【MGFニュース】
15-16 Primera Catalana grupo 1
リーガ第34節、ホームに9位のVICを迎えたAOZORA擁する18位のMOLLETENSEは、0−1で敗れる結果となりました。常に相手と接戦を演じながらも、最後は惜敗を喫する。今シーズンを象徴するような結果で、最終節を終えました。
この日のAOZORAは先発出場し、59分までプレーしました。
これで全日程が終了、AOZORA擁するMOLLETENSEは、2勝6分26敗の勝ち点12で最下位と言う、不名誉な結果に終わりました。
AOZORA個人は、チームのレギュラーメンバーとしてシーズンを通してプレーしましたが、僅か1ゴールは当然ながら、満足の行くものではありません。がしかし、オープンの5部リーグの中で、1年を通して試合に出続けた経験は、必ずや今後に生きて行くでしょう。フィールド内で、どの局面でどういうプレーを繰り出すべきかの整理が試合経験を通じて出来て来たAOZORA。その状況判断の能力に更に磨きが掛かれば、彼の技術が生きて行くでしょう。あとは決定力。シュートが下手くそと評される日本人プレーヤーの象徴的な存在から、異国で揉まれる中で、この課題も克服して行ってもらいたいものです!
【ホペイロDAIKIのレポート】
「AOZORA擁するMOLLETENSEは、リーガ最終節をホームでVICを迎えて行われました。この日のAOZORAは左サイドハーフで先発出場。試合は9位につけるVICが支配する展開。リズム良く中盤でボールをまわしゴールを狙う。対するMOLLETENSEもカウンターから反撃に出る。AOZORAも左サイドから果敢に仕掛け、チャンスを演出するもゴールを破ることはできず。前半25分には、ゴール前に走り込んだAOZORAが右サイドからのクロスをヘディングで合わせるも、ボールはゴールのわずか左にそれる。試合が動いたのは前半30分。左サイドを破られ、センタリングから失点しまい0-1。前半40分、MOLLETENSEにフリーキックのチャンス。ゴール前にあげたクロスを長身のセンターバックがヘディングで合わせるも、シュートはクロスバーに弾かれてしまう。1点ビハインドのままハーフタイムを迎える。
後半も、VICが試合を優位に進める展開。MOLLETENSEも相手のミスをつき、ゴールを狙うもなかなか得点を奪うことができない。AOZORAは後半15分に途中交代。長身のフォワードを投入し、1点を奪いに行くも試合はそのまま終了。リーガ最終節を黒星で終える形となってしまった。
この日のAOZORAは左サイドハーフで後半15まで出場。状況に応じてのプレー判断はシーズンを通じて成長。1試合の内に、一度訪れるか訪れないかの数少ないチャンスを決めれる選手になってもらいたい。評価は6。」