この日はアウェイにてMonlleu(モンジェウ)とのプレシーズンマッチ。バルセロナから北へ1時間。更に1時間走らせればフランスの国境と言う小さな町で、試合は行われました。
JIEIは先発出場し、1-4-3-3のオフェンシブMFを務めます。試合は、ほぼ互角の内容で、一進一退の攻防が続きます。そんな中、最初に絶好機を掴んだのがJIEI擁するEuropa(エウロパ)。2列目から一気に前線に駆け上がったJIEIに対し、後方から絶妙なクロスボールが飛んで来ると、これをダイナミックにジャンピングボレーシュート!ボールはしっかりと足でミートしたものの、ゴールキーパーの守備範囲に飛んでしまい、防がれてしまいます。
その後、中盤で小刻みにボールを回し、リズムを掴みたいJIEIでしたが、なかなか欲しいポイントで味方からボールを受ける事が出来ません。中盤でのパスワークでフラストレーションが募る中、それでも、2列目からの飛び出しで、何度か好機を作るなど、まずまずのプレーぶりを見せます。
後半には、3トップの真ん中に入り、“ファルソ・ヌエボ(ゼロトップ)”の位置に入り、小柄なJIEIが前線を駆け回り、攻撃の起点や前線からの守備のミッションを精力的にこなします。
そんな中、右からのコーナーキックをエウロパのセンターバックの5番がヘディングシュートを見事に決め、遂に先制点を上げる事に成功します。
すると今度は、、左サイドに開いてボールを受けたJIEIが、そのままドリブルで相手陣内深くまでえぐり、ペナルティーエリアに侵入した所で、倒され、PKをもらいます。
そして、そのままキッカーはJIEIに!
ゆっくりとした助走から、渾身込めて向かって左サイドへ蹴り込んだシュートは、、、
コースが甘く、相手GKにドンピシャで弾かれてしまいます。がしかし、弾んだボールに飛びついたJIEIは、再び左足で至近距離からシュートを放ちます。が、これも再び、GKの決死のセービングによって、防がれてしまいます。
頭を抱えるJIEI。
試合を決める決定的なゴールを奪う事が出来ませんでした。
74分にJIEIはお役御免。
すると、終了間際にエウロパはモンジェウのカウンターを許してしまい、1-1の同点、そのまま試合は引き分けに終わりました。
試合後、「いやぁ~、悔しいっす!あれは決めないと。あれ決めていれば、試合は勝てていたし。今日の出来は5。」
公式戦開幕まであと2週間。最低でも7~8の力を常に発揮出来るJIEIとなる為、精進は続きます。