エスパニョール・サマーキャンプ2016 速報4 【適応】

 キャンプ２日目。８時半から朝食を取り、１０時から午前のトレーニング開始。この日も４グループに分かれ、４種類のトレーニング。テーマは数的有利・不利な状況での攻防。ゴールを使った２対２対２。２つのゾーンにディフェンスが分かれた２対１。シュート練習からの１対２→３対２。そして紅白戦と、日本での練習より少し複雑なメニューとなった。更にそこに言葉の壁が存在するため、理解するのに少し時間がかかってしまうが、それぞれ理解しようと、必死に努力している姿をが見られた。

 

　2日目に入り、FUKI、SHOTA、TAKUMIの３人もようやく、グループに溶け込んできたようだ。ユニークなスペイン人コーチにヤキソバやワサビなど、日本風なニックネームをつけられ、練習中は叫ばれていた。

 

TAKERUは、練習途中で小指を痛め少しだけ休憩するも、最後まで高いパフォーマンスを見せていた。

 

みんなの人気者HIROは、左右の靴下が違うのが少々気になるが（笑）、練習中も中心的存在となり、トレーニングを盛り上げていた。練習が終わると、周囲の目線を気にせず、大好きな読書をする微笑ましい姿も見せてくれた。

 

 

　午後のトレーニングは昨日に引き続き、４チームに分かれ、トーナメント。やる気がないように見えて、負けず嫌いなスペイン人の気質に戸惑いを見せるも、３人もようやく自分のプレーを出せるようになってきた。２日目ということもあり、更に連携を深め、コンビネーションで打開していく場面も見られた。

 

 

　HIROの今日の午後のトレーニングは、サッカーテニス。いつの間に勉強していたのかと思うほど、流暢なスペイン語で得点を数えていたHIRO。英語とスペイン語を交えて、しっかり自己主張している姿には、去年からの成長が感じられた。

 

食事の際も、徐々にスペイン人とコミュニケーションを取れるようになってきた３人。一緒に写真を撮ったり、トランプでマジックをしたりと交流を深める姿も見られた。