この日はYUKIYOSHIにとって、初のスペインでの練習参加。参加チームは、カタルーニャ州の強豪コルネヤです。コルネヤは、カンテラ(下部組織)の実力は、バルサ、エスパニョールに次ぐ3番手と言っていいでしょう。すなわち、バルサやエスパニョール入りを目指す猛者達が集まっているクラブなのです。そして、それ程の実力を持ったクラブの為、多くの選手が集まり、各学年4軍まであると言う大所帯。
今回、YUKIYOSHIはコルネヤの97年チームの1軍、Cadete B でトレーニングする事になりました。もちろん、実力が伴わないと見なされれば、2軍以下に落とされてしまいます。
去年末の高円宮杯以来、あまり体を動かす機会が無かったと言うYUKIYOSHI。コンディションの面で、やや不安があるものの、待望のスペインへの挑戦だけに、ワクワクした様子で練習に臨みました。
「ロッカールームに入った瞬間、監督のホセ・メルカドがチームの皆に僕の事を紹介してくれて、皆が一人一人、握手しに来てくれて、嬉しかったし、入り易い雰囲気があった。」と言うように、緊張感が和らいだYUKIYOSHIは、早速練習に臨みます。
19:15分からウォーミングアップが始まり、19:30から本格練習です。そこでは、ボールポゼション、1対1、7vs7のミニゲームが行われました。
YUKIYOSHIは、「やはりブランクと言うか、体があまり動かない。なまってますね。」と練習後に語っていたものの、1タッチ、2タッチでのパスワークや、局面での判断、大きな体の相手にも恐れずにがっつりと球際が行けていて、まずまずのプレーぶりが目に付きました。また、ポジショニングも的確で、初めて参加した日本人に対しても、ボールが良く回って来ていました。一方、決定機のシュート力、1対1でのキレで課題を残しましたが、まだ始まったばかり。これからどんどんコンディションを上げて行って欲しいと思います。
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