンジャーの如く過ごした日々 〜

 

　いよいよ、およそ２ヶ月におよぶAOSHIのスペインサッカー留学も、今日が最後のトレーニング。最後を締めくくるのは、週５度の練習の中で最もレベルの高かった、Sant Andreu の同じ歳の１軍、Cadete B。

　最終日という事もあってか、どこか気持ちがいつも以上に入って練習していた気が！（いつもそのテンションでやれぃ！）。

　今回のチャレンジで、一番サッカーを勉強できたチームであるのは間違いないCadete B。技術以上に、それ以外の部分、球際の闘いや、細かな戦術の理解、日本ではやらないような練習を沢山体験できた事が、大きな収穫だった事でしょう。

　私生活の面では、午前中は語学学校に毎日通い、気になる同学年の試合をチェックして自分で観に行ったりと、長期留学生と何も変わらない生活スタイルで行動していた。バルセロナを知り尽くしてる短期留学生と言えるでしょう！笑　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言葉の面でも、相当ベースが出来上がって来たと言えるでしょう。

　また会おう！AOSHI！まずは、残りの中学生生活をしっかり満喫して、次の高校への進学もきっちりと道筋付けて、頑張って欲しい！
　

AOSHI「今回は主にCadete Dの練習に参加していました。Cadete Dではフィジカル系のトレーニングが多く、キツイ時もありましたが、周りが声を掛けてくれたりして、助かりました。技術面などでは、Dは練習に参加した他のチームよりは劣るかもしれませんが、みんな温かったので、とても楽しい時間を彼らと過ごせたと思います。そして週に一回しか練習に参加できなかったのですが、CadeteB、Cにもお世話になりました。Cadete BとCはDよりも判断やディフェンスがとても速く、思うようにプレーができないことが多くありました。それに彼らはガツガツとボールに食らいついてくるので、ボールをキープをするのも難しかったです。練習の内容もDより複雑だったけど監督や仲間に聞いたりしてしっかりとできたと思います。」

 

 

 

 

 

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個人留学2017秋 AOSHI 〜 一番世話になったチーム 〜

 

　今日はCadete Dでの最後の練習。今回の挑戦で一番お世話になったチーム。
去年来た時に居たメンバーが何人かいたので、今回もすんなり、このチームには溶け込んで行けた。同年代の２軍チームではあるものの、レベルは高い。その中で自分のプレーができていた点は、非常に良かった。
Dの監督はスペイン人には数少ない、フィジカルトレーニングを必ず練習に入れるタイプ。この日も、グランドを５周してから、ラダーやマーカーを使ってのトレーニングを行い、そこから軽くポゼッション練習してから、シュートゲームへと移行していった。
　練習後には、監督から、”AOSHIは体格やフィジカルにいいものを持っている。あとは、ボールを貰った時に如何に落ち着いてプレー出来るかだ。そうすれば、さらに良くなる”とアドバイスを貰っていた。

　今回の中期留学も、いよいよ残り僅か。最後まで、何かを得て、このチャレンジを終えてもらいたい。

 

個人留学2017秋 AOSHI 〜 ガンガン失敗していいから、ガムシャラにやれ！ 〜

 

 

　AOSHIの今回のチャレンジも、いよいよ残り僅かとなって来た。
Cadete CやDでは、まずまずのレベルを発揮するAOSHI。しかし、週の中で最もレベルの高いチーム、同年代の１軍である金曜日のCadete Bでは、どうも勝手が違う。本人も、すっかりリラックスした表情を見せる他の曜日とは打って変って、実力者が揃う金曜日では、一ヶ月半以上経った今でも、まだ緊張してる様子が伺えます。笑

　そして、それが悪循環となり、簡単なミスが目立ち、止める、蹴るの基本的なミスが出てしまう。

ミニゲームでも、相変わらず、ボールが集まってこない。AOSHIには、”旅の恥は掻き捨て”という言葉を伝えたい。
いいじゃないか、周りよりも下手だって。いいじゃないか、まだまだスペイン語が良く分からなくったって。ピッチに立ったら、そんな事はどうでもいい。積極的に、ガンガンチャレンジして、ガンガンボールを呼び込んで、ガンガン失敗すれば良い。遠慮がちにプレーしていたら、せっかく遥々海を渡って来た意味が半減してしまう。周りが皆んな上手いからって、気後れするな！少なくとも、スペイン人達は、そんな事は気にしない。ガムシャラにやってみろ！今の姿勢では、半年いたって、何年もいたって、仲間から信頼を勝ち取る事はないだろう。

 

 

 

 

個人留学2017秋 AOSHI 〜 チャンスを生かし、信頼を掴め！ 〜

 

 

 　今日のCadete Bのトレーニングは、明日が公式戦リーガもあって、練習内容は調整メニューが多かった印象。

ボール回し(ロンド)をやって、続いて二ヶ所に分かれてサイドにフリーマンを付けてのポゼッション練習してから(練習生であるAOSHIは常にフリーマン)、最後はクロスからのシュート練習で締めくくられた。

 

　AOSHIはCadete Bではまだまだ試練が続く。まだ信頼を勝ち取れていないのか、流れの中で、なかなかボールを受ける事が出来ない。最後のシュート練習でも、なかなかクロスボールが自分に合わせて飛んでこない。でも、そんな中でも数少ないチャンスはある。それを決めきれないのがAOSHIの課題。常に準備を怠らず、貴重なチャンスを虎視眈々と狙っていれば、必ずやチャンスをものにできるはず。AOSHIは、日本人特有の、いわゆる”日本病”とも言える一つ、”キレイなプレーをやろうとし過ぎてる印象”がある。ゴール前は泥臭いプレーでも何でもいいから、ボールをゴールネットにぶちこむ事！ゴールの枠にシートを飛ばす事が重要！貴重なCadete Bとの練習機会もあと残り２回。全てを出し切って、このグループでちょっとでも認めもらえるよう頑張ってもらいたい！

 

 

 

 

 

 

個人留学2017秋 AOSHI 〜 押して知るべし。”日本人はシュートが下手” 〜

 

 

　この日はSant Andreu のCadete B（２００３年生まれの１軍）での練習。

ここの所、やや体調を崩していたAOSHI、フィジカルコンディションが良くなかった日々が続いていました。

ようやく本調子に戻った中でのCadete Bでの高いレベルの周囲に混じってのトレーニングだった。ポゼッション練習では、外のフリーマンは卒なくこなせたAOSHI。が、中に入っての特に守備時、体が重かったか、素早い相手ボールへのアプローチ、攻守の切り替えの遅さが目に付いた。最後は３ヶ所に分かれてシュート練習。仲間がバンバン入れる中、AOSHIはなんと！一本も決める事が出来なかった。”日本人はシュートが下手”　このレッテルを、悔しくも、ここで再び披露してしまう事となった。やはり、シュートは、実戦的なトレーニング、相手がいて、プレッシャーが来て、GKがいて、そんなシチュエーションの中で常にゴールネットを突き刺すトレーニングの中でなければ、身につかない。

　週の中で最もレベルの高いCadete Bでのトレーニングも残りあと３回。１回１回の練習を大切に、全力で喰らい付いてもらいたい！

 

 

個人留学2017秋 AOSHI 〜 勤勉な日本人と、非勤勉！？でフットボールを良く知るスペイン人 〜

 

 

　今回、AOSHIは午前中の時間を有効活用する為に、語学学校に通っています。

　これまでの留学の積み重ねもあり、なかなかのレベルにまで達している様子。文武両道の家庭方針の中、普段の日本でもしっかりと勉学にも頑張っているAOSHI。そのスタンスは、スペインでも生かされています！

 

　

 

この日の練習は、フィジカルトレーニングが中心のメニュー。コーンやマーカー、ラダー等を使って、様々なメニューをこなした。

　シャトルランでは、上位で終えたり、基礎練習のトレーニングでは誰よりも上手く出来ていたAOSHI。今日の様なトレーニングメニューは、日本人の得意分野。存在感を発揮していました！笑

　

　逆に、スペイン人は基本的にこうしたトレーニングは大っ嫌い。如何にサボるかを考えます。笑。

 

　だが、重要なのは、試合形式でどれだけ良い仕事が出来るかどうか。そういうポイントでは、スペイン人の方が図抜けて上。日本は、真剣に、この反比例の現象を回避する為に、進化していかなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人留学2017秋 AOSHI 〜 他の曜日とは違う金曜日 〜

 

 

　今週は、祝日や雨、チャンピオンズリーグ観戦等で、木曜と金曜のみの練習となった。

金曜日の今日は、週の中でももっともレベルの高いグループ、Cadete B（２００３年の１軍）との練習。

今日も朝から雨、、、練習開始から雨が強くなる悪天候。それでも、人工芝グラウンドなので、決行です。

 

　軽くラダーやコーンを使ってのウォーミングアップを行った後、７人制コートで紅白戦 (AOSHIはフリーマン)。なかなかボールに触れないAOSHI。フリーマンと言う役割なだけに、とにかく頻繁にポジションチェンジして、ボールを呼び込む事が求められる。また、常にボールを持っている方の味方なので、周囲の状況を常に把握し、切り替えの速さも求められる。そんな中、せっかく入って来たボールに対し、トラップミスやパスミスが目立ってしまう。が、時間が経つにつれて緊張もほぐれて来たのか、ミスが減り、卒なくこなすようになって行く。それでも、まだまだ入り込めてない印象。

　その後クロスからのシュート練習で雨の中の練習が締めくくられた。

　

　流石にCadete Bはパススピードや寄せの速さが違う。この中で、どれだけやれるようになるか、成長できるか楽しみです。

個人留学2017秋 AOSHI 〜 悪いのはどっち！？ 〜

 

 

【辛口JULIOのレポート】

「この日は、Sant Andreu のCadete B、すなわち、同じ２００３年生まれの１軍でのトレーニングとなった。同チームは前シーズン、INFANTILリーグ（U１３リーグ）の２部リーグで優勝を果たし、１部昇格を果たした実績を持つチーム。

 

　この日のトレーニングは、軽いウォーミングアップ後は、終始ハーフコートゲームに従事した。AOSHIは前線の右サイドに入る。最初の方はまったくボールが回って来ないが、徐々にボールが届くようになる。が、緊張からか、トラップミスが目立った。

 

　正直、この日は何もさせてもらえなかった印象。特に、上述のボールコントロールがいただけない。基礎が出来てなければ、先へは進めない。単なるトラップでは無く、試合の中で、相手がいる中で有効なボールコントロールの技術は、やはり試合に即したトレーニングで身につけなければ、意味がない。

　また、スペイン人のパスが雑と言われたらそうかもしれないが、ここでは、丁寧にパスを出す事よりも、多少雑であったあり、浮き球であっても、それを自分のものに出来ない方が責任がある。こっちでは、日本のようにバカ丁寧なパスはもらえない。どんなボールが飛んできても、きっちりと自分のものにするトラップ、ボールコントロール力が求められるんだ。

　今回、週１でこの同年代の１軍であるCadete Bでトレーニングさせてもらえる。この絶好の機会を、必死に喰い下がって、実りある時間にしてもらいたい！」

 

 

 

 

 

 

 

個人留学2017秋 AOSHI 〜 設定された課題 〜

 

 

【辛口JULIOのレポート】

「今日の練習チームはSant Andreu のCadete D（３部リーグ所属）のトレーニング。およそ２ヶ月の夏休みを経て、今週からプレシーズンがスタートとなった同チーム、この日はフィジカルトレーニングをメインにやりました。そして、最後にポゼッションゲームやミニゲームを軽く行いました。先週のCadete A（１部リーグ所属）チームより、選手の質やプレーのスピード感がかなり違う。Aでは喰らい付いて行くのがやっとだったAOSHIは、ここでは、積極的にボールに絡めていた。今回のチャレンジでの課題の一つが、”積極性”。積極的にボールに絡む（呼び込む）、積極的にシュートを打つなどなど、当たり前の話だけど、遠慮なく、積極的にプレーする事。この部分を強く意識してトライしてもらいたい。また、AOSHIはFWなので、日本に帰って、所属チームで絶対的エースになるに、FWとしての必要な仕事、特に、ゴールの嗅覚に磨きを掛けてもらいたい。まだまだ、練習中に遠慮してシュートより、パスを選択してしまうとこがあるので、良い状況判断をしながら、五分五分の時は、積極的に自分で狙うよう、心がけてもらいたい。」

 

 

 

 

 

個人留学2017秋 AOSHI 〜 短期チャレンジ上級者 〜

 

 

　あの男が帰って来ました！２００３年早生まれの中３、AOSHIです！今回で５度目のチャレンジとなる彼は、今回もおよそ２ヶ月間、学校の成績を上位に居続けるという親との約束をクリアーし、再びバルセロナの地にやって来ました！もはや、短期チャレンジ留学の上級者とも言えるAOSHIは、今回は午前中、語学学校に通い、そして、午後は強豪クラブでトレーニングという充実の日々を送る事になります。今回も、生活面（言葉）でも、フットボール面でも、テーマをしっかりと掲げ、それを達成すべく、１日１日を大事に過ごして欲しいと思います。

　２００３年生まれという事で、スペインでは今季、２００２〜２００３年生まれの２学年で構成されるCADETE（カデテ／ U１５）の１年生という事になります。今回も、選手寮「サムライ少年の家」から徒歩で通える強豪クラブ、Sant Andreu （サン・アンドレウ）でみっちり月〜金までトレーニングに励む事になります。CADETEリーガは１部から４部リーグまであり、１年生にとっては、２部リーグが基本的には最上位リーグとなります。そんな中、今回は月〜金の５日間、以下のようなスケジュールでトレーニング参加する事になりました。

 

月：Cadete E（２００２年の３軍）４部リーグ

火：Cadete D（２００３年の２軍）３部リーグ

水：Cadete C（２００２年の２軍）３部リーグ

木：Cadete D（２００３年の２軍）３部リーグ

金：Cadete B（２００３年の１軍）２部リーグ

 

金曜日には、同学年の１軍でやらせてもらえるなかなかの高待遇です！

そして、到着翌日の初日には、なんと、いきなり、クラブの都合もあって、CADETE A、つまり、２００２年生まれの１軍で練習参加させてもらう事になりました。

 

 

【辛口JULIOのレポート】

「１年ぶりにバルセロナに戻って来たAOSHI。初日はCADETEリーガ１部に所属しているSant Andreu のCADETE A（U１５の１軍）との貴重な練習となった。
　CADETE Aは今週からプレシーズンを開始した事もあり、フィジカルメニューも多く取り込まれた練習日だった。まずは体感トレーニングからスタート。続いて、サイドや中盤にフリーマンを置いてのポゼッションゲーム、そして、最後にはハーフコートのフリーゲームを行った。全体的になかなかハードなメニューだった。

　流石CADETE１部リーグを戦う選手達だけあって、皆んな色んな意味で速い！そして、体も強い！そんな中で、AOSHIは明らかに苦戦モードだった。
　ポゼッションやフリーゲームでは、ボールをなかなか持たせてもらえず、ボールが来たとしても、自分のプレーを全くさせてもらえない。だが、フリーゲームでは１トップに入り、クロスボールをフリーで頭で合わして１点を決める事に成功する！
　また、前線からの守備を頑張っていたので、監督から、BUENA！AOSHI！と褒められていた。

　全体的に、質の高い選手達の中に混じって、喰らい付くのがやっとという様子でしたが、必死にやらなければ追いつけないという環境の中で、とても良い経験が出来たと思う。」

 

AOSHI「皆んな、プレーも、状況判断も、とにかく速い。」と感想を述べていた。