ここまで見事に2連勝、決勝トーナメント進出を早々と決めたHAJAXSは理想の形でバルサ戦を迎える事となりました。この試合は特別に、Palafrugellの天然芝の陸上競技場で行われ、テレビ中継も入る程の熱の入りようでした。そして、その前にはエスパニョールの試合も行われた事もあり、多くの観客が詰めかけていました。
対戦相手の98年生まれのバルサは、カタルーニャ州のチャンピオンに輝き、スペインでも1、2位を争う実力チーム。このチームには、韓国人選手が2人所属していて、また、ギリシャ人のジョルジオス等もいるタレントチームです。
バルサはHAJAXSがいずれも2-1で競り下した相手BAIX TERには3-0だったものの、コリチーバを12-0で下してここまで来ています。
さぁ、FC BARCELONA対HAJAXS戦、キックオフです。
試合は、バルサがボールを保持し、主導権を握る展開。横幅を広く使い、全員が巧みに動いてボールを受け、さばき、また動き直してボールを受け、さばき、そんなこんなしている内に、突然リズムを変える縦パスやワンタッチの崩しで、HAJAXS陣内を攻略して行きます。
HAJAXSも前から連動してプレスを掛けているのですが、相手の巧みなボールさばきを前に、ただただ走らされるだけ。時折ボールを奪っても、直ぐに早いプレスで奪い返され、なかなか相手陣内に入り込む事が出来ません。
そんな中、サイドや中央を隙あらば突いてくるバルサの攻撃を前に、HAJAXSは失点を重ねて行きます。
終わってみれば、0-5。
完敗の結果となりました。
しかしながら、大会の中で、ガチンコの戦いの中で、世界最高峰の同年代と対戦出来た事は、彼らにとってかけがえのない体験となったはず。この感触を忘れずに、HAJAXSイレブンには、更なるレベルアップを期待したいと思います。
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