さぁ、4週間に渡るTsubasaのスペイン挑戦も、いよいよラスト一週間。そして、最後の一週間は、最初の週に続き、再びエスパニョールのカンテラ(下部組織)に挑戦です!
「エスパニョールに入れたら、ここに住む!」とTsubasa。しかし、それは決して簡単な事ではありません。
“エスパニョールにしろ、どこのチームにしろ、チームに入団する為には、そのチームの中で3本の指に入る主力級の実力を持った選手にならなければならない。君は、この国ではあくまでも外国人。言葉の通じない外国人を獲るイコール、その選手がチームの中でも実力が上でなければならない。何故なら、同じレベルの実力を持ったスペイン人がいるなら、わざわざ言葉の通じない外国人よりも、スペイン人を獲得するからね。「何とか、チームに付いて行けます。」レベルでは、絶対に獲ってもらえない。それぐらい、頑張って、いい選手にならないといけないんだ。”
がしかし、やはりエスパニョールのカンテラ達は、猛者の集団でした。スピード、フィジカル、技術、闘う気持ち、躍動感、戦術眼、全てにおいて、皆、それぞれ良いものを持っています。Tsubasaもなんとかそれに喰らい付いて行っている自体が凄い事ですが、この中では、なかなか目立つ事が出来ません。
それでも、小さいながら、ルーズボールを激しく競り合い、カンテラのメンバーにも負けない粘り強さは、Tsubasaの一つの持ち味です。
今後は、あと1つ、2つ、誰にも負けない武器、個性を身に着ける必要があるでしょう。
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