MGF 現地レポート

El Diario de ATSUSHI ~ １軍、そしてリーガデビュー！！！ ~

【MGF速報】

Juvenil Liga Preferente grupo 1

 

なんと、突然、ATSUSHIにチャンスが巡って来ました。１軍のリーガ第２節に招集されたのです！

と言う訳で、来週かと思われていたATSUSHIの公式戦デビューが、１週間早く訪れました。

ホームにBlanca Suburを迎えた一戦。ATSUSHIはベンチスタートとなります。試合はシーソーゲームの展開で、３－３の引分け。ATSUSHIは最後の１０分間に途中交代で出場し、ユース１軍デビューはもちろん、スペインでの公式戦デビューとなりました。

日々のトレーニングや、２軍での試合で努力の成果を発揮し続ければ（この週もJuvenil Bのプレシーズンマッチでは２ゴール！！）、必ずやこういうチャンスは沢山訪れるでしょう。そして、それを掴み取れるかどうかが本当の勝負。ATSUSHIの戦いがいよいよ本格スタートしました！！！

 

と言う訳で、Sant Ildefons Juvenil Aのスケジュールも掲載したいと思います。

12-13 Sant Ildefons Juvenil A calendario

El Diario de ATSUSHI ~ 12/13 リーガスケジュール ~

12-13 Sant Ildefons Juvenil B calendario

 

ATSUSHIの挑戦が、いよいよスタートします！

Sant Ildefons（サン・イルデフォンス）のJuvenil Bからスタートする事になったATSUSHIは、Juvenil（１９９４～９６年生まれのリーグ）の１a Divicion（４部リーグ）を戦う事になります。

　シーズン中にAチームに上がる為にも、まずは今のチームで全力疾走し、周囲の評価を掴み取って行く事が、当面の目標となります。

 

開幕戦は１０月６日（土）　対ESPLUGUENC  戦です。

 

今シーズンは、右サイドバックや、右サイドハーフで起用される事が予想されるATSUSHI。持ち味である球際の強さや、労を惜しまぬ活動量、そして、縦にガンガン仕掛けるプレーで、チームの劇薬になってもらいたいところです。また、右サイドバックと言う不慣れなポジションでも、守備の駆け引きやポジショニングを学び、プレーの幅を広げて行って欲しいと思います。

 

 

※スケジュール表はあくまでも予定です。チーム間の事情により、突然、日程が変更になる事がございます。集団での弾丸応援ツアー等を企画される場合には、くれぐれもスケジュールにはご注意下さい。

El Diario de ATSUSHI ~ 迷走 ~

　この日、ATSUSHI擁するサン・イルデフォンスJuvenil Bは、敵地Sant Cugatに乗り込んでのプレシーズンマッチを行いました。試合はSant Cugatが主導権を握る展開で進みます。プレシーズンでなかなか結果を出せていないサン・イルデフォンスは、この日も上手く繋げる事が出来ず、なかなかチームとしての攻撃の形を作り出す事が出来ません。

　１－０でリードされた展開で、後半からATSUSHIが登場します。右サイドバックの位置に入ったATSUSHIは、精力的な動きで、攻守に走ります。

　そして、オーバーラップから２度の得点好機に絡むも、１本のシュートはポストに阻まれてしまいます。

　試合は結局３－１で敗退。以前、チームとしての迷走が続きます。

 

El Diario de ATSUSHI y AREN ~ サムライ青年ダービー ~

　この日、ATSUSHI擁するSant Ildefons（サン・イルデフォンス）のJuvenil Bは、ホームにJupiter（フピテル）を迎え討ちました。Jupiterには、我らがARENが所属している為、“サムライ青年ダービー”と言う、興味深いプレシーズンマッチとなりました。

　共に後半から出場した２人。ATSUSHIは右サイドバック、ARENは１－４－３－３の左ウイングの位置に入りました。そうです！２人はがっつり、マッチアップする事になったのです。

　０－２でフピテルがリードして迎えた後半。序盤から、２人は球際で激しく競り合います。特に、ARENにだけは仕事をさせないとばかりに、ARENがボールを持った際のATSUSHIのチャージは、心なしか特に激しい気がします（笑）。それでも、１度、ARENがそのATSUSHIの壁を掻い潜り、強引に縦に突破するシーンを見せるなど、２人は互角に渡り合っていました。

　フピテルが更に１点を追加すると、ATSUSHIは右サイドハーフに１つ、ポジションを上げる事を命じられます。すると、本来のポジションで“よっしゃ！”とばかりに、ATSUSHIが張り切りだします。最初の何度かのプレーは空回りしたものの、徐々に粘り強いチェイシングと自信のある足元の技術で右サイドを制圧し始めると、ドリブルやパスで、右サイドからチャンスメイクします。そうして、徐々に勢いを増して来たサンイルは、２点を返す事に成功したものの、試合は２－３でフピテルの勝利となりました。

　ARENは、パスワークに特徴のあるフピテルのフットボールに合わせようと、まずまずのプレーを試みていましたが、本来の瞬発力ある突破など、スピードを活かしたプレーをなかなか繰り出す事が出来ず、やや消化不良の印象。時には、エゴイスティックに行っても良いのではと感じました。