【MGF速報】
グループリーグを1勝1敗の2位で通過したコルネヤは、決勝トーナメントベスト8に進出、この準々決勝ではグループリーグCを1位通過したダムと対戦です。
ルイス監督は先発の7人に、2人のサムライ少年を起用します。GKカルロス、DFが右からエリック、ブラスコ、YUKI、真ん中にウリオール、そして、FWがジャニスとKOSHIROです。
試合はお互い五分の展開、中盤での潰し合いの中、お互いに活路を見出す事が出来ず、両者決定機を作る事が出来ません。2トップの一角を務めるKOSHIROは、ボールの受けどころを探りながら試行錯誤するも、良い形でボールを受ける事が出来ず、また、相手の厳しい寄せの中で、なかなかボールを持って前を向くことが出来ません。また、相棒のエース、ジャニスとのコンビも、まだ確立されておらず、2人での崩しも見られません。一方、左サイドバックと言う新たな境地を任されているYUKIも、持ち味のスピードを活かしたオーバーラップを繰り出す事が出来ず、一方、不慣れな守備のカバーリングや1対1のディフェンスに不安を残します。
新しいチームで、まだ試行錯誤中の2人。そして、1つ年上のチームに昇格して行った絶対的な存在感を放っていたアフリカ出身のエスティーフが不在の中、チーム全体としても、まだチームとしての戦い方を模索している段階。すっきりしない展開が続く中、両チーム共に決定機を欠き、試合は0-0のまま、3人制のPK戦に突入します。
ルイス監督がキッカーの立候補を呼びかけると、4人の選手が手を上げました。エースのジャニス、マリオ、ウリオール、そしてKOSHIROです。そして、ルイスは、1番手にジャニス、2番手にマリオ、3番手に中盤の要ウリオール、そして、新参者のKOSHIROには、サドンデスで4人目の順番が回ってきた場合のキッカーに任命しました。
お互い、順調にネットを揺らす中、先行のコルネヤの3番手、ウリオール。些か緊張した面持ちのウリオール。真面目な性格が災いしたか、過度の緊張により、キックがキーパーの真正面へ。これを難なく止めたダムは、3人目もきっちりと決め、コルネヤは敗れてしまいました。
その後、大会は準決勝でDammを破ったVilassar de Marが決勝へ進出。そのVilassar を決勝に迎えたバルサが、結局大勝し、タイトルは最後は収まる所に収まりました。
この大会を通じ、明らかになった事。それは、コルネヤ新Alevin Aは、決定力と言う、大きな課題を抱えている事。そして、1軍に上がったばかりとは言え、サムライ少年2人は、このチームの主力として、遠慮せずに、ガンガン存在感を示さなければならない事。来シーズン、1部リーグを戦う2人にとって、全てが強豪チームばかり。そんなハードな環境の中、2人はどう戦い、どう成長するのか!?
どうやら、また来シーズンに向けた楽しみが増えたようです。
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