Muy buenos dias !!!
GAKUのエスパニョールへの挑戦が始まりました!
エスパニョールの1999年チームは、バルサやレアル・マドリーを下したチャンピオンチーム。
今月に入って何人ものトライアウト生が各国から来ていますが、中には1日で不合格通知をもらう選手も。7人制のチームは通常14名構成。そして、既にこのチームには14名の選手がいます。既にチームとして固まったチャンピオンチーム。定員に達しているメンバー数。言葉の壁。GAKUも余程の実力を表現しなければ、チャンスはゼロです。外国人であるにもかかわらず、15人目であるにもかかわらず、その選手を取ると言うことは、「こいつならかなり戦力になる」と思わせる必要があります。
しかし、敢えて厳しい関門と分かっていながらもチャレンジを望んだGAKU。その練習環境、そして、選手となった場合の待遇などを聞いて、やる気を漲らせるGAKU。夏のサマーキャンプを通じ、スペインフットボールのレベルを十分に体感し、そして、その鉄が冷めやらぬ感覚を残した段階で臨む今回の挑戦。期待は高まります。
そんなGAKU。エスパニョールの猛者達の中に混じっても、持ち味を発揮し、卒無くプレーします。
しかし、卒無くでは駄目です。“ この中に混ざってもなんとか付いて行ける” では無く、“ この中で、際立つ存在 ” である必要があるのです。それが、外国でプレーすると言う事です。すなわち、言葉のハンディを持ってしても、十分に助っ人となり得る存在となれるかどうかが、勝負の分かれ道になるのです。
非常に難しい挑戦であることは承知の上。そこに果敢に挑む事に価値があるのです。
周囲を見る目、そして、的確なプレーを選択する決断と実行力、そしてそれを実現する技術。GAKUの良さはまずまず発揮出来ているようです。一方、激しさ、1つ1つのプレーに対する厳しさが、やや周囲のメンバーと比べて欠けているきらいがあります。フィジカルでも十分に戦える素地があるだけに、もっと激しいプレーも身に付けて行く事が必要となるでしょう。時折、スライディングタックルでボールを奪うなど、素晴らしいプレーも見せるのですが、一方で、ふわふわとした印象も見受けられる時があり、やや“ ムラ ” が見て取れます。
練習の最後には7 vs 7 の紅白戦。最初はベンチから見ていたGAKUですが、途中、ポールやセルジに代わり、3‐1‐2のトップ下の位置で出場し、すんなりとプレーをこなす器用なGAKUの姿がありました。
ややポジショニングで頂けないシーンや、前線との絡みの積極性に欠けるきらいはありましたが、中盤からのミドルシュートをゴール左隅へ一本決め、まずまずの初日アピールとなったようです。
by Keita Uematsu
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