新企画が登場致しました!その名も、【本場!バルサキャンプ】!!!
何とこの企画、バルサのトップチームからカンテラ(育成・下部組織)まで、全カテゴリーが使用するFCバルセロナの総合練習場ジョアン・ガンペール(Ciudad Deportiva Joan Gamper)にてトレーニングが行われるのです!!!
天然芝5面、人工芝4面のこの巨大施設にて、世界一のクラブの素晴らしい施設の中で、たっぷりと“バルサ”を堪能するこの企画。世界中から100名限定で募集され、今回、第一回の企画が実施されました。スペインの他、米国、ロシア、デンマーク、ノルウェー、イタリア、コロンビア、メキシコ、インドネシアなどなど、様々な国から若者達が集結していました。
この企画は、ユースとジュニアユースの学年を対象としています。
宿泊は、バルセロナ市内の宿舎を利用し、参加者達と共に寝食を共にしながら、午前と午後の2セッションを実質5日間、行うと言うプログラムです。
100人の選手達は、学年毎におよそ9つのグループに分けられ、その後、実力によって、入れ替えが行われます。各グループには、本場バルサスクールのコーチ陣が1人ずつつき、みっちりと指導が行われます。
ここで、類稀なる才能を発揮する事が出来れば、バルサから獲得の要請があるかも!!!
そんな夢のある企画に今回参加してくれたのが、バリ島に住むインドネシア人の父と日本人の母を持つハーフのKENTO。「いつか、スペインでプレーしてみたい!」と流暢な日本語で話してくれたKENTO。
今回のキャンプでは、バルサ特有のボールポゼションを中心としたトレーニングや、ポジショニング、オフ・ザ・ボールの動き方、体の使い方、キープの仕方等、当たり前ながら、重要なトレーニングを交えながら、様々な練習が行われました。また、毎日午後の最後の1時間は、練習のグループとは別のチーム分けが成され、7人制のフットボールの試合が行われました。
トップチームが隣のグラウンドでプレシーズンを始めた関係で、今回父兄や関係者に解放されたセッションは一回のみ。そんな、厳しいセキュリティー環境の中、その貴重な一日で撮影した写真と、KENTOのキャンプでの感想を以下、ご紹介します。
“キャンプを終えての感想は!?”
KENTO「凄く楽しかった。あっと言う間に終わった感じ。もっとやっていたい。」
“周りのレベルはどうだった!?”
KENTO「色んな国の人がいたけど、上手い人もいたし、速い人もいたし、強い人もいた。結構レベルは高かったけど、自分もやれたと思う。」
“キャンプを通じて、コーチ陣にどんな事を言われた。”
KENTO「奪われたら直ぐにプレスに行く。また、相手のプレスが速いので、素早く判断して、素早くプレーしていかなければならない。切り替えの部分だったり、ボールを持っていない時の動きをもっと工夫しろと言われました。」
“褒められたプレーはある!?”
KENTO「僕はディフェンダーなんだけど、そんなに背は無いけど、体は強い方なので、球際の攻防ではそんなに負けなかったし、ヘディングの競り合いも負けなかった。そういうプレーで、よくMuy bien(いいぞ!)って言ってもらえてました。」
“このキャンプに参加して良かったと思える点は!?”
KENTO「やっぱり、すぐ傍でトップチームが練習している同じ敷地の中で、こんなに凄い環境で体験出来ると言う事。毎日、バルサのユニフォームを着て練習出来たのも嬉しい。最後に、新シーズンのファーストユニフォームももらえました!」
“逆に、辛かった事、悲しかった事は!?”
KENTO「別に無いです。キャンプの前日は、週末と言う事で、皆で外出したんですけど、そういう中で直ぐに友達も出来たし、楽しくやれました。強いて言えば、バルサのトップチームの練習を見られなかった事。セキュリティーが厳しくて、“非公開だから駄目”と言われてしまいました。」でも、練習場から帰る時、バスの中からちらりとトップチームの選手を何人か見る事が出来ました。」
“今後の目標は!?”
KENTO「インドネシアは、スペインと比べると、まだまだ全然フットボールの環境が無い。だから、近い将来、こっちでやってみたいです!」