MGF 現地レポート

個人留学2014秋 AOSHI 〜 地球上にはフットボール仲間がいっぱい！ 〜

　およそ５週間におよぶAOSHIの大冒険も、振り返ればあっという間に終わりの時がやって来ました。「去年よりもずっと長い期間だったので、最初は長いかなと思っていたけど、あっという間だった。」と本人も語る様に、楽しく過ごした日々の時が経つのは、やはり早かったようです。

 

【AOSHIの今後の課題】

★戦士の血。フットボールは戦（いくさ）です。時には“怒り”の気持ちを持って、戦わなければなりません。それがベースです。AOSHIは、ボールを相手から奪う時、まるで相手にダメージを追わせたくないかのようにアプローチします。が、そんな遠慮は不要です。時には激しいボディーコンタクトでぶつかり合い、そして、何が何でもボールを奪うという荒々しい気持ちが必要です。戦う血。ピッチ上に立ったら、何よりも必要な要素。AOSHIには、勇敢な戦士になってもらいたい。

 

★オフの動き。試合中、その場に立ち止まっている事が多い。動きが少ない。突っ立ていても、ボールは足元に入って来ない。もっと、試合展開や状況を見ながら、スペースを見つけ出し、そこに動いて味方からボールを受ける。ボールが来ない時は自分から呼び込みに行く。もしくはマークしている相手を外す動き。そうした、オフ・ザ・ボールの動きをもっと身につける必要がある。

 

★言語。これは、一朝一夕という訳にはいかないが、一つでも単語を覚え、現地の人間とコミュニケーションを取れるよう、日々努力していって欲しい。

 

 

【良かった点】

☆テクニックは良いものを持っていた。引き続き、磨きを掛けて行って欲しい。ただし、テクニックというのは、試合中で通用するものでなければならない。激しくボールを奪いに来る相手と対峙した状況、相手にプレッシャーを掛けられた状況でも、役に立つレベルにまで持って行って、初めて武器となるスキルと呼べる。

 

☆世界のフットボールを知る為に、フットボール大国スペインから学ぶために、たった一人で海を越えてやって来た。君は勇気がある。そして、海外でやってみたいという夢を実現させてくれた親にも感謝しよう。

 

☆言葉が十分に通用しなくても、コミュニケーションを取ろうと積極的に話しかけていた。日に日に、皆と溶け込んで行った。その結果、今回も沢山の友達が出来た。フットボール（サッカー）は地球上で沢山の少年達が大好きなスポーツ。フットボールが世界を繋いでくれる。フットボールを通じて、世界中の皆と仲間になれる！

 

 

今回も沢山の経験を経て、多くの事を感じ取ったはず。それらを、今後の糧として、また日々努力を続けて欲しい。頑張れ！AOSHI !!!　また会う日まで！HASTA PRONTO !!!

 

個人留学2014秋 AOSHI 〜 カンプノウ（バルサ vs セビージャ） 〜

　今回２度目のカンプノウでの試合観戦となったAOSHIとTAKERU。バルサ対セビージャの好カードは、メッシのハットトリックや、ネイマールのゴールなどでバルサが５−１と勝利！バルサファンのTAKERUは大喜び。一方、レアル・マドリーファンのAOSHIも、流石にスペクタクルなバルサのフットボールに魅了された様子でした。

個人留学2014秋 AOSHI 〜 エスパニョールスクールリーグ 〜

個人留学2014秋 AOSHI 〜 オフの動き 〜

【熱血チャビのレポート】

「土曜日はエスパニョール・スクールリーグに参戦。試合では多くのゴールが生まれた。だが、残念ながら、AOSHIはゴールを奪う事が出来なかった。課題は、オフの動き。味方がボールを持っている時、それに連動して、どこでどのようにボールを受けたらいいのかと工夫する動きが足りない。ボールを持った時は、的確な判断を繰り出していた。それは良かった。でも、自分がボールを持っていない時の動きは改善する必要があるな。」

 

個人留学2014秋 AOSHI 〜 世界遺産 〜

　この日の午前はゆっくりとバルセロナ市内散策。既に、前回みっちり観光しているAOSHIでしたが、この日もお約束のサグラダ・ファミリア、そして、同じく世界遺産のサン・パウ病院を訪れました。

個人留学2014秋 AOSHI 〜 戦力になれば出せるんだが、、、 〜

【熱血チャビのコメント】

　AOSHIの練習参加も２週目。慣れて来た事もあり、練習中に声が出るようになり、他のメンバーと絡むシーンが増えて来たのは好材料。言っている事はまだまだチンプンカンプンかもしれないけど、身振り手振りや覚えた片言の言葉を駆使し、コミュニケーションを図ろうという姿勢が何よりも大事。スペイン人はオープンなキャラクターで、ちょっかい出すのが好きだし、おしゃべり好き。そういう意味で、入りやすい雰囲気があるのも、AOSHIの溶け込みを助けてくれている。

　AOSHIも大分積極的にプレーするようになって来ている。監督が、「１１歳以下であれば、学生ビザ無しで、パスポートだけで週末の公式戦をプレー出来るようになった。AOSHIが戦力になると見なせば、週末起用するんだけど、、、」と言っていた。これは嬉しいニュースだけど、今の所は、その“戦力”とは見なされていないのが現実。頑張れ！AOSHI ！！！」

 

 

個人留学2014秋 AOSHI 〜 掛け持ちトレーニング！！！ 〜

　さて、AOSHIが来てから１週間が経過しましたが、ここで、固まったAOSHIの週のトレーニングプランをご紹介したいと思います。

　月：JUPITER（フピテル）

　火：エスパニョールスクール

　水：L’ HOSPITALET（オスピタレット）

　木：L’ HOSPITALET

　金：エスパニョールスクール

　土：エスパニョールスクール〈リーグ戦〉

　日：オフ（プロのリーガ試合観戦等）

 

　月、水、木で当初はオスピのトレーニングを受ける予定でしたが、それはオスピの２００３年チームのトップチーム（ALEVIN AもしくはB）で受け入れてもらえたらの場合で、残念ながら１週間のパフォーマンスを経て、２軍であるALEVIN C（アレビン・セー）での練習参加が確定、Cは月曜日に練習が無い為、急遽、フピテルに受け入れてもらう事になりました。すなわち、今回は３つのチームを掛け持ちで参加、修行をする事になりました。

　色んな環境でやれ、色んな友達が出来る！ポジティブに行きましょう！！！

 

個人留学2014秋 AOSHI 〜 カンプノウ試合観戦！！！ 〜

　この日はカンプノウでのリーガ第１０節、バルサ vs セルタの一戦を観戦しました。前節にようやくリーガデビューしたルイス・スアレスが先発出場した試合でしたが、バルサの攻撃はことごとくポストやGKの攻守に阻まれ、バルサがまさかの０−１で敗れる試合となりました。これでバルサはクラシコに続いてリーガ２連敗、遂に首位の座を明け渡す形となりました。もっとも、AOSHIはマドリーファンのようで、バルサのプレーに驚き、感動しながらも、結果にはほくそ笑んでいるようです。笑

 

個人留学2014秋 AOSHI 〜 少しずつ 〜

【熱血チャビのレポート】

　この日は２度目のエスパニョールスクール練習。ちょっとずつバルセロナの感触に慣れて来た（思い出して来た！？）のか、大分元気良く取り組めるようになって来たAOSHI。まだまだまだまだだけど、こうして、少しずつ、殻を破って、成長して行って欲しい！」

 

TAKERU y AOSHI 〜 国王杯 コルネヤ vs レアル・マドリー 〜

　この日は国王杯のベスト３２の戦い、３部のコルネヤ vs レアル・マドリーの試合がエスパニョールの本拠地、POWER 8スタジアムで行われました。およそ３万弱の大観衆を迎えて行われたこの試合は、先制されたコルネヤが１９分に追いつくなど、３５分までは１−１の同点、地元のコルネヤファンが大挙訪れたスタジアムを多いに盛り上げました。試合は結局、１−４で自力に勝るレアルが勝利。クリスティアーノこそいなかったものの、ハメス・ロドリゲス、ベンゼマ、イスコ、ハビエル・エルナンデス等が先発出場、今をときめくスター選手のプレーぶりに、AOSHIもTAKERUも食い入るように試合を見つめていました。