一週間の強豪クラブコルネヤ、エスパニョールスクールの練習を経て、土曜日は同スクールのリーグ戦に初参加です。
HIROTOとKEISUKEは、1部リーグ4チームの間で行われる2試合にいずれも参加しました。
第1試合は、ZamoraチームにてVicenteと対戦、3-1-2の2トップに入ったHIROTOは、右サイドから、パワフルなプレーぶりでボールキープ、突破を図ります。そして、何度か右足でシュートチャンスを得るも、シュートが枠を捉えません。 一方、KEISUKEも、2トップの一角に入り、得意の足元の技術を武器に、巧みなステップワークで、相手守備陣を揺さぶります。HIROTOが剛なら、KEISUKEは柔。なかなか、対象的で興味深い両選手です。
しかし、Zamoraのディフェンスが脆い。Vicenteの攻撃を、簡単に許してしまいます。次々と失点を重ねる中、KEISUKEがゴール前の混戦で飛び込み、意地のゴールを捻じ込みます。が、試合は1-4で、Zamoraの敗退となりました。
続く2試合目、今度はHIROTOがArgilesに入り、Boschに入ったKEISUKEと対決です。共に、互いのチームの2トップの一角に入った両人。KEISUKEは、相変わらずのキープ力とドリブルで、相手陣内に切れ込みます。彼の良い所は、体と体のぶつかり合い、接触プレーを恐れない点。小柄ながら、重心の低い点を逆利用し、自分の腰を相手に預け、体幹勝負で勝つ事が出来ます。球際の攻防GOOD!!!そこから、左足を駆使した巧みなステップワークによるドリブルが、なかなかのもの。
周囲からは、「あの中国人、いいじゃないかぁ!」と言う声が上がっています(笑)。
あとはここに、ワンツーなど、人を使ってよりシンプルに突破する方法も身につければ、より、突破力が増すでしょう。もっともっと相手ディフェンス陣にとって怖い存在になる為にも、プレーの幅、判断力に磨きを掛けてもらいたいところです。
がしかし、この試合、結果を残したのはHIROTO。
エスパニョールスクールリーグの王者Argilesのメンバーとして戦ったHIROTO。2トップを組んだテクニックのあるフアンホ(仮名)とのコンビネーションで、次々とBoschディフェンス陣をかいくぐり、そこからHIROTOの右足が次々とボールをゴールネットへ導きます。懸命にチャンスメイクに汗をかくも、それが成果とならないKEISUKEを尻目に、次々とゴールを決めるストライカーに目覚めたHIROTO。
終わってみれば、HIROTOの4ゴールの活躍で、7-0とArgilesが快勝劇を収めました。
満足行く活躍を見せ、すっきりした表情のHIROTO。それとは対照的に、顔を真っ赤にして、悔しそうな表情を浮かべるKEISUKE。
2人共、良いプレーをしていたと思います。
KEISUKEは、来週もエスパニョールスクールリーグ参戦予定。この鬱憤晴らしは、来週までお預けです。