さぁ、今日から決勝トーナメントがスタートです!グループMを見事に2位で決勝トーナメントに進出した我らがペーニャ・バルサ・ジャパン(PBJ)U13は、決勝トーナメント第1回戦(ベスト32)で、イングランドの名門サウサンプトンと対決する事になりました。
ノックアウト方式、負けたら終わりのトーナメント戦です。
試合は、尻上がりに調子を上げて来ていたPBJが奮闘するも、チャンスをきっちりとものにして行ったサウサンプトンが、3-0で勝利を収めました。
これで、PBJのバルセロナでの春の挑戦は、終わりを告げました。
大会で戦った4試合は、ヨーロッパのビッククラブと名門相手に世界の壁を見せつけられ、一方で、スペインの中堅どころには見事に2勝を上げるなど、悔しさと自信を感じた大会となりました。
(編集後記)
この後、大会は進み、ベスト4ではASPIRE FOOTBALL DREAMS(セネガル)がバルサを0-0からのPK戦で破り決勝へ進むと、もう一方ではレアル・マドリーを2-1で破ったインテル・ミラノが勝ち上がり、ファイナルでは、1-0でASPIRE FOOTBALL DREAMSが優勝を手にしました。
何と、Juvenil(U18)、Cadete(U15)、Infantil(U13)の3つのカテゴリーで、ASPIRE FOOTBALL DREAMSが優勝を飾ると言う、まさに彼らの為の大会となりました。
ASPIRE FOOTBALL DREAMSは、W杯で5つの異なる国を率いて戦った経験のある、あのボラ・ミルチノビッチ氏をディレクターに据えるフットボール・スクールで、カタールを中心に、世界各地で展開している団体。バルサのコーチ陣も引き抜かれ、組織的な強化を図っているとか。特筆すべきは、カタールを本拠地にしているとは言え、選手の殆どがセネガルを中心としたアフリカから集められている点。将来的には、カタール国籍を取得したアフリカ人達が、カタール代表として、アジアの中で旋風を巻き起こし、日本に大きく立ちはだかる可能性があるのです。
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