【MGFニュース】
Cadete Divición de Honor
リーガ第30節、アウェイでの3位の強豪CORNELLA戦に臨んだKAKERU & MASATOU擁するSABADELLは、2−1で敗れる結果となりました。
チームは全30試合を戦い、6勝7分17敗の勝ち点25で16チーム中14位の成績で終了しました。個人では、KAKERUが僅か1得点、MASATOUにおいては無得点という結果でした。
スペイン挑戦4シーズン目となるMASATOU、同3年目のKAKERU、2人にとって、今季は初めて、同じ歳のトップが集まる最上位リーグでプレーする事が出来ました。ようやく登り詰めた頂は、想像以上に険しく、高い岸壁だったようです。そこで、自分には何が足りないのか。何が通用するのか。ぎりぎりの戦いの中で、自分の課題や自分の拠り所となる武器の確認を明確に出来たのでは無いでしょうか。それこそが、2人が長年の頑張りで辿り着いた舞台で得た、収穫だったと思います。来シーズンはいよいよJUVENIL(ユース)のカテゴリーに突入するKAKERUとMASATOU。今季の苦い体験を実りある経験値とする為に、また新たな挑戦が既に始まっています。
MASATOU「シーズンの最初の方は出場できない時期があり、なかにはロスタイムに時間稼ぎで出場する試合もありました。その短い時間でなんとかしようと思いましたが、そううまく行きませんでした。一時期はチームをやめたいと思った事もありました。でも自分が選んで決めたチームだから最後までがんばることにしました。その直後にたまたまスタメンで出れる試合が来て自分のなかではこの試合が最後のチャンスだと思いました。その試合でいいプレーを見せることができその試合から主力としてシーズンを終えることができました。そして最後の方の試合では自分のポジションである左サイドだけでなくフォワードやトップ下でも出場していい経験ができました。ですが前線のポジションをやって再三ゴールに迫るも一点も決めれなかったのは悔しいです。これは自分のなかで大きな課題なので、絶対克服して行きます。チームは降格し、途中出場できない時期もありましたが、本当に今シーズンこのチームで戦えたことを誇りに思っています。」