【MGF速報】
Infantilリーグ Primera División Grupo 2
リーガ第6節、この日の相手は宿敵バルサ。バルセロナダービーです!エスパニョールのホームグラウンド、Ciudad deportiva del Sant Andria にて行われました。残念ながらベンチスタートとなったGAKUが見つめる中、試合は、一進一退の好ゲームが繰り広げられました。それでも、巧みなボールポゼションを見せるバルサが、徐々にエスパニョールの守備網を攻略し、チャンスを手にして行きます。がしかし、この日はGKのアレックスが冴えを見せ、再三のピンチを防いで行きます。
がしかし、そんな拮抗した展開を破ったのはバルサ。1999年生まれのバルサのカンテラの中で、最も将来を嘱望されている選手の一人、オリオール・ブスケッツが2列目から飛び込んで、ゴールを決めます。
ホームの意地を見せたいエスパニョールは、そこから巻き返しに図ります。そして、前半終了間際、エースのフォデからのパスを受けた左サイドのジョエルが得意の左足を振り抜き、ゴール左隅に叩きこむ事に成功します。
1-1で折り返した後半も、お互いにチャンスを作り出す激しくも、素晴らしい攻防が続きます。後半20分、遂に、GAKUがピッチに送り出されます。GAKUは最初、4-2-3-1の1トップの位置に入り、そこから、左サイド、最後はトップ下と、短い時間の中で、ポジションを変えて行きます。がしかし、良い形でなかなかボールを持つ事が出来ず、殆ど仕事が出来ません。唯一と言って良い見せ場は、左サイドでボールを受け、中にドリブルで切れ込んで、斜め前線にふわりと浮かせたパスを送り込み、そこへ抜け出したフォデがGKと一対一になるも、決め切れなかったシーン。が、それ以外は、中盤の激しい攻防の中でなかなか存在感を発揮する事が出来ません。
そんな中、再び均衡を破ったのはバルサ。ルイス・マンガスのゴールで、再びアウェイのバルサがリードを奪います。がしかし、エスパニョールも負けてはいません。エースのフォデが意地の一発を叩きこみ、試合終了間際に再び同点に追い付きます。
試合はこのまま2-2で終了。バルセロナダービーは、意地と意地がぶつかり合う好ゲームが展開され、結果は痛み分けとなりました。
GAKUは出場時間が僅かに15分間と言うのもあったとは言え、殆ど何も仕事をする事が出来ませんでした。彼に足りないのはIntencidad、つまり、激しさ、闘う闘争心です。球際の攻防、ルーズボールに対し、絶対にマイボールにしようとゆう執念が圧倒的に足りません。周りの選手が体をぶつけながら、体を張ってプレーしている中、彼のプレーは、どこかふわりとした印象を与えます。プレーの厳しさ、綺麗事の前に、泥臭く、貪欲に戦うスピリッツ、Sangre(血)を注入する必要がありそうです。
「練習では調子が良いのに、何故もっと使ってくれないんだろう。」と試合後、落ち込みながらコメントを発したGAKU。この試合を見れば、その理由は一目瞭然。本人が、その理由を真に痛感するまでには、もう少し時間が掛かりそうです。
GAKU「僕は最後の20分出て、出来たプレーはスルーパスぐらい。このスルーパスは、うまく蹴れた。あと、守備の時に体を当ててるんじゃなくてついつい見ちゃってるってショウケイにアドバイスをもらった。あともう少し攻撃につながるパスを出したかった。
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