RYUYAのバルセロナの生活が始まりおよそ1か月。数回にわけて、その様子をお伝えしていきたいと思います!
11月11日に到着したRYUYA。今回はVISAの取得のためにお母さんとの渡西となった。
空港についたRYUYAは長時間のぐったりとした様子。空港から早速コルネヤにあるホームステイ先のJavierの家に向かう。移動中も目が半分閉じかけているRYUYA。早くベッドで休みたい気持ちでいっぱい。
そして、コルネヤのJavierの家に到着。約1週間ぶりにJavierの家族との再会となったが、なかなかコミュニケーションがとれないRYUYA。結局この日は、お母さんとともにホテルに宿泊することになりました。バルセロナに何度も来ているものの、まだまだ相手の話す言葉を良く理解できないRYUYA。この環境の中で暮らしていくのは決して楽なことではないのでしょう。翌日からは学校も練習も再開することとなっていたが、
RYUYA「明日学校に行かないとだめ?」
Javier「学校に行かなかったら、練習もできないな。」
RYUYA「・・・・・。」
言葉が出ないRYUYA。そして、用意された夕飯も食べることができず、睡魔とこれから迎える新生活とにうなずくこともできないままにホテルに移動し、ベッドで就寝。これからどうなることかと少し不安がよぎるスタートとなりました。
そして、翌日から始まった学校。朝9時から昼の1時まではスペイン語の訓練学校へ。そして、午後からはJavierの娘Soniaも通う、公立の学校へ通うことになっています。午後の学校は、全ての授業がカタラン語で行われるために、始めのうちは、ほとんど理解できない中で過ごすことになるでしょう。そして、学校のあとは、夕方6時から早速コルネヤで練習に参加。なんとか、週末の試合に参加するために、アピールしなければなりません。一早くこちらでの生活リズムと言葉も含めた環境に適応する努力をしていかなければなりません。
という形で、始まったRYUYAのコルネヤでの生活。
これから迎える生活にRYUYAは適応していけるのでしょうか?
またまた、お母さんもスペイン語は全くわからない状況でのRYUYAとの挑戦。
この1か月の様子、そしてゲームの様子をアップしていきたいと思います!
ここで、本日まで行われた試合結果について、報告したいと思います。
11/7 SAN MAURO, U.D. ''A'' - CORNELLA U.D ''D'' 2-2 (RYUYA帰国中)
11/14 CORNELLA U.D ''D'' - VILANOVA GELTRU C.F. ''A'' 1-4(RYUYA出場NOゴール)
11/21 CORNELLA U.D ''D'' - IGUALADA, C.F. ''A'' 0-4 (RYUYA発熱のため欠場)
11/28 PRAT, A.E. ''B'' - CORNELLA U.D ''D'' 3-3
お母さんのレポート:RYUYAは、前半右サイドハーフでフル出場。前節は風邪で欠場したために、張り切って試合に挑むもののゴールはならず。という感じです。大きなミスはなく、無難にプレーをこなすRYUYA。ライン際で積極的にボールを追いかける姿勢が見られる。しかし、チームも全体的に調子が悪かったのか、監督のハビも失点に対してかなりお怒りの様子。RYUYAは後半の10分で途中交代。
という、結果でした。
今週の試合結果だけ、先にご報告。
12月5日
ホームで、オレンジのユニホームHRISTO STOITCHKOV C.F. Alevin Aを迎えての試合。RYUYAは右サイドに入ってスタメン出場。
前半押し込まれ気味のコルネヤ。左サイドから相手に攻撃を作られます。前半5分相手FW11番がボールを受けると、すかさずターン。ドリブルで切り込もうとしたところを3番マルコスがファール。相手にFKを与えてしまいます。ペナルティーエリアの僅かに外。距離は約20m。助走に入る相手9番。直接シュート!壁を超えたボールは枠の方向へ。GKのヨンが必死にはじくもボールは枠の中へ。先制点はSTOITHIKOV。コルネヤ、相手を追いかける形となります。
RYUYAは右サイドのライン際にぴったりと張り付く形でポジションを取ります。同サイドから縦に入るボールを受けても狭いスペースで囲まれてしまう場面が繰り返されます。また、逆サイドにボールがある時も、味方との距離がありすぎるため、なかなかボールを受けることができないRYUYA。自分のポジションを見つけることができません。ボールを追いかけるシーンは目立つのですが、ボールに絡む動きがなかなかできません。
前半20分。ゲームが動きます。コルネヤがゴール前で得たFK。セットするのは、ディフェンスのエリック。毎回フリーキックからゴールを量産するエリックの右足から今日もゴールが生まれます!コルネヤ1-1と試合を振り出しに戻します。
すると、その5分後。左サイドバックのセノンがゴール左25mの距離からミドルシュート!キーパーがはじいたボールにRYUYAが走り込みシュート!しかし、相手キーパーも素早くボールに体を寄せ、このボールをキャッチ。勇気のあるファインセーブに得点チャンスを阻まれます。前半終了間際、再びRYUYAにチャンスが訪れます。右サイドから斜め前方にダイアゴナルランしたRYUYAにボールが入ります。相手より前に抜け出したRYUYAゴール前までボールを運びます。しかしディフェンスもしつこく追いかけRYUYAの背後にしっかりと体を寄せます。苦しい体勢ながらもシュート!しかし相手に寄せられた分シュートに力が入りません。これもゴールならず。絶好のチャンスでしたが、決めきれないRYUYA。悔しがります。
ここで、前半終了。
後半が始まると、RYUYAの姿がピッチにありません。どうやら、前半最後のシーンで、相手ディフェンダーの足が腿の裏あたりに入った模様で負傷。RYUYAの代わりには10番をつけるアルベルトが入ります。このアルベルト、RYUYAと同じポジションながらもやや内側にポジションを取っているからか、次々とボールを受けることに成功します。すると、後半3分。流れを掴んだコルネヤ。中に絞って中央でボールを受けたアルベルトが相手ディフェンスを2人かわして見事なシュートをゴール左サイドに決め、2-1と逆転に成功します。
するとその数分後、左サイドからのクロスボールをファーサイドで受けたアルベルトが今度は、簡単に後ろのパウにボールを落とし、これをパウがシュート!ゴール!3-1と相手を引き離します!RYUYAにとってスタメンの座を争うことになる強力なライバルの出現です。
とどめは、左サイド代わって入ったエンリケ。ペナルティーエリアの中に切り込むと、マークに来た相手も振り切って左足でシュート!ゴラッソ!4-1とここでゲームに終止符を打ちます。
その後、RYUYAの出番はないまま試合は終了します。
コルネヤ久しぶりの勝利!!
試合後、RYUYAはちょっと浮かない表情。少し足も引きずっている様子でした。まだまだ、ゲームの中で存在感を発揮することができないRYUYA。ゴールからも1か月ほど遠ざかっています。試合で浮上した課題をしっかりと修正しながら、1試合1試合に全力に取り組んでもらいたいと思います。
By YUYA TAKAJI
りゅうや 新しい生活を楽しめよ。
わからないことに不安を感じず、何がおきるかわくわくスリルをもってチャレンジだ。
わかんないのがあたりまえ! 悩んでも結果は同じ。それなら
困ったときは、ナントカナルサの気持ちで前進あるのみ。
笑顔、笑顔、笑顔。
Koshiroもがんばっているからね。
エスパニョール経由でRマドリーに入るって気合いれているよ。
そっちいったら学校終わってから鍛えてくれよ。
投稿情報: koshiropapa | 2009/12/07 04:01
こうしろうぱぱ!ありがとうです!
龍哉へ
チームが勝ったんだから笑顔、笑顔!
ハビと仲良くなぁ!(笑)
新年早々挨拶に行くので・・・・・・・楽しみ。
投稿情報: 龍哉父 | 2009/12/08 10:22