3月11日から18日まで7泊9日の日程で、バルセロナに3人の高校生がやって来ます。彼等は、昨年末に茨城県の波崎で行われたユースの大会で優勝した桐蔭学園と、ベスト4入りした前橋育英から選ばれた、大会優秀選手の3人なのです。
今回は期間中、僅か3回ではありますが、下部組織のレベルはバルサと互角に渡り合うエスパニョールのユースBチームの練習に参加する事になりました。
高校サッカー界の期待の星達が、ヨーロッパでも屈指のレベルを誇るエスパニョールの育成の中で、その実力試しに挑みました。
練習参加したのは12日(金)、15日(月)、そして17日(水)の3日間でした。
やって来たのは桐蔭学園のSOTAROとSHUHEI、そして前橋育英のMASAKIの3人です。
今回は、エスパニョールのユースBは全員1993年生まれ。つまり、3人のサムライ戦士にとっては、皆年下ということになります。それだけに、負けてはいられません。
しかし、実際に練習が始まってみると、慣れない環境の中、言葉も通じない為、ふわりと入り込んでしまっている様子。それでも、技術のしっかりした3人は、徐々に練習のペースに慣れ、力を発揮して行きます。
それでも、3人の課題が浮き彫りになったのが、ボールポゼションの練習。8vs8、10vs10、もしくは5vs5という状況でのボール回しで、パスワークの中にスムーズに入って行けません。これは、慣れない環境にいるというよりも、もっとボールを受ける為の動き、声、そして球際の激しさなどが、明らかにサムライ高校生に不足しています。
初日のボールポゼションで殆ど何もボールを触らせてもらえなかった3人。いつもとかってが違う環境に放り込まれ、短期間で何処まで対応していけるのか、注目です。
by Keita Uematsu
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