さぁ、大会も3分の2に突入です。昨日は五輪オリンピックのサッカーが開幕。なでしごジャパンが見事にカナダを2-1で破ると言う吉報が届きました。我らがサムライ少年達も負けてはいられません!
【Benjamin(2002/03)大会】
さぁ、まずはチビッ子軍団。リーグ戦の前半戦6試合を3勝1分2敗とまずまずの成績で、7チーム中4位の位置に就けているWorld Team。今日の2試合は、いずれも一回戦目で勝利を収めたチーム。今日もしっかりと勝ち星を手にしたいところです。
最初に対戦したのはVenezuela 1。1-3-2-1の布陣で臨んだWorld Teamは、右サイドバックにKEISUKE、そして、1トップにはKOTAROがいます!そうです!今大会初先発の座を手にしたのです!
そのKOTARO、前線を駆け回り、味方に大声でボールを呼びこむ、いつもの元気な姿を見せます。ボールを追い掛けて懸命に走るKOTARO。ただし、相手もなかなか思うようにKOTAROにやりたいプレーをさせてくれません。ドリブルで縦に抜けようとしても、体を入れられて取られてしまう。それならばと今度は中へ切り替えし、パスを繋ぎます。また、右サイドでボールを受け、ワントラップからシュートに持ち込もうとしたところ、ワントラップ目が僅かに長くなってしまったところ、すかさず寄せられ、シュートに持ち込む事が出来ません。
それでも、ゴール前の混戦から、浮き球に飛びつき、シュートを狙うKOTARO。しかし、ボールは上手く当たらず、そのこぼれ球を結局味方が押し込んでゴール。あと一歩のところまで、KOTAROの初ゴールは来ています。
一方、すっかり定位置を掴んだKEISUKE。今日も堅実に仕事をし、チームのピンチを救います。ハードワークがなかなか板に付いて来ました。但し、頂けない点があります。それは、相手から受けたチャージや、相手のハンドをプレー中、審判がホイッスルを鳴らしていないのにもかかわらず、ファールをアピールしている事です。プレーは続行中です。実際にファールがあろうが、ハンドがあろうが、ホイッスルが鳴るまでは、プレーに集中しなければなりません。また、時折ソックスを直す癖があるのですが、これもプレー中、自分の近くで展開されている時も、その仕草をする時があります。プライオリティーは、まずは目の前のプレー。そこに全力で集中する。折角好プレーをし出しているのに、かと思うと、プレーへの集中力を欠いたような行動を取るのは、非常にもったいない。
試合は、4-1でWorld Teamが見事に勝利を収めました!
続いての試合、相手は、Seleccion 2004。初日も対戦し、拮抗した戦いを演じた好敵手です。この日も、しかりでした。試合は序盤、KEISUKEが相手の激しいチャージを受け、足首に打撲を受けて負傷します。そのままベンチに下がりアイシング。幸い、大したものでは無かったものの、この試合は大事を取って休みました。
試合は、Seleccion 2004が先制するも、エースの11番アレクサンダーが攻撃を牽引し、たちまち3-1と逆転します。すると今度はSeleccion 2004が逆襲し、1点を返す展開。後半の中盤、遂にKOTAROが投入されます。強いとは言え、相手は同じ歳。負ける訳には行きません。懸命に走るKOTARO。元気にボールを呼びこむまではいいのですが、そこからの仕掛けが上手く行きません。スピードにやや難ありのKOTARO。それだけに、これから足元の技術をしっかりと付けて行く必要があるでしょう。いずれにせよ、彼の戦うスタンス、積極的な姿勢は、傍から見ていて好感が持てます。
試合はこのまま3-2でWorld Teamが勝利を収めます!
【Infantil(2000)大会】
さて、次は上級生グループ。IKUMI & SHUNNOSUKEのWorld Teamは、Venezuela 1と対戦です。
この試合、1-3-1-2の3バックには、右からIKUMI、HARUKA、SHUNNOSUKEの日本人トリオが入ります。
試合は互角の展開。両チーム共に、中盤から先に展開する事が出来ず、お互いに決定機を創出する事が出来ません。Venezuelaのサイドからの攻撃に対し、両サイドバックのIKUMIとSHUNNOSUKEが対応するわけですが、IKUMIは粘り強くディフェンスしています。一方のSHUNNOSUKEも気持ち強く球際を行こうとしているのは伝わるのですが、それでも、まだまだ“軽い”。
また、7人制フットボールの相手との間合い、距離感にSHUNNOSUKEはまだ戸惑っているように感じます。そろそろ、この空間で、激しくプレスを掛けて来る相手に対し、自分の間合いを見つけ、そして、どういうプレーを選択して行くべきなのか、的を得たパフォーマンスを発揮してほしいところですが、まだ自分が選ぶ選択が、なかなか上手く行かず、ややフィット仕切れていない間があります。
とにかく、直ぐにパスコースを探そうとするSHUNNOSUKE。パスコースが無い時、パスコースが消されている時、仕方無しに自分で行こうとするのですが、思いっきりが悪く、プレーが成功しません。
チームが勝てないなら、チームが上手く行っていないなら、思い切って自分のプレーをガンガン出して、「俺がチームを引っ張ってやる!俺がチームを勝たせてやる!」ぐらいの気持ちでやっていい。
この日も、左サイドバックの位置から殆ど逸脱していないSHUNNOSUKE。領域を破り、殻を破り、ダイナミックにプレーしなければ、このチームが勝利の美酒を味わう事は難しいでしょう。
さて、試合は後半の中盤に、遂に均衡が破れ、World Teamが失点を喫してしまいます。やはり、このチームはまた負けてしまうのでしょうか!?
そんな中、後半のロスタイム。20mのフリーキックのチャンスを得ます。ここで、キッカーを主張するIKUMI。他の選手も蹴りたそうでしたが、主張勝ち。そして、助走から繰り出されたIKUMIのキックは、相手の壁を弾き、飛び付くGKも及ばず、
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
なんと、土壇場でWorld Teamは1-1の同点に追い付きます!!!
そして、ここで試合終了!何とも劇的な幕切れに、World Teamはまるで勝ったように大喜びです!!!
World Teamは、IKUMIの今大会2ゴール目となる値千金のゴールによって、遂に大会初勝ち点を手にしましたぁ!!!
【Alevin(2002/03)大会】
さぁ、最後はYUMA擁するAlevinのWorld Teamです。対戦相手はVenezuela、初戦ではYUMAのゴラッソで勝利している相手です。昨日の2戦での守備の崩壊を受け、メキシコ人監督フアン・アントニオは、チームの中心YUMAに対し、1-2-3-1の2バックの右を担当させます。
試合は、World Teamが優勢に試合を進めます。YUMAは一度右サイドを振り切られ、決定的な場面を作られた以外は、落ち着いたさばきでチームに安定感をもたらしています。そこから、攻撃陣が噛み合い出し、次々とゴールを奪って行きます。YUMAも、後方から惜しいミドルシュートを2本放つも、GKのファインセーブに阻まれるなど、ゴールを決める事が出来ませんでした。
試合は4-0でWorld Teamが快勝!初日以来の白星を手にしました!
植松様、チームの皆様
連日お疲れ様です。大変お世話になっております。
地元では、団子サッカーになってくると腕組したり、果てはゴール前に寝そべっていたこともあるKOTARO。サッカー門外漢なので適切な表現ではないかも知れませんが、レポートから浮かぶ試合展開の濃度の濃さは、母がたまに見ていた子供サッカーと全く異なります。KOTAROは、きっとフルタイム出場できないこともあり、今の1秒1秒をかけがえのないものに感じていると思います。
昨日の日本対スペイン戦、サムライ少年のお兄さんたちを重ね合わせて観てしまいました。日本は勝利に沸いております。
投稿情報: KOTARO母 | 2012/07/27 02:06
さあ行くんだWorld Team初白星めざして!
谷がないと喜びは感じられない!
喜びになれてしまっては、喜びを喜びと感じられない!
はいあがろうとうして、そこに新しい発見があり喜びがあるもんさ!
さあ行くんだIKUMI!もっと行くんだIKUMI!
Ánimo!すべてのサムライ少年達よ!
投稿情報: IKUMI父 | 2012/07/27 13:01