Hola !
さぁ、到着翌日、早速チーム探しに動きます。向かった先はエスパニョール。1999年世代では、バルサやレアル・マドリーを破り、チャンピオンになっているエスパニョール。ましてや、新レギュレーションによって、今シーズンはフットボール7に移行する為、何名か選手をカットしていると言う状況の中、難しい挑戦であることは分かっています。しかし、この夏のプレーぶりを見て、GAKUなら、挑戦する価値があると思い、今回のトライとなりました。
ところが、いきなりのハプニング。なんでも、「エスパニョールの専属のスカウトが急遽トライアウトを2人連れて来て、今週から見ているんだ。今シーズンは少数精鋭でトレーニングする方針の為、悪いが、GAKUは来週の1週間で、トライアウトを受けてもらう事になる。」との事。なんと、練習参加を拒否されてしまったのです。
何でも起こり得るのがフットボールの世界。
まぁ、チャンスがゼロになった訳では無いので、気持ちを切り替えて行きましょう。
と言う訳で、この日は練習を見学する事になったGAKU。外から、スペインのチャンピオンチームの実力をチェックします。決して、スーパーな選手がいる訳では無いチームなのに、何故強いのか!?それは、1人1人がフットボールを良く理解していて、そして、チームとしての戦術が浸透し、高い水準でチームとして完成しているからなのです。
練習を見学しながら、(う~ん、ここに言葉の通じない日本人が入り込むのは相当至難の業かも)と感じつつも、
“GAKU、どう、見ていて!?”
GAKU 「確かにスーパーな感じはしないけど、一人一人の技術がしっかりしてますね。でも、やれない事は無いと思う。」
と、頼もしい発言。
練習メニューの中に、全員が25m程のグリッドに全員が入り、ランダムに動きながら、ボールを受ける前に、次に自分がパスを出す選手を事前に決め、その名前を呼んでからパスを受けてコントロールし、そしてパスをその呼んだ選手にパスをする練習がありました。
“これ、飛び入りの選手じゃ、周りの選手の名前が分からなくて、出来ないな!?” とGAKUに言うと、
私がある程度の選手の名前を知っていたと言うのもあり、一人一人の名前をたちまち覚え込んでいました。
そして、練習が終わる頃には、ほぼ全員の名前を覚えてしまいました。
来週月曜日の練習で、この事前準備が有効に活かされる事でしょう。
そして、全く活動が無いのはコンディション的にも良くないと言うことで、木曜日はコルネヤの1999年の1軍、Alevin A の練習参加をさせてもらえることに。
そこでは、無難なボール捌きで、視野の広さをアピールしていました。一方、球際の厳しさ、プレーの激しさと言う点で、物足りなさを感じました。
GAKU「お父さんには、とにかくがむしゃらにやってこい、と言われました。」と言っていた彼。
ここでチームを掴み取るには、そこがポイントになりそうです。
by Keita Uematsu
GAKU
エスパをびっくりさせてやれ。
サムライ軍団の未来のためにエスパ入団の道を切り開いてくれ。
投稿情報: koshiro papa | 2010/09/06 01:29