今回、コルネヤの入団テストに挑戦しているYUKIとKOSHIRO。現在、彼等は2000年生まれチームの2軍にあたる、BenjaminCでトレーニングをしています。1軍であるBenjaminAは1部リーグで早くも優勝を達成したダントツチームの為、また、来シーズン、Alevinのカテゴリーもフットボール7(7人制フットボール)を行う事が決定した為、余程の逸材で無い限り、BenjaminA(来シーズンのAlevinB候補)に入り込む事は至難の業です。
尚且つ、いつも彼等には言っているのですが、”海外でプレーする。外国のチームに外国人として登録させてもらう=助っ人的な存在にならなければならない。チームでも3本の指に入る超主力級でなければならない。まぁ、「なんとかここの中で付いて行ける」程度だったら、言葉が通じる同じ実力のスペイン人を取った方が、彼等には良いからね。言葉が通じなくても、ピッチにいれば、必ずチームに貢献出来る。そういう存在になれなければ、スペインでプレーする事は出来ない。”
そういう意味でも、彼等がいきなりBenjaminAに入り込む事はそう容易い事ではありません。彼等は、同学年のバルサやエスパニョールにも勝ってしまうチームなのですから。
そんなわけで、4軍まである内の、2軍であるBenjaminCでトレーニングをしている2人。練習中のプレーぶりを見ていると、2人は十分に主力になれそうな気がします。
がしかし、彼等が今日、遂に本領を発揮しました。ミニゲーム。やはり、彼等は試合になると、「スイッチ」が入るフットボールの血を持っているようです。
この日行われた4+GKのミニゲームでは、3チームに分かれ、ゴールを決めた方が引き続きゲームが出来るというルールで行われました。しかし、白いビブスのチームは、1人足りない為、3+GKで構成されています。しかし、この3人がなかなかのプレーヤーであることが分かりました。普段の練習では、それ程際立っている印象は無かったのですが、ゲーム形式になると、強い!。フィジカルも強ければ、ゴールを捻じ込むという執念も強い。それ程テクニシャンでは無いけれど、粘り強い1対1で相手からボールを奪い、そして奪われない。1人少ないながらも、このチームが連続ゴールを上げ、KOSHIRO擁するオレンジチームや、YUKI擁するグリーンチームを次々と退けていました。
YUKIやKOSHIROも懸命に自分達のプレーを出そうと、声を出し、ボールを呼び込もうとしますが、なかなかお互いの意図が合いません。逆に、激しい一対一の攻防で、苦戦を強いられているように映りました。
どうやら、BenjaminC、侮れません。
by Keita Uematsu
tt
ぜひ本物の強さを身につけてください。
それかその強さをいなせる一流の間合いを感じ取ってください。
奪われずに攻めるためには何が1番なのか ひらめくことができるようになれるまで頑張り続けよう。
投稿情報: koshiro papa | 2010/05/09 15:59