【MGFニュース】
Juvenil Primera Divición grupo 4
リーガ第13節、ホームにJUPITERを迎えたGINJI、YASUKAZU、ATSUSHIのサムライ青年トリオ擁するFundación Hermesは、先制される苦しい展開も、試合終了間際に起死回生の同点ゴールを決め、1-1で勝ち点1を拾い上げる形となりました。
GINJI「今回の試合は同点でした。僕は先発しました。前半は課題のタテ突破をどんどん仕掛けるも半数を失敗に終わってしま いました。でも後半はタテ突破や中に切り込んで行くなどと、何度もチャンスメイクしました。でももっとタテ突破を100パーセントに近づけるために日々努 力していきます!」
YASUKAZU「スタメンの中盤で出場しました。監督が代わり、サッカーも走るサッカーに変わって、体力面で厳しかったです。全て のセットプレーを任されたけど、なかなか良いボールをあげることが出来ませんでした。攻撃面では、みんな蹴ってばっかりだったけど、自分の所では、しっか り繋いで起点になったと思います。守備面でも型にはまっていてやりやすかったです。」
熱血スタッフDavidの評価
「Fundación Hermesは1-4-2-3-1のシステムを採用、我らがサムライ青年トリオは、揃って先発した。まずはATSUSHI。フル出場した彼は、センターバックの左でプレーした。特筆すべきは、一度、決定的案場面をオーバーヘッドのような形でラインぎりぎりでクリアーし、チームの失点を防いだ場面。あれはまるでサムライだったな!笑。あのプレーで、ATSUSHIも大分自信を持ってプレーしていた。一方、相手がスピードで勝負して来る時、苦心していたな。カーニョ(股抜き)をかまされた時は、かなり悔しそうだったな!笑。でも、全体として、最後尾から自分のミッションをしっかりとコナシ、全体的には悪く無かったな。後方からのフィードも良かった。ちょっと相手フォワードのプレッシャーを引きつけ過ぎる点は気になったけどな。最後尾だから、もっと確実性、安全性を念頭にプレーした方がいいと感じたな。いずれにせよ、彼のピッチ上での姿勢はグッド!だから、評価は6だ!
次はYASUKAZU。ダブルボランチでフル出場だった。彼には、チームの“頭脳”としての役割を期待されているんだけど、正直、その為に必要な頭脳を持っていなかったな。技術にいいものを持っているんだけど、繰り出すプレーがとても青い。状況判断、戦術面でもっとグレードアップしていかないと、この先キツイだろうな。あと、球際の競り合いで怖がっているのが良く分かる。あと、持ち過ぎてボールを失うシーンが多い。技術に自信があるから、ドリブルを選ぶのはいいんだけど、相手はそこで奪う事を狙っている訳で、結果として、ボールを失わないプレーに磨きを掛けなければいけない。フリーキックやコーナーキックなどのセットプレーは任されていた。特にセットプレーでは、壁に当たってしまっているケースが多かったけど、それではチャンスにならないし、せめて壁を超えるキックを身に付けるべきだろう。でないと、カウンターの餌食になる。全体としては、5だな。
最後はGINJI。ほぼフル出場し、左ウイングの位置でプレーした。終盤に10分程ベンチで過ごし、最後の一踏ん張りとして、再び投入された。そして、俺達が期待するGINJIを見れたのは、その再度ピッチに立った終盤の事だった。その際、ボールに触れ、自ら突破を試みていた。ただ、右利きの彼が左サイドに張ると、殆ど中へ切れ込んで行くワンパターンだから、相手ディフェンダーとしては対処しやすい。もっと、左足を駆使し、左サイドでの縦への突破の引き出しも手にしないと、相手に読まれる事になってしまう。GINJIはもうスペインで3シーズン目になるけど、左足は全然上手くなっていないと思う。夏に2ヶ月日本に帰る時には、それぞれが弱点を補う個人トレーニングに励むべきだ。GINJIの場合は、左足だと思う。もしくは、良く土のグラウンドでサムライ少年同士でボールを蹴る時、ただ楽しいメニューばかりやっていないで、そういう弱点を補う練習をするべきだろう。そうでなければ、彼らが望む領域には、永遠にたどり着けないんじゃないかな。前半は殆どボールを持った印象は無かったけど、終盤、同点を狙うチームは勢いづき、カウンターを繰り出す際、GINJIもその流れに乗るように、奮闘していた。トータルで、5.5だ!」