【MGFニュース】
Juvenil Liga Preferente grupo 4
リーガ第12節、JIEI擁するEuropaは、敵地でJupiterと対戦しました。1-4-2-3-1のトップ下で先発出場したJIEIは、中盤での小気味良いパスワークに貢献します。体が小さいJIEIにとって、フィジカルコンタクトの勝負は分が悪いだけに、チャビの如く、ワンタッチ、ツータッチの丁寧なプレーでチームにリズムをもたらします。前半はややEuropaペース。特に、右サイドからのシュートカウンター気味の素早い攻撃から、中央へのクロスで決定機が2度あったものの、シュートがことごとくGKに弾き飛ばされてしまいます。そして、そのままスコアレスドローの状態が続きます。
チャンスを逃し続ければ、やがてそのツケが回ってくる。
試合が動いたのは78分、ホームのJupiterが遂に先制点を上げます。
しかし、Europaも直ぐに追いつき、白熱した攻防に、会場が湧きます。
そんな中、Jupiterのカウンターを防ごうと、JIEIが自陣のペナルティーエリア内でスライディングタックル。ぎりぎりの攻防の中、相手がエリア内で転倒し、ホームのサポーターが「PKだぁ!」と大騒ぎ!
がしかし、幸いにも、笛が吹かれる事はありませんでした。
が、その直後にJupiterが再び勝ち越しゴール。
そして、そのまま2-1で、Europaが敗れる結果となってしまいました。
前半の小気味良い動きとプレーに比べ、後半はやや存在感が薄れたJIEI。90分を通してのパフォーマンスと、そして、ゴールに絡むプレーに課題を残した試合となりました。