昨年に引き続き、
常に妥協を許さず、熱血指導をぶつけて来るRobert。
そして、
CF Dammはカタルーニャ州では、バルサ、エスパニョールに次ぐ3番手争いの筆頭株の一つ。しかも、今回はユースAとBの混合チームで臨んで来た為、1999や2000年生まれの2つ、1つ年上の選手が相手とあって、体やフィジカルの差は戦前から、不利が指摘されていました。
GK 小畑 裕馬 DF 佐藤 潤 DF 青木 想真 DF 高橋 拓 DF 佐々木 勇輔 MF 山田 太翔 MF 千葉 武 MF 工藤 真人 MF 芦部 晃生 FW 清水 一雅 FW 佐藤 唯斗
試合は序盤は様子を見て来たDammに対し、後ろでボールを回せていたベガルタ。そこから、相手陣内に侵入しようとするも、なかなかフィニッシュまでは持って行けません。すると、前半15分に自分たちの右サイドを突破されると、そこからグラウンダーのクロスを中で合わされ、先制点を奪われてしまいます。比較的ボールを保持していた序盤だっただけに、あっさりとやられてしまった印象です。その後、コーナーキックからのこぼれ球を押し込まれると、Dammに所属するサムライ少年、GAKUにバイタルゾーンでのルーズボールをジャンピングボレー気味なシュートで叩き込まれ、0−3とリードを広げられてしまいます。
序盤は球際も厳しく、体格的な不利も粘り強く対応していたベガルタでしたが、特に相手の左サイドバックのドリブルやワンツーでの抜け出しに付いて行けず、何度も好機を作られてしまいます。
ベガルタはそれでも、大きなサイドチェンジから逆サイドのワイドの選手が突破を図ったり、左サイドの26番ASHIBEの個人技での突破などから多くの観客が詰めかけた会場を沸かすシーンも。そんな中、後方から一発の長いパスに抜け出した36番のKAZUMASAが前に出ていたGKの上を越すループシュートを決め、意地の1点を返す事に成功します!!!
後半に入り、ガラリとメンバーを変えてきたDammに対し、ベガルタは34番の高瀬 太一や32番の角田 拓海を投入し、状況打開を図ります。
先制点後辺りから、前からガンガン圧力を掛けて来るようになったDammに対し、ベガルタは弱気の選択をしたり、焦ってミスを繰り返すなど、なかなか思うようなプレーをさせてもらえない時間が続きます。それでも、中には自分の持ち味を発揮している選手もいて、懸命に対抗する姿も。それでも、相手の圧力や点差が開く毎に、徐々に戦うスピリッツが落ちて行ったのは課題材料。結局、その後もベガルタの左サイドを崩してからのセンターリングや、オフサイドぎりぎりで抜け出した選手にループを決められ、1−5で敗れる結果となりました。