【MGF速報】
Infantilリーグ Segunda División Grupo 8
リーガ第5節、アウェイでのGavaとの対決。我らがKAKERUは、3試合ぶりに出場、そして、いきなり先発出場です。4-2-3-1の1トップに入ったKAKERU。この日はあいにくの雨で、人工芝のピッチも所々で、パスが水で止まってしまうような悪条件。その為、両チーム共に、細かいパスワークを捨て、長いボールでのダイレクトなフットボールを展開し合います。久しぶりの出場、そして、前線を一人で担わなければならないKAKERU。「1トップの動き方、もらい方が良く分からない。」とこぼすように、プレーにやや迷いが伺えます。それでも、ゴール前の混戦の中、左足でシュートを放つシーンを掴むも、ボールは大きくクロスバーの上を超えてしまいます。
後半はベンチスタートとなったKAKERU。しかし、後半から1トップに入った20番の選手が上手く機能していないと悟ると、ペラ監督は再びKAKERUをピッチに送り出します。怪我で、練習や試合になかなか参加出来ていなかったKAKERUですが、彼のポテンシャルを買われていることが、この起用を見ても分かります。
その期待に応えるかのように、後半は2列目の選手と時折リズミカルなパスワークを繰り出し、チャンスを創出して行きます。一方、ストライカーとして、強引さ、自分が決めると言う意思が、まだまだ感じられません。
試合は、着実に加点したコルネヤが0-3で快勝、4勝目を上げました。これでチームは5連勝で首位を行くSant Ildefonsに次ぐ2位と、好順位をキープしました。
この試合で気になったのは、Gavaの31番の選手Jose。スーパー小さな彼は、ひょっとしたらAlevin(U11)の選手かもしれませんが、このInfantil(U13)のカテゴリーでプレーし、素晴らしい才能を見せてくれました。スピード、テクニック、視野の広さ、そして何よりも、sangre(闘うスピリッツ)が素晴らしい!悪天候で、フィジカルのハンディーキャップに苦しんでいましたが、好条件のピッチで、もっと見てみたい、センスの塊のような選手でした。
KAKERU「怪我開けでポジション取りがイマイチで、なかなかボールが回ってきませんでした。
だから、それをつぎの練習で修正したしたい。闘志は、自分のなかでは余りだせていなかったから、
もっと頑張って出すようにする。」