2009年4月18日(土)
今日はRENは、エスパニョールスクールリーグに参戦です。
何と今日は計4試合に出場することが出来ました。
7人制フットボール。20分ハーフを4試合、計160分間に及ぶ長丁場です。
全ての試合にフル出場していないとは言え、少なくとも今日は100分以上プレーしたでしょう。
そう!プロ以上です!!!
因みに試合前、RENとは例の如く!?賭けをしました。
“ゴール決めたら+4、枠内シュートやポストに当ったシュートはゼロポイント、アシストは+2、シュートを枠に外したら-2、チームが試合に勝ったら+5、そして、チームが試合に負けたら-3。引き分けはゼロ。合計ポイントで+1以上だったらRENの勝ち。ゼロ以下だったら俺の勝ち。負けた方がペットボトルのスポーツドリンクおごりな!”
REN「うぉ~、何だか燃えて来た!」
第一試合(Vicenteチーム参戦)
1997年生まれのRENは、95~96年生まれのチームに混ざっての参戦です。相手も95~96年チーム。試合は狭いコートの中でプレスの掛け合い。なかなか自由にボールを持てず、RENも思うようにボールコントロールが出来ません。試合は、相手の方が激しいプレスからボールを奪ってしっかりフィニッシュまで持って行きます。劣勢の中、RENは1アシスト1ゴールのなかなかの活躍。枠内シュートも2本放ちました。しかし、試合は2-3で敗れました。個人成績(賭け成績)は+3でした。
ここでは、2-3-1のワントップを務めたREN。相手センターバックを背負った時のポストプレーに課題が残りました。
第二試合(Canitoチーム参戦)
再び95~96年生まれに入れてもらったREN。そして、相手は98年生まれのRENにとっても年下のチーム。そして、グランドは広いピッチでの7人制フットボールでした。ここでは、フィジカルに勝るCanitoが圧倒的に優勢かと思いきや、相手チームの方がしっかりと
パスを繋いで良いフットボールを展開して行きます。RENも相手の99番、小さいながらもセンスのあるVictorに再三再四ドリブルを止められてしまいます。結果、試合は先制しながらも追いつかれる展開で1-1。RENの個人成績は1アシスト2枠内シュート、1枠外シュートで±ゼロでした。
試合後のRENは「こいつらカンテラのチーム!?」と聞く程、ちびっ子達はなかなかのフットボールを展開していました。“はっはっは、カンテラはこんなもんじゃないよ。彼等もスクールのチームだよ” REN「え”~、まじ!?」
第三試合(Zamoraチーム参戦)
またまた別の95~96年チームに入れてもらったREN。このチームはなかなかレベルの高い選手が揃っています。そして、相手もなかなか。先ほどの試合とはまった打って変わった環境です。そして、周りのレベルが上がると同時に、RENのパフォーマンスも良くなりました。試合は相手に2点先制される苦しい展開も、最後はRENのゴールなどで大逆転!3-2で勝利しました!RENの個人成績は1ゴール2アシスト2枠内シュート1枠外シュート、そしてチームの勝利で+7でした。
第四試合(スクール選抜)
そして、この日、予定外の展開が。バレンシアから95年生まれのチームがバルセロナに遠征に来ており、急遽エスパニョールスクールの選抜チームと対戦することに。そこに、97年生まれのRENも混ぜてもらうことになりました。相手はManicesというクラブチーム。RENよりも2歳年上だけに、皆デカイ!
そんな彼等は、スピード、パワー、どれをとっても格上で、即席チームはチンチンにやられ、試合は0-6で敗れました。RENも懸命に奮闘したのですが、枠内シュート2、そして試合に敗れた為、成績は-3でした。
結果、賭けは2勝2敗で痛み分けとなりました。
14時半からはRENと同じ97年生まれのエスパニョールのAlevin A vs バルサのAlevin Aのバルセロナダービーが偶々行われ、もちろん観戦しました。
同年代のエスパニョールとバルサの選手を同時に見られたRENは、「うめぇ~、はえ~」を連発。しかし、「でも頑張れば日本の自分のチームでも勝てるかも」と頼もしい発言も。そう、RENは日本では某J1の下部組織の選手なのです。
その夜は、エスパニョール寮でTV観戦。
ヘタフェvsバルサ戦
レクレアティーボvsレアル・マドリー戦
の2本立てをしっかりと堪能しました。
4月19日(日)
この日は昼に日本食レストラン「エル・ハポネス」で久々の日本食を堪能!
REN「お好み焼きも焼き鳥も焼きそばもつくねも寿司も刺身も上手かった!」
“日本帰ったらまず何食べたい!?”
REN「うどん!」
午後はモンジュイックスタジアムに行ってエスパニョールvsラシン・サンタンデールの試合観戦。
試合はイヴァン・アロンソのヘディングシュートでエスパニョールが1-0で勝利、貴重な勝ち点3を手にしました。今シーズンのエスパニョールのトップチームは大苦戦なのですが、同チームがこれまで上げた6勝の内、RENは2勝を目の当たりにした訳です。
“こりゃ、ひょっとするとエスパニョールに奇跡が起こって、1部残留するかもな。RENがラッキー・ボーイかもね”
REN「ははは、そうかも」
さぁ、明日からまたエスパニョールでの1週間が始まります。
by Keita Uematsu
お世話になっております。帰国してから、スペインのフットボ-ルを見始めました。(今頃!?で、恥ずかしい話です)RENが、なぜスペインのフットボ-ルにこだわり続けたのか、なぜイニエスタに憧れたのか、そして、イニエスタを超えるパスを出したい!と言ったのか、やっとわかりました。日本の協会でも、なんとか世界に追いつこうと、努力しているように見受けられます。「100年構想」なぜ100年なのか、その意味もわかりました。日本のサッカ-少年達を、全力でサポ-トしている植松さんに出会えた奇跡に、感謝しております。
投稿情報: k | 2009/04/24 03:18