さて、兄弟でスペインに挑戦に来たRyunosukeとKenshiro。しかし、2人の活動は、見事に別!
2000年生まれの兄のRyunosukeは、月エスパニョールスクール、火コルネヤ、水スクール、木コルネヤ、金スクール、一方、2001年生まれの弟Kenshiroは、月スクール、火スクール、水コルネヤ、木スクール、金コルネヤ。つまり、月曜日以外は、2人共、互い違いにコルネヤとエスパニョールスクールの練習を繰り返したのでした。
が、逆に、常に2人一緒にいるよりも、それぞれが別行動をする事によって、自尊心が育まれ、個々が自立出来る、良い機会となるかもしれません。
さて、共に、大分の地元のサッカー少年団で、小4、小3チームのキャプテンを務めていたと言う2人。しかし、スペインの少年達の中に混ざって、やや遠慮がちなプレーと言う印象です。態々海を渡って、憧れのスペインに来ているのだから、胸を借りるつもりで、自分の全力プレーを発揮したいところです。
ボール奪取力が日本人少年よりも上のスペイン人達に囲まれ、特に、レベルの高いコルネヤの練習の中では、何も出来ない戸惑いを浮かべます。
練習後、Ryunosuke「ボールに殆ど触れなかった。当たりが強いし、激しい。技術も高いので、なかなか、自分のプレーをさせてもらえなかった。」と語るように、スペインの洗礼を感じている様子です。
それでも、だからこそ、挑戦しに来たスペイン。ここから、自分に足りないものは何か。また、自分の通用するプレーは何なのか。全力でぶつかってこそ、見えて来るものを、感じ取る機会にしてもらいたいところです。
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