投稿情報: 13:16 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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遂に、この日がやって来ました。
共に戦った戦友達は、この日、それぞれの家路に就く事になります。
今日旅立って行く4人は、およそ3週間、エスパニョールキャンプから始まり、ワールドカップ・スクールサッカートーナメントまで、ずっと一緒に過ごした4人です。共に笑い、時には喧嘩し、涙し、そしてまた笑った仲間。そんな彼らへのインタビューにて、2012年、少年達の夏の思い出を締めくくりたいと思います。
SHUNNOSUKE、YUMA、KEISUKE、KOTARO、また会おう!
Adios ! Hasta la proxima !
“大会を通じて、一番楽しかった事、嬉しかった事は!?”
KEISUKE「最後に一点決めた事。」
“逆に、辛かった事、悲しかった事は!?”
KEISUKE「5位決定戦で負けた事。」
“日本で通用していたのに、こっちではなかなか上手く行かなかった部分は!?”
KEISUKE「相手のパスワークを止められなかった。」
“日本と同様に通用して、自信が持てた部分は!?”
KEISUKE「あまり無い。」
“今後の目標は!?”
KEISUKE「ワールドカップで今度は1位になりたい。」
“もし、バルサやエスパニョールのプロクラブから欲しいと言われたら、どうしますか!?”
KEISUKE「受けます。」
“家に帰ったら真っ先に食べたいものは!?”
KEISUKE「日本だったらステーキ。ベトナムだったらブンチャ。」
“大会を通じて、一番楽しかった事、嬉しかった事は!?”
SHUNNOSUKE「スペインで出来た友達と話をしたり、スペイン人達のプレーを見れた事。」
“逆に、辛かった事、悲しかった事は!?”
SHUNNOSUKE「相手が背とかデカくて、激しく来るし、しっかりと準備していないと、上手くプレーが出来なかった。」
“日本で通用していたのに、こっちではなかなか上手く行かなかった部分は!?”
SHUNNOSUKE 「ボールキープやパスとか、全体的に、上手く行かなかった。こっちは激しく来るし、直ぐに潰しに来るから、判断とか早くして、素早くプレーしないと、通用 しない。ボールの置き所をもっとしっかりやらないと、直ぐにボールを取られてしまう。相手のディフェンスの技術が日本と違う。」
“日本と同様に通用して、自信が持てた部分は!?”
SHUNNOSUKE「・・・・・。まぁ、2点しか決められなかったけど、そのチャンスをきっちりものに出来たあの試合は、決定力が良かった。」
“今後の目標は!?”
SHUNNOSUKE「もっと周りを見て、素早く準備をして、あと、球際をもっと激しくやらないと。ボールを奪えるようになりたい。あと、止める、蹴るの技術をもっと頑張りたい。」
“もし、バルサやエスパニョールのプロクラブから欲しいと言われたら、どうしますか!?”
SHUNNOSUKE「一人でこっちに来る。」
“家に帰ったら真っ先に食べたいものは!?”
SHUNNOSUKE「日本米」
“大会を通じて、一番楽しかった事、嬉しかった事は!?”
YUMA「いつも負けていたロシアにやっと勝てた事。」
“逆に、辛かった事、悲しかった事は!?”
YUMA「ロシアにいっぱい削られた事。」
“日本で通用していたのに、こっちではなかなか上手く行かなかった部分は!?”
YUMA 「キーパーが上手いから、なかなかシュートが入らなかった。」
“日本と同様に通用して、自信が持てた部分は!?”
YUMA「ドリブル。」
“もっと上手くなる為に、努力しなきゃいけないと気付いた部分は!?”
YUMA「パスを出すタイミングと球際。」
“今後の目標は!?”
YUMA「9月にいっぱい大会があるから、全道大会に出られなかった分もあるし、自分の力でチームを優勝させたい。」
“もし、バルサやエスパニョールのプロクラブから欲しいと言われたら、どうしますか!?”
YUMA「一人で住めます。」
“家に帰ったら真っ先に食べたいものは!?”
YUMA「焼肉」
“大会を通じて、一番楽しかった事、嬉しかった事は!?”
KOTARO「メダルをもらえた事。」
“皆もらえたんだけど、それでもいいかな!?
KOTARO「うん。」
“逆に、辛かった事、悲しかった事は!?”
KOTARO「別にない。」
“日本で通用していたのに、こっちではなかなか上手く行かなかった部分は!?”
KOTARO 「ドリブル。」
“日本と同様に通用して、自信が持てた部分は!?”
KOTARO「パス。」
“もっと上手くなる為に、努力しなきゃいけないと気付いた部分は!?”
KOTARO「球際とか、もっと力を付けて、年上相手でも怖がらないで出来るようになりたい。」
“今後の目標は!?”
KOTARO「もっと一杯練習して、次はワールドカップで優勝したい!」
“もし、バルサやエスパニョールのプロクラブから欲しいと言われたら、どうしますか!?”
KOTARO「いやだ。」
“どうして!?家族と離れるのが寂しいか!?”
KOTARO「いや、スペインに住みたくない。」
“どうして!?”
KOTARO「煙草の匂いが臭いから。」
皆(爆笑)
“家に帰ったら真っ先に食べたいものは!?”
KOTARO「お寿司」
投稿情報: 20:51 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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大会が終わった翌日。今日は、IKUMIが帰国の日です。
仲間との再会を近い、ルフトハンザ・ドイツ航空の飛行機に乗って、IKUMIが機上の人となりました。
最後に、IKUMIのインタビューを掲載します。
“今大会を体験し、一番楽しかった事、嬉しかった事”
IKUMI「5点を決めた事」
“一番嬉しかったゴールは!?”
IKUMI「終了間際に決めた同点ゴールとなったフリーキック」
“逆に、悲しかった事、辛かった事は!?”
IKUMI「ない」
“日本では通じていたのに、こっちではなかなか通用しなかった部分”
IKUMI「ゴール前でのクロスの攻防で全然勝てなかった。日本では、結構競り勝てていたけど、こっちのゴール前の迫力というか、厳しさが全然違う。」
“こっちでも通用した、自信を持てた部分”
IKUMI「ドリブルはまぁ、出来たと思う。あと、フリーキック。」
“今後の目標”
IKUMI「スペインで経験した事を活かして、日本のチームでもいっぱい勝てるよう頑張る!」
一方、IKUMIと別れたSHUNNOSUKE、YUMA、KOTARO、KEISUKEの4人は、最後の市内観光へと繰り出します。
彼らに希望を聞くと、「またバルサショップに行きたい!あと、街の散策!」と言う事で、再びバルサショップへ行き、最後の買い物。そして旧市街を練り歩きました。
また、午後には大会で知り合ったKOSEIの家に行き、近くの公園でボールを蹴ってたっぷりと遊びました。
明日はいよいよ、日本へ帰国です。
投稿情報: 20:27 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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さぁ、いよいよ本日は大会最終日!各チームの最終順位が確定する決着の日です!
皆暑い中、ここまで良く闘い抜きました。悲喜こもごも、勝利の喜び、ゴールの嬉しさ、そして、負ける悔しさ、、、色んな事がありました。泣いても笑っても、これが最後。さぁ、サムライ少年達は、どんなプレーを見せてくれるのでしょうか!?
【Alevin(2001/02)大会】
さぁ、まずは、YUMAとKOSEI擁するWorld Team 2001/2002が9―15位決定戦を戦います。ここでは、7チームが10分間一本の総当たり戦を行い、その雌雄を決します。
さて、ラインナップと結果は、、、
● 0-1 AC Milan 2001
● 0-1 AC Milan 2002
○ 1-0 Seleccion Russia 2001
○ 1-0 Seleccion Russia 2002
○ 2-1 Venezuela 2002
○ 2-1 Plan Marcet 2002
10分一本と言う、短い時間で行われた各試合は、いずれも1点差の接戦。ポルトガルにあるAC Milanスクールの2チームにいずれも敗れたものの、特筆すべきは、「リーグ戦では、10回以上は泣かされた」と言う、ラフプレーのRussia 2002に遂に勝利した事。YUMAは、得点こそ無かったものの、4勝2敗の成績に、貢献すべく、奮闘していました。
Alevin World Teamは、大会11位でゴールインです。
【Infantil(1999/2000)大会】
続いては、SHUNNOSUKEとIKUMI擁するWorld Teamが5-8位決定戦に出場です。対戦相手は、今回、何と、1999年Infantilリーグで別会場で別行動を取っていたSeleccion 2000と言う選抜チームに入っていたKOSHIRO擁するチームとの対戦です。
今大会初となった注目の日本人対決。2000年選抜には、何と、ベルタと言う女の子もいます。
試合は、お互い、5位決定戦ながら、決勝進出へ向け、このセミファイナルに意地をぶつけ合います。大会の前半戦と比べ、すっかりと逞しく戦えるようになったWorld Teamは、それまでの勢いを発揮し、懸命に挑みます。一方、同じ2000年生まれのチームは、1999年のチームばかりの強豪リーグで揉まれ、そして7チーム中3位と言う結果を掴み取っただけあって、中盤のKOSHIROとベルタを軸に、試合の主導権を握ります。SHUNNOSUKEもIKUMIも懸命にプレーしますが、なかなか、思うようなプレーを繰り出す事が出来ません。なかなか上手く行かないイライラ、そして、負けたく無い気持ちから、この試合ではIKUMIの闘争心が爆発し、相手を激しく止めるシーンも。ラフなプレーに、審判も、「次やったら退場だ!」と息巻くほど。しかし、これくらい戦う気持ちがあって丁度いい!最後の最後で、IKUMIの眠っていた闘争心が遂に目を覚ました印象です。がしかし、徐々に押し込む2000年選抜。そして、ミスなども絡み、World Teamは次々に失点を重ねてしまいます。結局、試合は0-6でWorld Teamが2000年選抜に敗れる結果となりました。
そして、続いては7―8位決定戦に回ったWorld Teamが、Venezuela 1と対戦です。リーグ戦で2度戦い、1分1敗とまだ勝った事の無い相手。新生World Teamの力がどこまでアップしたのか、試される最終試験です。
試合はいつものように1-3-1-2で、HARUKAが2トップの一角、そして、IKUMIとSHUNNOSUKEが両サイドバックを務めます。その他、ルディ、オスカル、ロベルトもいます。
最後の試合だけに、皆、気合が入っています。試合はシーソーゲームの白熱した好ゲームとなります。HARUKAがゴールを決めれば、Venezuelaが引き離す。そんな展開の中、試合終了間際にWorld Teamが2-2の同点に追い付く劇的な展開で、試合はPK戦へ。キッカーはただ一人。SHUNNOSUKEとHARUKAが遠慮がちにする中、一人、「俺蹴りたい!」と手を上げたのはIKUMI。がしかし、チームの思いは、このチームでHARUKAやIKUMIと共に重要な得点源の働きをしたオスカルに。だが、そのオスカルがゴールを決める事が出来ず、試合はVenezuelaの勝利となりました。
これで、Infantilの大会が終了。World Teamは13チーム中、8位と言う成績となりました。
ちなみに、優勝したのは1999年選抜。そして、KOSHIRO擁する2000年選抜は、5位決定戦でKOSHIROのゴールに絡む活躍も実らず、3-4で敗れ、6位と言う成績になりました。
【Benjamin(2003/04)大会】
さぁ、最後はBenjamin大会。これで、いよいよ大会の全日程が終了です。5-8位決定戦に回る事になったKEISUKEとKOTARO擁する我らがWorld Team 2003/04。ここまで、大会を通じて4度対戦したPlan Marcet 2004と何と5度目の対決です。ここまでの戦績はWorld Teamの2勝1分1敗です。
KEISUKEはいつものように右サイドバックで先発、そして、KOTAROも揃って1トップで出場します。
勢いがあったのはWorld Team。エースのアレクサンダー等がここでも爆発。KOTARO、KEISUKEも懸命に走ります。
試合は、4-2でWorld Teamが勝利!5位決定戦のいよいよファイナルへ進みます。
そのファイナルの相手はVenezuela 2。リーグ戦では2度対戦し、1分1敗とまだ勝った事の無い相手です。しかし、この試合で、とてつもなく嬉しいニュースが飛び出します!ここまで、唯一ゴールを決めていなかったKEISUKE。何度かチャンスがあったものの、不運もあり、そのチャンスを逃していたこの男に、遂に待望の一発が生まれます!
カウンターの展開から、ボールが綺麗に、そしてダイナミックに繋がれていくと、最後はゴール中央のKOTAROから右サイドを駆け上がったKEISUKEへ。そのKEISUKEはボールを受けると、前にあったスペースにドリブルで持ち込んで、右斜め45度の角度からシュート!KEISUKE「ちょっと蹴り損ねた」と言うボールは、しかしながら十分な強烈さで低い絶妙な弾道でファーサイドのゴールに突き刺さります。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
ゴール、ゴール、ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール de KEISUKE !!!
KEISUKEの見事なゴールにより、World Teamが先制点を叩き出します!
KEISUKEも、そして、ゴールが無く、悔しい思いをしていたKEISUKEの事を知っているチームメイトも、そしてアタビ監督やエドゥコーチも、皆大喜びです!!!
試合は、その後、自力のあるVenezuelaが反撃、たちまち2点を奪われ、逆転に成功します。
負けたく無いWorld Teamは懸命に走ります。KOTAROが、KEISUKEが、闘争心を剥き出しにして、凄い形相を浮かべ、闘っています。負けたく無い。勝ちたい。懸命に、必死に歯を食いしばって走っています。
がしかし、彼らの健闘も実らず、ダメ押しの追加点を奪ったVenezuelaが、3-1で勝利しました。
World Teamは5位と言う結果でした。
さぁ、これで、闘いは終了です。
最後は、大会恒例のエキシビジョントレーニングを父兄に披露し、表彰式、選手全員にメダルと成績表が渡されました。
共に戦った戦友達と別れを告げ、帰路へと就きました。
投稿情報: 18:56 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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Buenos días !!!
¿Qué tal? ¿Cómo estáis?
いよいよ大会もクライマックスに近づいて来ました。大会は残り2日を残すのみです。
【Benjamin(2003/04)大会】
まずは、KEISUKEとKOTARO擁するWorld Team 2003/04が、昨日敗れたPlan Marcet 2004と再び対戦です。この試合では、先発出場したKOTAROが目覚ましい動きを見せます。本人曰く、「シュート13本くらい打ったよ!」(実際は6本程度<笑>)と元気に話してくれたように、1トップとして、チャンスに何度も絡み、気持ちの乗ったプレーを披露します。その内の一本は、ゴール前でボールを受け、右にかわして打った素晴らしいシュートでしたが、これはGKが横っ飛びで弾き、最後はゴールポストに当たって外れて行きます。惜しい!
一方、KEISUKEも監督に「守備の意識を常に忘れるな」と指示されながらも、チャンスと見るや、果敢に攻撃参加を仕掛けます。
そして、右サイドをオーバーラップしていたKEISUKEは、KOTAROが放ったシュートのこぼれ球を思いっきりシュート!強烈なシュートは、クロスバーを叩き、真下にバウンド、、、よっしゃぁ!ゴール!?弾かれたボールは、GKが跳ね飛ばします。ゴール!?ゴール!?KEISUKEはゴールだとばかりに手を上げて主張します。
が、何と、無情にも審判はゴールラインを完全に超えてないと言う判定で、ノーゴール!
納得いかない様子のKEISUKE。ここは気持ちを切り替えて、相手の速攻に直ぐに戻らなければ行けません。今大会、まだゴールの無いKEISUKEにとって、絶好のチャンスだっただけに、非常に残念なシーンです。
がしかし、試合は、接戦の末、World Teamが2-4で勝利しました!
続いての試合はVenezuela 1戦。今まで、1度も負けたことの無い相手に、World Teamが優勢に試合を進めます。KEISUKEは右サイドバックでいつものように先発出場、一方、KOTAROはベンチスタートです。
World Teamはエースの11番アレクサンダーを中心に、着実にチャンスを仕留めて行きます。そんな中、右サイドを駆け上がったKEISUKEが、右から鋭いクロスをゴール前に入れると、これをアレクサンダーが見事なボレーで叩きこみます。アレクサンダーは、ナイスKEISUKEと言わんばかりに、KEISUKEのところへ駆け寄って抱き合います。
さぁ、そしてKOTAROも登場です。いつものように1トップで前線を駆け回るKOTARO。がしかし、なかなか良い形で先程の試合のようにボールをもらえるシーンがありません。
そんな中、相手との競り合いでKEISUKEが痛み、監督に抱えてベンチに引き戻されるアクシデントが。どうやら打撲で、大した事は無いようですが、KEISUKEの顔は歪んでいます。
そして、試合は5-0でWorld Teamが快勝!決勝リーグは3勝1敗でPlan Marcet 2004と並んだものの、直接対決の成績でWorld Teamが1位となりました!
いよいよ明日はフィナーレ。World Teamは5―8位決定トーナメントの準決勝に進み、再び、Plan Marcet 2004と対戦する事になりました。
【Alevin(2001/02)大会】
続いてはAlevinです。昨日の2敗で優勝決定トーナメント進出への夢がほぼ断たれたWorld Team 2001/02。こうなったら、気持ちを切り替え、目の前の試合一つ一つに挑戦して行く事が重要です。
決勝リーグ、第3節の相手は、Seleccion 2001。リーグ戦では別グループにいた、2001年生まれの地域選抜チームです。
これまで、格上には守備が崩壊する傾向にあったWorld Team。この試合も、見事な程にその癖を露呈してしまいます。パスワーク、スピード、技術、相手の裏をかく巧みさ。どれを取っても2001選抜の方が上。YUMAも、そしてKOSEIも、なす術無しと言う感じで、何もさせてもらえず、0-9で大敗を喫します。今大会中、対戦した相手の中では、一番強い相手だったでしょう。
YUMA「何も出来なかった。強過ぎ。」と脱帽の様子でした。
続いて、決勝リーグ最終節の相手は、先程のチームの弟分、Seleccion 2002です。リーグ戦で既に2度対戦し、2度とも負けている相手だけに、何とか一矢を報いたいところ。
この試合では、1-2-3-1の布陣を敷き、YUMAは1トップの位置に今大会初めて入ります。KOSEIは右のサイドハーフです。
先制点を決めたのWorld Team。前線でボールを受けたYUMAが、ためを作り、その間に2列目から走り込んだファビアン(仮名)に絶妙なスルーパス。これをファビアンがきっちりと決めて、見事にWorld Teamが先制ゴールを掴み取ります。
その後は一進一退の展開が続き、前半を1-0のまま折り返します。
後半に入っても布陣は変わらず、互角の戦いが続きます。そんな中、右サイドのKOSEIから絶妙なスルーパスが前線を走るYUMAへ渡ります。ボールを受けたYUMAは、GKと一対一。YUMA「俺が蹴る前に少し右にキーパーが倒れかけたので、左を狙った」というシュートは、しかし、左でも、GKの手の届く範囲に蹴り込んでしまい、相手の左手に弾かれて、防がれてしまいます。こういう場面は何が何でもきっちりと決めたいところ。その後も、YUMA、KOSEIに1度ずつ決定機があったものの、ゴールを決める事が出来ません。
チャンスを逃していると、それがいつかはツケとなって自分に跳ね返って来てしまうもの。
何と後半の残り2分間で、怒涛の攻撃を見せたPlan Marcet 2002に2点を叩きこまれ、まさかの逆転負け。決勝リーグ、Bブロックは4戦4敗で最下位となってしまいました。
悔しがる2人。詰めが甘いと一言で片づけるのは簡単ですが、その最後の詰めをきっちりとやれるかやれないかは、非常に重要な事です。もっと貪欲に、最後のフィニッシュをこだわって、追求して行く必要があります。
明日の最終日は、9位-15位決定戦に回る事になります。予定では、全7チームが10分一本の総当たり戦を戦い、順位を決める事になりそうです。
【Infantil(1999/2000)大会】
さぁ、最後はIKUMIとSHUNNOSUKE擁するWorld Team 2000の戦いぶりです。
まずは、昨日大敗した相手、Venezuelaと再び対戦です。チームが“別の顔”を持つようになったきっかけとなったHARUKAは、それ以来、ずっとセンターフォワードとして挑みます。一方、IKUMIとSHUNNOSUKEは、中盤とサイドバックを交互に主に努めます。がしかし、やはり自力はVenezuela。いくら、チームが好転したとは言え、内容でも結果でも、相手が上。試合は、殆どチャンスを作れなかったWorld Teamが、0-3で敗れる形となりました。
最後は、Plan Marcet戦です。昨日は5-2で勝利した相手。ここにきっちりと勝てば、2次グループ2位となり、5-8位決定戦に回る事が出来ます。
リーグ戦の2回戦目、そして昨日の試合と2連勝中の相手に対し、World Teamは果敢に勢いをぶつけて行きます。この試合では、IKUMIもSHUNNOSUKEも、そしてHARUKAも躍動します。
そして、MFとFWを交互に務めていたIKUMIが、同じような形でスルーパスを受け、右サイドから確実にゴールに繋げ、2得点!!!試合は、見事に3-1で勝利しました!
投稿情報: 08:21 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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さぁ、昨日までのリーグ戦を受け、今日からは決勝リーグ・トーナメントが始まります。
【Infantil大会】
IKUMIとSHUNNOSUKEが参加しているInfantil大会は、2000大会と1999大会に出場しているチームが合体し、全13チームがリーグ戦の成績に応じて、決勝大会に挑みます。
残念ながら、最後の最後で輝きを見せたWorld Teamでしたが、それまでの成績が響き、リーグでは最下位。その為、下位リーグへと回る形となりました。下位リーグでは、Infantil2000大会の5位だったPlan Marcet 1とInfantil1999大会の最下位(6位)だったVenezuela 2との3チームによる2回戦総当たりのリーグ戦を行います。そして、その結果によって、上位2チームに入れれば、5位決定戦に進むチャンスが残されています。
まずはWorld Team vs Venezuela 2戦。Infantilの1999大会では最下位だったと言う未知の相手Venezuela 2。がしかし、勢いに乗り始めたWorld Teamを持ってしても、「あのチーム、強い。」だったようです。
2連勝した昨日に引き続きHARUKA1トップのフォーメーションを採用し、3バックの右にはIKUMIが左にはSHUNNOSUKEが入り日本人トリオ が揃って先発を果たします。試合開始早々、SHUNNOSUKEがやや高めの位置に出た際に出来た裏のスペースをつかれ、あっさり先制を許してしまいま す。このゴールで相手に勢いを与えてしまうと、そこから立て続けに更に2ゴールを許してしまいます。10分前後から徐々にWorld Teamも徐々に落ち着きを取り戻しパスが繋がり出すと、左サイドからのクロスを中で待ち構えていたHARUKAが落ち着いてトラップシュートし、見事 ゴールに吸い込まれます!!!さぁ、ここから反撃!っと行きたい所でしたが、SHUNNOSUKEが自陣でのドリブルを止められボールを奪われると、そのままドリブルで持ち込まれ更に追加点を奪われます。流れを引き寄せたいタイミングだっただけに、SHUNNOSUKEの低い位置でのボールロストは悔やまれます。早く点差を詰めたい中盤、相手ゴールからやや距離がある場所でFKを獲得すると、IKUMIと味方MFがキッカーは自分だとお互い主張し揉めて しまい、監督はIKUMIではなく味方MFに蹴らせろと指示しました。然し、中々引き下がらないIKUMIに対して、監督がついに交代を命じることとなり ました。勝つ為に自分で点を取りたいという強い気持ちが、今回は逆効果となってしまいましたが、これも厳しいフットボールの世界ではよくある光景です。 ピッチを出た際に、とても悔しそうにレガースを地面に叩きつけていたSHUNNOSUKE、その悔しさを糧に是非とも次に繋げて欲しいものです。一方の試 合の方はというと、揉め事で集中力を欠いてしまったのか、相手ゴールに攻め込むも簡単にボールを失うとカウンターを許すという場面が多くなり、終盤には相手に更に追加点を積み重ねられ、最終的には1-9という大敗を喫することとなりました。IKUMIにとっては非常に不満足な結果に、SHUNNOSUKE にとってもドリブルをしかけても直ぐにロストしたり、裏のスペースをつかれたりと守備面での課題が浮き彫りになる一戦となりました。
休憩を挟む事なく2戦目のPlan Marcet 1戦となり、体力面はもちろんの事大敗の嫌な空気を切り替える時間も十分取れない中、迎える一戦となりました。フォーメーションは引き続きHARUKAが 1トップ、SHUNNOSUKEはDFよりはやや高めの右MFのポジションに入りました。IKUMI は、前の試合の件が尾を引いたのか残念ながらベンチスタートとなりました。試合開始早々、体型でやや勝り気味なWorld Teamが攻勢をしかけます。トップのHARUKAはもちろん、SHUNNOSUKEも前の試合が嘘のようにドリブルで相手を置き去りにしていきます。そ して、右サイド高めでボールを受けたSHUNNOSUKEが相手を一人抜き去りセンタリングをあげると、中で待ち構えていたいたHARUKAが冷静に合わせて、ゴーーーール!!幸先良く、World Team 2000が先制します。直後の勢いをつけたい状況で、IKUMIも左サイドハーフとして交代出場。いっときは監督の怒りを買ったものの、実力は信頼されている証拠でしょう。その後は一進一退の攻防が続き2-1で前半を終えると、相手に疲れが見え始めた終盤にWorld Teamが一気にたたみかけます。その中心にいたのは、日本人トリオ。左からはIKUMIが右からSHUNNOSUKEがドリブルで果敢にサイドを攻め上 がりクロス、そのボールをHARUKAがシュート。またある時は、カウンターからドリブルで持ち込みシュート、こぼれ球も誰かが詰めて再度シュート。と、皆の躍動により5-2で見事に勝利をもぎ取りました!!!!HARUKAはハットトリックを達成、IKUMI、SHUNNOSUKEは得点こそならなかっ たものの幾度となくチャンスを演出し、また自らシュートを放っていました。
1戦目の大敗から上手く切り替える事が出来たのか、逆に吹っ切れて思いっきりプレーする事が出来たのか、2戦目は各々攻撃面で良い結果を得ることが出来ました。今後は、1戦目で課題が目立った守備面において(クロスへの対応、裏のスペースを取られる、当たりの弱さ等)、少しでも成長する事を意識して残りの試合に望んでくれるよう期待してます!!
【Alevin(2001/02)大会】
続いてはAlevin大会。リーグ戦は3勝1分4敗だったWorld Teamでしたが、5チーム中、3位に滑り込む事に成功し、優勝の可能性を残す決勝リーグに進出する事になりました。
決勝リーグは全10チームが5チームずつ2つのグループに分かれ、総当たり戦で上位2チームが決勝トーナメント準決勝に進出出来ると言う構図です。
決勝リーグのグループBに入ったWorld Teamは、AC Milan、Seleccion 2001、Seleccion 2002、Seleccion Valenciaと同組に入りました。AC Milanと聞くとドキッとしますが、同チームはAC Milan がポルトガルで運営しているスクールのチームが今回、決勝大会から参加する事になったのです。
さて、最初はSeleccion Valenciaと対戦したWorld Team。がしかし、相手はなかなかやります。YUMAもKOSEIも、World Teamは奮闘するものの、それをこじ開けて来るValencia。自力に勝るValenciaが、4-1で勝利を収めます。
続いては、対AC Milan戦。ポルトガルでAC Milanの始動を受けていると言う同スクール。実力の程や如何に!?
試合は、序盤、KOSEIの直接フリーキックなどで、互角の展開を演じていたものの、相手の猛攻に、徐々にWorld Teamの守備陣が崩壊して行きます。YUMAは2トップやトップ下など、攻撃的ポジションを任されるも、得意のドリブルがなかなか決まりません。相手の激しい寄せに対し、潰されてしまいます。彼の言う“ラフプレー”が、世界では常識的な標準プレー。それを自分の中でどう消化して行くのか!?今後の彼に注目です。
試合は、結局終盤に猛攻を仕掛けたAC Milan が7-2で勝利します。
【Benjamin(2003/04)大会】
最後はチビッ子軍団です。リーグ戦では、常に3位争いを演じていたチームが、最後につまづき、まさかの5位で終わってしまったWorld Team。その結果、5チームで争う決勝リーグには進む事が出来ず、下位リーグに進出する事となりました。
下位リーグは、World Teamに加え、リーグ戦6位だったPlan Marcet 2004と最下位だったVenezuela 1との3チームによる総当たり2回戦を戦います。その結果によって、最終日、順位決定決勝トーナメントを戦う形となります。
最初はPlan Marcet 2004戦。リーグ戦では、1勝1分と優位に対戦を進めた相手。いつものように、右サイドバックにKEISUKEが先発出場します。ところが、思いの他、Plan Marcetの奮闘に、World Teamは苦戦を強いられる形となります。
途中出場のKOTAROも、元気にハッスルプレーをしますが、なかなかゴールが決まりません。試合は1点を争う緊迫した展開の中、何と、World Teamはまさかの1-2での敗退となってしまいました。
気を取り直して、続くVenezuela 1戦。リーグ戦ではいずれも勝利した“カモ”だけに、ここではきっちりと勝っておきたいところです。
ここでは久々に先発出場したKOTARO。1トップの位置で、果敢にゴールを狙います。KOTAROの良いところは、日本で小2であれば、団子サッカーの癖で、ボールに寄って行ってしまいがちですが、彼はちゃんとデスマルケ(相手のマークを外す動き)をする事が出来、ボールを持った見方から離れて行って、スペースを探してボールを受ける事が出来ます。そこからパスを受け、何度かシュートを放つも、如何せん、パワー不足(苦笑)。こちらのキーパーからは、そう簡単にはゴールは奪えません。
しかし、頑張って奮闘するKOTAROに対し、遂にフットボールの女神が微笑みます。
本人曰く、「ワールドカップの決勝のイニエスタのゴールに似ている」と言うシーンは、左から持ち込む味方に対し、中央からやや右サイドへデスマルケによって見出したスペースに離れて行ったKOTAROに絶妙なパスが来ます。これをきっちりとゴールに向かってコントロールすると、一撃必殺の右足を振り抜きます。すると、ボールは飛びつくGKの右をすり抜け、ゴール左隅に突き刺さります!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
遂に!KOTAROにも歓喜の瞬間が訪れましたぁ!!!
「ちょっとだけ嬉しかった」と早くもかっこつけたセリフを繰り出すKOTARO!がしかし、紛れも無く、今大会で一番うれしい場面だった事には違いありません!
その後、KEISUKEも守備に奮闘し、5-0で快勝しました!
投稿情報: 21:55 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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Muy buenos dias !!!
今日も暑い!がしかし、この炎天下にも、やや慣れて来た感もあります。
さぁ、真夏の太陽を思いっきり浴びながら、今日も元気にキックオフ!!!
【Alevin(2001/02)大会】
YUMA擁するWorld Team 2001/02のこの日の初戦は強豪のSeleccion 2002。リーグ2位のチームで、前半戦の戦いでは1-7でWorld Teamは敗れています。
この日、YUMAは2バックの左で先発出場です。KOSEIも元気に右ハーフで出場です。がしかし、試合はほぼ一方的な展開となります。相手がかさにかかって攻めてくる時、YUMAのディフェンス力は無力にされてしまいます。球際の攻防、体のぶつかり合い、空中戦、相手のパスコースを読む動き、攻撃力のあるチームを前にした時、YUMAのディフェンス力が、課題となって浮き彫りになります。相手を止めようと言う気持ちが無いとは言わないものの、1回のみならず、こぼれ球への反応、第2、第3の攻撃に対し、粘り強いディフェンスを繰り出す事が出来ません。
試合は、いいところ無く、0-5で敗れてしまいます。
続いては、首位のSeleccion Russia。前回の対戦では、0-6で敗れただけでなく、相手の10番の選手に痛めつけられたYUMA。この試合では、意地を見せる事が出来るでしょうか!?
この試合では、1-2-3-1の中盤の真ん中、つまり、本来の位置に入ります。そうなると、マッチアップするのは相手のトップ下、ロシア人の10番となります。この10番、YUMAと同じ2001年生まれながら、体格は遥かに大きく、スピードもあり、テクニックもなかなかのものです。YUMAがボールを持つと、すかさず潰しに来て、YUMAはなかなか思うようにプレーをさせてもらえません。一方、相手10番が持つと、YUMAがアタックに行くのですが、スピードとダイナミックな動きを繰り出す10番を、なかなか止める事が出来ません。
しかし、先制点を上げたのはWorld Teamでした。
しばらくはリードする時間帯が続いたものの、自力に勝るRussiaは、それぞれが個の力を活かして突破し、サイドから、中央から、次々とWorld Teamゴールに襲い掛かります。一方、YUMAやKOSEIにチャンスが無かった訳ではありません。YUMAは右に開いてKOSEIからフリーで受けたボールをシュートしますが、惜しくもゴール左に外れてしまいます。ゴールから至近距離でのフリーで打ったシュートだけに、きっちりとコースに突き刺したいところでした。もう一つはゴール正面15mのフリーキック。がしかし、これもゴール左に外れてしまいます。
一方、KOSEIは懸命に体をぶつけ、当たり合いも激しく出来るようになっています。1年間バルセロナに住んで、“闘う”事の重要性を肌で感じ、適応している様子です。
この試合、再びラフプレーに、YUMAは倒され、泣き崩れます。
試合後、「こんなのサッカーじゃねぇ!」と泣きながらつぶやいていましたが、いえ、これが世界のフットボールなのです。世界水準からするば、日本の方が過保護な甘ちゃんフットボールに見えている訳です。この現実を受け入れ、立ち上がれるか、奮起出来るか!?葛藤するYUMAの勝負どころです。
試合は、2-7でWorld Teamの完敗となります。
これでAlevin 2002リーグの全日程が終了、我らがWorld Team 2001/02は、8試合を戦って、3勝1分4敗の成績でした。
【Benjamin(2003/04)大会】
先ずは1戦目は、対Plan Marcet 03戦。リーグ第2位の強豪です。前回の対戦では、2-3で惜しくも敗れた相手です。、KEISUKEは1-3-2-1の右サイドバックの定位置で先発出場を果たします。しかし、そろそろ遠征の疲れが出てきたのか、なかなかサ イドをかけあがるタイミングを見出せずやや消極的なプレーが目立ちます。試合の方は、自力で優る相手がリードを奪い1-2で前半を折返します。巻き返しを期待した後半の序盤、果敢に攻め上がる相手右サイドからのクロスをKEISUKEがゴール前でクリアミス。ボールがそのまま味方ゴールに吸い込まれ痛恨のオウンゴール。角度的に処理が難しいボールでしたが、相手のFWのプレッシャーがなかった場面だけに悔やまれる失点となりました。その後、エースの11番 アレクサンダー中心としたKOTARO等の攻撃陣の奮闘により1点を返しますが、最後の一点は追い付けず、再び2-3のスコアで敗れてしまいました。
試合後、やはり責任を感じてか気落ちしていたKEISUKEですが、コーチ、チームメイトがすかさず励ましていました。
そんな中迎えた、2戦目、相手はPlan Marcet 04。KEISUKEは、右サイドバックで再び先発出場を果たし、励ましてくれた仲間の為にもチャンスメイクに期待がかかります。試合開始早々、右サイドを駆け上がりクロスにてチャンスメイク。味方のシュートは残念ながら相手DFに阻まれますが、前の試合とは違い序盤から汚名返上とばかりの積極的なプレーを披露します。但し、攻撃に重きを置くとその反面もちろん守備面ではスペースが生まれ、両チーム共にゴール前でのプレーが多い白熱した試合となります。そんな中、チームを勝利に導く為に我等がFWのKOTAROが奮闘します。途中出場ながら、誰よりも声を出し積極的にボールを要求し得点を狙いにいきます。言語の壁がある中なかなかボールが来なくてもめげずに声を出し続け、いざボールがきたらドリブルで果敢にチャレンジしていきます。
試合は1点を先制したWorld Teamが同点に追い付かれ、再びリードを奪うも、再び追いつかれる展開。KEISUKEも頑張ろうとしているのですが、相手がそれを上回るパフォーマンスで攻略されてしまいます。結局、2-2で試合は終了、前回は勝利した相手に、勝ち星を手にする事は出来ませんでした。
これで、Benjaminリーグは全日程を終了、KEISUKEとKOTARO擁するWorld Teamは、全12試合を戦い、5勝3分4敗と言う成績でした。
【Infantil(2000)大会】
さぁ、最後はSHUNNOSUKEとIKUMI擁するWorld Team 2000です。ここまで8試合を1分7敗と散々な結果で来ているWorld Team。監督は、開き直って布陣を大きく変更します。すなわち、ここまで全試合センターバックでフル出場していたHARUKAを1-3-2-1の1トップに上げ、一方、これまで攻撃のタクトを振るっていた8番のルビーを巨漢ロベルトと共に2バックに据えます。3ハーフの右には、IKUMIが入ります。SHUNNOSUKEはベンチスタートです。
すると、前線のHARUKAを起点に攻勢に出るWorld Team。対戦相手、リーグ6位のPlan Marcet 1ゴールに襲い掛かります。右からのコーナーキック、HARUKAのセンターリングを中央でWorld Teamがボレーシュート。これが見事に決まり、World Teamが先制点を手に入れます!すると、今度はHARUKAが豪快にミドルシュートをゴール右上に突き刺します。更には、途中から左ハーフで出場したSHUNNOSUKEがスルーパスに抜け出すと、そのまま一人をかわしてドリブルシュート!これが見事に決まり、ようやく、SHUNNOSUKEに今大会初ゴールが生まれます!!!
前半を3-0で折り返したWorld Team。この日は皆、見違えるように良い動きをしています。守備でも、何度か相手に攻め込まれるも、体を張った粘り強いディフェンスで、対抗します。
すると、ゴール前でボールを受けたSHUNNOSUKEが相手をかわして、落ち着いてコースを狙い撃ち。これが見事に決まり、World Teamは4-0でリードを広げます。そして、最後はHARUKA。彼は、持っているものをフルに出して、全力で戦う事が出来る選手。見ていて、頼もしい選手です。2年間バルセロナに住んでいて、鍛えられたのでしょう。2年前は、それ程印象には残りませんでしたが、すっかり逞しく成長していました。そんな彼のこの日2点目のゴールで、5-0!遂に!遂にWorld Teamが大会初勝利をものにしましたぁ!!!!
この日のWorld Team 2000は、昨日までとはまるで違う姿。メンバーも変わっていないのに、一体何が起こったのでしょうか!?いずれにせよ、監督の思い切った采配が大成功、これまでは後方で頑張り屋のHARUKAが奮闘していましたが、彼を前線に持って来た事で、チームが前掛かりになり、それがこの試合の快勝に繋がったのは一つの要因でしょう。
さぁ、続いてこの日の2試合目。対戦相手はリーグ4位のPlan Marcet 2です。そして、この試合も、先程の勢いがそのまま続きます。前回は0-3で敗れた相手。がしかし、こうも同じチームが変わるものかと、World Teamの活き活きと躍動した姿が見られます。ポーカーフェイス系だったIKUMIも、いつの間にか、試合中、感情を表に出して闘うようになっています。
HARUKAは相変わらず、この試合も前線で全力プレー。それに釣られるように、SHUNNOSUKEも良い動きを見せています。この日のWorld Teamは、もはや昨日までのWorld Teamではありません。そんな中、サインプレーからHARUKAのコーナーキックを後方のニアサイドからIKUMIが豪快にシュート!これが見事に決まります。試合は互角のシーソーゲーム。World Teamがリードすれば、Plan Marcetが逆転。そんな逆転に次ぐ逆転の息詰まる攻防戦は、何と!4-3でWorld Teamが勝利を手にします!何と、今まで一勝も出来なかったチームが、連勝でリーグ最終戦を締めくくりました!
リーグ戦は全10試合を戦い、2勝1分7敗。後半戦だけの成績を見れば、2勝1分2敗と五分の成績でした。それだけに、前半戦の戦いぶりが悔やまれるところです。
これで、リーグ戦の日程は全て終了。明日からは、これまでのリーグ戦の成績を下に、決勝リーグ・トーナメントが開催されます。そこでは、ゲストチームとして、ACミランスクール、アトレチコ・マドリードスクールなども出場します。これから3日間に渡って行われる大会のクライマックス。果たして、最後に笑うのは誰になるのでしょう!?
投稿情報: 22:53 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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大会も遂に中日、5日目に突入です!
いつものように、6:45起床です。
が、なかなか皆、起きない起きない(苦笑)
ここ2日は特に暑い!風が無く、熱がこもる感じで、ピッチ上の気温は40度近いかもしれません。
それでも、サムライ少年達は、元気に頑張っています!
【Infantil(2000)大会】
まずはお兄ちゃん組。まずは、Seleccion U.S.A.戦。リーグ戦、ただ今首位の相手です。昨日と同様、サムライ少年トリオはそのまま1-3-2-1の3バックに右からSHUNNOSUKE、中央にHARUKA、そして、左サイドにIKUMIが入ります。両者の違いは、一つ一つのプレーの精度、球際の強さ、スピードなど、少しずつの積み重ねが差となって、U.S.A.への主導権と言う形になって表れます。相手の激しいプレスに、なかなか良い形を作れないWorld Team。この試合は、自力に勝るU.S.A.が、2-0で勝利しました。
続いて、17時半から対Seleccion Russia戦。リーグで現在2位の相手です。ここでは、右のSHUNNOSUKE、中央のHARUKAは変わらないのですが、IKUMIが一つ前に出て、右ハーフでの出場となります。
IKUMIもSHUNNOSUKEも、一つ良いプレーが出来るのですが、二つ目がなかなか成功しない。ロシアの粘り強いハードワークの前に、なかなか自分のプレーをさせてもらえません。昨日、少し喝を入れたSHUNNOSUKEは、右サイドバックながら、前へ出て行く意識を強めた感はありますが、良い形で何度か持ち込むものの、最後はパスを選択肢、それが上手く行かず、もったいない感があります。それでも、本人が、「まぁまぁ出来たと思う。」と語っているように、本人の中では、自分のプレーをある程度出せている感覚は持っているようです。それでも、右サイドバックとしてのディフェンス面での仕事は、まだまだ不安定。自分の背中にいるマークする相手を見失う場面が多々あり、1失点は、そこを突かれたものでした。
一方、IKUMIは懸命に頑張っています。が、長期の怪我開けが影響しているのか、俊敏性に欠け、ドリブルで抜いたり、逆に相手を止めたりと言うプレーがなかなか出来ません。それでも、シンプルに相手をかわしてパス。フリーの味方へパスと言う形で、攻撃にリズムを作ります。また、フリーキックには自信を持っているようで、ロシア人の9番ニコラスも常に蹴りたがるのですが、IKUMI、全く譲る気配がありません(笑)。
一度ベンチに引っこみ、再びSHUNNOSUKEの交代で右サイドバックで出場したIKUMI。1点ビハインドの展開で同点ゴールを目指し、攻勢に出ていたWorld Team。がしかし、ディフェンスは常に、相手の攻撃を意識して置く必要があります。ディフェンスなら特にです。がしかし、意識が前へ前へとなっていたIKUMIの裏に走り込んだ左サイドの選手が、見事に裏に抜けて、2点目のゴールを決めます。天を仰ぐIKUMI。ディフェンスに対する一瞬の油断が、致命傷となりました。
その後も攻めまくるWorld Team。Russiaゴール前で、8番のルビーを軸に何度もチャンスを掴むWorld Team。がしかし、あと寸でのところで、体を張ったRussiaの粘り強いプレー、そして、GKピロツキー(仮名)の再三に渡る好セーブで、World Teamは遂に、ゴールを割る事が出来ません。逆に、再びIKUMIの裏を突かれる形で失点を喫し、結局、0-4で敗れる形となりました。
今大会で初めて、悔し涙を浮かべるIKUMI。自分が失点の直接の原因となった事もあるでしょうが、ようやく、自分の中で勝ちたい気持ち、勝負にこだわる気持ちが悔しさとなって表れて来たようです。IKUMIの中で、本当の戦いは、これから始まるのかもしれません。
【Alevin(2001/02)大会】
続いては、YUMA擁するWorld Team Alevin。この日の相手はPlan Marcetです。前半戦の対戦では、0-0で引き分けた相手です。
World Teamの布陣は1-2-3-1。YUMAは2バックの右に入ります。KOSEIは中盤の左に入ります。
試合は、互角の戦いながら、後ろできっちりとした仕事が出来るYUMAを置く事によって落ち着き始めたWorld Teamが、徐々に主導権を握り始めます。YUMAの球出しから左サイドのスピードのあるルーカスが縦への突破で崩すと、中央へ折り返し。一旦は相手ディフェンスに弾かれたものの、こぼれ球を拾ったルーカスがダイレクトでループシュートを放つと、そのままゴールイン!World Teamが先制に成功します。
その後も攻めたてるWorld Team。すると、今度は左サイドでボールを受けたKOSEIが同じように狙い澄ましたループシュート。GKの頭を超えたボールは、見事にゴール右隅に吸い込まれます!KOSEI、今大会初ゴールです!!!
勢いづいたWorld Team。相手の攻撃は、YUMAが的確な対処で防ぎます。但し、空中戦や浮き球の処理には改善が必要のようです。胸トラップやヘディングで処理するべきシーンも、足を高く上げてプレーしようとし、ファールになるか、体ごと突っ込んでくる相手にボールを持って行かれる場面も。そんな中、途中から1トップに入ったKOSEIに縦パスが入ると、前へドリブルし、飛び込んでくるGKを右にかわして無人のゴールへ流し込むKOSEI!見事なKOSEIのこの日2点目のゴールで、World Teamが追加点、結局、4-0で快勝を収めました!
【Benjamin(2003/04)大会】
さぁ、最後はチビッ子軍団の登場です。
まずは、Venezuela 2戦です。前半戦では0-3で敗れた相手です。怪我の具合が心配されたKEISUKEですが、やはりただの打撲で、この日は右サイドバックの定位置で、復帰を果たします。試合は、昨日の連勝で勢いのあるWorld Teamが、Venezuelaと互角以上の戦いを演じます。得点源はやはり、エースの11番アレクサンダー。そのゴールをアシストしたのはKEISUKE、右サイドを駆け上がり、「とにかく、思いっきり中に蹴り込めば何かが起こると思った。」と言うシュート性のセンターリングは、相手ディフェンスの腹に食い込み、こぼれ球をアレクサンダーが押し込んでゴール!本当に何かが起こったKEISUKEのアシストによって、試合は、1-0でWorld Teamがリードのまま、後半の途中まで進みます。ここで、我らがKOTAROが登場です。相変わらず、意欲に満ち溢れたオーラを放ちプレーするKOTARO。ボールを呼びこむ声や、勝ちたいと言う気持ちは、誰よりも強く持っていて、そしてそれをピッチで表現しています。だが、リーグ戦でWorld Teamと3位争いを演じるVenezuelaは、そう簡単な相手ではありません。スピードや粘り強いディフェンスを持つVenezuelaに対し、フォワードで奮闘するKOTAROは、なかなか良い仕事をさせてもらえません。
そんな中、終盤にVenezuelaが猛攻を仕掛け、遂に同点ゴールをWorld Teamは許してしまいます。
試合はそのまま1-1の引分け。十分に勝てる試合だっただけに、残念な結果です。
最後はSeleccion 2003戦。ここまで、リーグ戦で首位を行っている相手。がしかし、World Teamは前半戦、彼らとやって2-2で引き分けています。しかもロスタイムにフリーキックを入れられるまでは、World Teamがリードしていた試合でした。それだけに、World Teamはやってやれない事はありません。
が、この日の相手は以前よりも力が上がっていました。フル出場したKEISUKE、後半丸々出場したKOTAROも、「殆ど何も出来なかった。」と言う試合は、0-4で完敗。KEISUKE「0-9ぐらいで負けた感じ」と感想をもらした通り、テクニック、スピード、激しさ、パスワーク、全てにおいて上を行った相手に、完敗と言う内容でした。
明日はいよいよ、リーグ戦最終節となります。果たして、どんなドラマが待っているのでしょうか!?
投稿情報: 20:23 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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さぁ、大会も3分の2に突入です。昨日は五輪オリンピックのサッカーが開幕。なでしごジャパンが見事にカナダを2-1で破ると言う吉報が届きました。我らがサムライ少年達も負けてはいられません!
【Benjamin(2002/03)大会】
さぁ、まずはチビッ子軍団。リーグ戦の前半戦6試合を3勝1分2敗とまずまずの成績で、7チーム中4位の位置に就けているWorld Team。今日の2試合は、いずれも一回戦目で勝利を収めたチーム。今日もしっかりと勝ち星を手にしたいところです。
最初に対戦したのはVenezuela 1。1-3-2-1の布陣で臨んだWorld Teamは、右サイドバックにKEISUKE、そして、1トップにはKOTAROがいます!そうです!今大会初先発の座を手にしたのです!
そのKOTARO、前線を駆け回り、味方に大声でボールを呼びこむ、いつもの元気な姿を見せます。ボールを追い掛けて懸命に走るKOTARO。ただし、相手もなかなか思うようにKOTAROにやりたいプレーをさせてくれません。ドリブルで縦に抜けようとしても、体を入れられて取られてしまう。それならばと今度は中へ切り替えし、パスを繋ぎます。また、右サイドでボールを受け、ワントラップからシュートに持ち込もうとしたところ、ワントラップ目が僅かに長くなってしまったところ、すかさず寄せられ、シュートに持ち込む事が出来ません。
それでも、ゴール前の混戦から、浮き球に飛びつき、シュートを狙うKOTARO。しかし、ボールは上手く当たらず、そのこぼれ球を結局味方が押し込んでゴール。あと一歩のところまで、KOTAROの初ゴールは来ています。
一方、すっかり定位置を掴んだKEISUKE。今日も堅実に仕事をし、チームのピンチを救います。ハードワークがなかなか板に付いて来ました。但し、頂けない点があります。それは、相手から受けたチャージや、相手のハンドをプレー中、審判がホイッスルを鳴らしていないのにもかかわらず、ファールをアピールしている事です。プレーは続行中です。実際にファールがあろうが、ハンドがあろうが、ホイッスルが鳴るまでは、プレーに集中しなければなりません。また、時折ソックスを直す癖があるのですが、これもプレー中、自分の近くで展開されている時も、その仕草をする時があります。プライオリティーは、まずは目の前のプレー。そこに全力で集中する。折角好プレーをし出しているのに、かと思うと、プレーへの集中力を欠いたような行動を取るのは、非常にもったいない。
試合は、4-1でWorld Teamが見事に勝利を収めました!
続いての試合、相手は、Seleccion 2004。初日も対戦し、拮抗した戦いを演じた好敵手です。この日も、しかりでした。試合は序盤、KEISUKEが相手の激しいチャージを受け、足首に打撲を受けて負傷します。そのままベンチに下がりアイシング。幸い、大したものでは無かったものの、この試合は大事を取って休みました。
試合は、Seleccion 2004が先制するも、エースの11番アレクサンダーが攻撃を牽引し、たちまち3-1と逆転します。すると今度はSeleccion 2004が逆襲し、1点を返す展開。後半の中盤、遂にKOTAROが投入されます。強いとは言え、相手は同じ歳。負ける訳には行きません。懸命に走るKOTARO。元気にボールを呼びこむまではいいのですが、そこからの仕掛けが上手く行きません。スピードにやや難ありのKOTARO。それだけに、これから足元の技術をしっかりと付けて行く必要があるでしょう。いずれにせよ、彼の戦うスタンス、積極的な姿勢は、傍から見ていて好感が持てます。
試合はこのまま3-2でWorld Teamが勝利を収めます!
【Infantil(2000)大会】
さて、次は上級生グループ。IKUMI & SHUNNOSUKEのWorld Teamは、Venezuela 1と対戦です。
この試合、1-3-1-2の3バックには、右からIKUMI、HARUKA、SHUNNOSUKEの日本人トリオが入ります。
試合は互角の展開。両チーム共に、中盤から先に展開する事が出来ず、お互いに決定機を創出する事が出来ません。Venezuelaのサイドからの攻撃に対し、両サイドバックのIKUMIとSHUNNOSUKEが対応するわけですが、IKUMIは粘り強くディフェンスしています。一方のSHUNNOSUKEも気持ち強く球際を行こうとしているのは伝わるのですが、それでも、まだまだ“軽い”。
また、7人制フットボールの相手との間合い、距離感にSHUNNOSUKEはまだ戸惑っているように感じます。そろそろ、この空間で、激しくプレスを掛けて来る相手に対し、自分の間合いを見つけ、そして、どういうプレーを選択して行くべきなのか、的を得たパフォーマンスを発揮してほしいところですが、まだ自分が選ぶ選択が、なかなか上手く行かず、ややフィット仕切れていない間があります。
とにかく、直ぐにパスコースを探そうとするSHUNNOSUKE。パスコースが無い時、パスコースが消されている時、仕方無しに自分で行こうとするのですが、思いっきりが悪く、プレーが成功しません。
チームが勝てないなら、チームが上手く行っていないなら、思い切って自分のプレーをガンガン出して、「俺がチームを引っ張ってやる!俺がチームを勝たせてやる!」ぐらいの気持ちでやっていい。
この日も、左サイドバックの位置から殆ど逸脱していないSHUNNOSUKE。領域を破り、殻を破り、ダイナミックにプレーしなければ、このチームが勝利の美酒を味わう事は難しいでしょう。
さて、試合は後半の中盤に、遂に均衡が破れ、World Teamが失点を喫してしまいます。やはり、このチームはまた負けてしまうのでしょうか!?
そんな中、後半のロスタイム。20mのフリーキックのチャンスを得ます。ここで、キッカーを主張するIKUMI。他の選手も蹴りたそうでしたが、主張勝ち。そして、助走から繰り出されたIKUMIのキックは、相手の壁を弾き、飛び付くGKも及ばず、
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
なんと、土壇場でWorld Teamは1-1の同点に追い付きます!!!
そして、ここで試合終了!何とも劇的な幕切れに、World Teamはまるで勝ったように大喜びです!!!
World Teamは、IKUMIの今大会2ゴール目となる値千金のゴールによって、遂に大会初勝ち点を手にしましたぁ!!!
【Alevin(2002/03)大会】
さぁ、最後はYUMA擁するAlevinのWorld Teamです。対戦相手はVenezuela、初戦ではYUMAのゴラッソで勝利している相手です。昨日の2戦での守備の崩壊を受け、メキシコ人監督フアン・アントニオは、チームの中心YUMAに対し、1-2-3-1の2バックの右を担当させます。
試合は、World Teamが優勢に試合を進めます。YUMAは一度右サイドを振り切られ、決定的な場面を作られた以外は、落ち着いたさばきでチームに安定感をもたらしています。そこから、攻撃陣が噛み合い出し、次々とゴールを奪って行きます。YUMAも、後方から惜しいミドルシュートを2本放つも、GKのファインセーブに阻まれるなど、ゴールを決める事が出来ませんでした。
試合は4-0でWorld Teamが快勝!初日以来の白星を手にしました!
投稿情報: 22:56 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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Hola ¿Qué tal?
さぁ、大会も今日で早くも3分の1が終わろうとしています。
この日が終わると、総当たり2回戦の1周目が終わる事になり、リーグを通しての力関係、全体像がはっきりする事になります。
【Alevin(2001~02)大会】
午後4時、まだまだ灼熱の太陽が照りつける日差しが強い中、YUMA擁するWorld Teamは、Seleccion 02と対戦です。名前の通り、選抜チームとは言え、相手は皆2002年生まれ。2001年生まれのYUMAにとっては、負けられない試合です。
ところが、試合は一方的な展開となります。しっかりとした守りから、時間を掛けない鋭いカウンター気味の攻撃で、次々とサイドのスペースを突き、攻撃を仕掛けて来るSeleccion 02。また、World Teamがボールを持った時には、嫌がる程に全員がしつこくディフェンスを仕掛けて来て、なかなかWorld Teamは攻撃を組み立てる事が出来ません。明らかに、チーム力ではSeleccion 02の方が上のようです。次々と失点繰り返すWorld Team。昨日までの2試合では、1勝1分と好調な成績を残していたものの、この日は守備が崩壊、1-7で敗れる結果となりました。YUMAは1度、ドリブルで1人、2人とかわしてシュートを放つ見せ場を作ったものの、全体的には、殆ど目立つ働きをする事が出来ませんでした。
続いての2試合目。5時半からSeleccion Russiaと対戦します。文字通り、ロシアから集まって来た少年達で結成されたチーム。2001年生まれのメンバーを中心に、体格では完全にRussiaの方が勝っています。
さて、試合は、序盤はロシアの猛攻を受けるものの、GKのファインセーブもあり、何とか耐えていたWorld Team。しかし、彼らの圧力に耐え切れず、遂に失点を喫してしまいます。ロシアは、World Teamがボールを持つと、反則すれすれの激しいチャージでボールを奪いに来ます。特に狙われたのはYUMA。“チュポン”なだけに、相手に削られやすくなります。何度も、倒されるYUMA。徐々に、冷静さを失ったYUMAは、プレーと関係ないところで相手を蹴飛ばしています。
その後も次々と失点を繰り返すWorld Team。最後は、競り合いの中で後ろから飛び込んで来た相手の10番にのしかかるように倒され、YUMAはピッチにうずくまってしまいます。試合は結局、0-6で、ロシア選抜の勝利となります。
試合後、悔しさと痛みで泣き崩れるYUMA。確かに、相手のプレーはラフだった事は間違いありません。がしかし、これもまた世界。ボールを巡る攻防は、時には綺麗事を言っていられない、格闘技の世界でもあるのです。そうしたボールへの執着心は、日本人は世界でもワーストクラスと断言出来るでしょう。これが、ハングリーなスポーツのフットボールの世界で、日本が世界の上位にもぐりこめない遠因の一つだと思います。
日本は、ディフェンスのレベル、激しいチャージのレベル、粘り強さのレベル、ボールへの飽くなき執着心のレベルをもっと上げる必要があるでしょう。また、そうしたガツガツ系の選手を、勇敢で獰猛な選手を、もっと評価すべきでしょう。ディフェンスのレベル、相手の攻撃を破壊するレベルをもっと上げなければ、相関的に攻撃のレベルは上がりません。屈強なディフェンスを突破する攻撃力は、屈強なディフェンスを前に鍛錬されなければ、身に着きません。
ドリブルが得意だと言って日本からやって来る少年のドリブルが通用しないのは、対峙しているディフェンスのレベルが違うからです。
破壊のレベルを上げ、そしてその破壊を乗り越える攻撃力を身に着ける。そういう文化の中で、バルサやスペイン代表のフットボールは生まれたのです。華やかなテクニックだけがフォーカスされる両者の魅了するフットボールは、そうしたディフェンスの激しい環境の中で、磨かれ、洗練されて行ったのです。
【Infantil(2000年)大会】
続いては、SHUNNOSUKE & IKUMI擁するWorld Team 2000の登場です。ここまで3戦全敗のWorld Team。何とか一矢報いて、リーグ戦後半に繋げたいところです。
最初の相手はPlan Marcet 1。2人のサムライ少年は、共にベンチスタートです。一方、バルセロナに1年住んでいるHARUKAは、ハードワークの出来る不動のセンターバックとして、ここまで全試合フル出場しています。チームの為に献身的なきついハードワークが出来る選手かどうかが、出場時間に反映されているのかもしれません。
しかし、World Teamはなかなか攻撃の形を作れません。相手のディフェンス組織を上回るパスワーク、もしくは個人技での突破が無く、シュートチャンスまで漕ぎ着ける事が出来ません。それでも、World TeamもHARUKAを中心とした粘り強さで、簡単に相手にチャンスを与えません。途中から、SHUNNOSUKEが登場します。そんな中、引き締まった攻防を先に制したのはPlan Marcet 1でした。World Team陣内でSHUNNOSUKEがボールを拾い、攻めこもうとした矢先、同じくルーズボールに反応していたHARUKAと交錯。それを拾ったPlan Marcet 1の選手がきっちりとチャンスを決め、World Teamは先制ゴールを許してしまいます。お互い日本人なのですから、咄嗟のコミュニケーションで対処すれば、この“事故”は起きなかったはず。何とももったいないシーンです。すると、後半から、IKUMIが登場します。IKUMIは左サイドのディフェンダー、一方、SHUNNOSUKEはこの日は1-3-2-1の中盤の右、つまり、本人の定位置に入りました。
昨日の反省を踏まえ、心なしか、2人共に激しさを持ってプレーしようとしていますが、それでも、まだまだ“えぐさ”が圧倒的に足りません。染み付いた習慣を、1日そこらで変えるのは本当に難しい。
お互いにゴールに結びつくチャンスをなかなか得られない中、次のゴールが再びPlan Marcet 1に生まれます。3バックの守備の組織、カバーリングや誰がアタックに行くのかなど、いまいちはっきりしない中途半端な対応を相手に突かれてしまいました。試合は、このまま0-2でWorld Teamが敗れる結果となりました。
続いてこの日の2試合目、対戦相手はPlan Marcet 2です。日本人トリオは、揃って先発出場します。不動のセンターバックHARUKAを最後尾に置き、SHUNNOSUKEとIKUMIは中盤でコンビを組みます。2人共にあまりドリブルが得意では無いのか、パスでの崩しで攻め込もうとしますが、なかなか良いコンビネーションを繰り出せず、相手を攻めあぐねます。また、パスを出そうと言う意図が見え見えの為、相手にプレーを読まれやすいと言うのも、自分達のプレーの成功率を下げる結果となっています。もっと、見せ掛けでも良いので、ドリブルするぞと言うポーズだけでも取った方が良いでしょう。一方、守備では、2列目から飛び出してくる相手を捕まえ切れず、HARUKAが釣り出されて、空いたスペースに入り込まれて突かれ、失点を許してしまいます。スペースが無ければ、スペースを創出する動きを繰り出し、そして出来たスペースを突く。実にシンプルで、尚且つ有効な攻めで、World Teamの守備陣を崩して行きます。試合は結局、0-3でPlan Marce 2の勝利に終わりました。
これで、リーグ前半戦が終了し、World Teamは5戦5敗。非常に苦しい展開となりました。がしかし、まだリーグ戦は半分残っています。ここから、どこまで奮起出来るか。それとも、このまま終わってしまうのか。明日から、リーグ戦総当たり2回戦目が始まります。
【Benjamin(2003/04)大会】
さて、最後はチビッ子軍団。我らがKOTARO & KEISUKE擁するWorld Teamは、Plan Marcet 2003と対戦です。KEISUKEは、右サイドバックで先発です。試合は互角の好ゲームとなります。先制したのはWorld Team。自陣でこぼれ球に反応したKEISUKEが、中盤の選手へしっかりとパスを繋ぐと、そこから右サイドへ大きく展開。そのまま6番の選手が持ち込んで見事なゴールを決めます。KEISUKEは、先制点の起点になりました。
さて、KEISUKEは、1試合1試合毎に、効果的なプレーで、チームに貢献出来るようになっています。GKから右サイドでボールを受けた時、周囲も見ずに、相手左ウイングの足音にビビッて、GKにバックパスを返し、何度かピンチを招いていた反省を受け、この日はしっかりとルックアップし、縦へ展開出来るようになって行きました。また、相変わらず、相手のカウンター気味の攻撃に対するカバーリングは、なかなかのものです。また、この日はオーバーラップから惜しいロングシュートを放つなど、攻撃面でも徐々に、存在感を出し始めています。一方のKOTARO、なんと、大会会場にスパイクを持って来ていない事が発覚!その罰として、この試合、最後まで出場する事が出来ませんでした。
試合はシーソーゲームの末、2-3でPlan Marcet 2003が逆転勝利を収めました。
続いては、リーグ戦前半戦最後の試合、対戦相手はPlan Marcet 2004です。先程のチームの弟分。KOTAROにとっては皆同じ歳。KEISUKEにとっては皆年下。負ける訳には行きません。
この試合も、KEISUKEは1-3-2-1の右サイドバック。KOTAROはベンチスタートです。
試合は、フィジカルで勝るWorld Teamが、相手に圧力を掛けて行きます。がしかし、Plan Marcet 2004も悪くありません。どちらも決定機を掴めず、中盤での主導権争いが繰り広げられます。そんな中、先制点を上げたのはWorld Teamです。そして、後半から、遂にKOTAROが登場です!
ここ2試合、出番が無かっただけに、「エネルギーが余っていた。」と本人が言うように、1トップの位置で、走りまくります。チャンスの時、ボールを受けられる位置に素早くポジションを取り、手を上げ、大声で「へいっ!」とボールを呼びこむKOTARO。試合中、声をしっかりと出せるのは、今回のサムライ少年の中では髄一です!
そんな元気印に、フットボールの神様はちょっとしたご褒美を与えてくれました。
1点を巡る緊迫した展開の中、World Teamはカウンター気味にチャンスを掴み、中央からドリブルで駆け上がった11番のアレクサンダーから左サイドに開いたKOTAROへスルーパスが飛び出します。これをドリブルで持ち出し、相手2人がKOTAROに食いついたところで、折り返しのセンターリング。これを仲間の9番がしっかりと押し込んでゴール!KOTAROの見事なアシストによって、World Team、勝利を決定付けるゴールを決める事に成功しました。アタビー監督の祝福を受けるKOTARO!このプレーがきっかけで、彼に多くのチャンスが巡って来る事を願います。
試合は2-0でWorld Teamが勝利!これでWorld Teamはリーグ前半戦6試合を3勝1分2敗と言う成績で折り返す事になりました。まだまだ、優勝の可能性は十分にあります!
投稿情報: 01:20 カテゴリー: W杯SSトーナメント2012夏 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
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