この日、ATSUSHI擁するSant Ildefons(サン・イルデフォンス)のJuvenil Bは、ホームにJupiter(フピテル)を迎え討ちました。Jupiterには、我らがARENが所属している為、“サムライ青年ダービー”と言う、興味深いプレシーズンマッチとなりました。
共に後半から出場した2人。ATSUSHIは右サイドバック、ARENは1-4-3-3の左ウイングの位置に入りました。そうです!2人はがっつり、マッチアップする事になったのです。
0-2でフピテルがリードして迎えた後半。序盤から、2人は球際で激しく競り合います。特に、ARENにだけは仕事をさせないとばかりに、ARENがボールを持った際のATSUSHIのチャージは、心なしか特に激しい気がします(笑)。それでも、1度、ARENがそのATSUSHIの壁を掻い潜り、強引に縦に突破するシーンを見せるなど、2人は互角に渡り合っていました。
フピテルが更に1点を追加すると、ATSUSHIは右サイドハーフに1つ、ポジションを上げる事を命じられます。すると、本来のポジションで“よっしゃ!”とばかりに、ATSUSHIが張り切りだします。最初の何度かのプレーは空回りしたものの、徐々に粘り強いチェイシングと自信のある足元の技術で右サイドを制圧し始めると、ドリブルやパスで、右サイドからチャンスメイクします。そうして、徐々に勢いを増して来たサンイルは、2点を返す事に成功したものの、試合は2-3でフピテルの勝利となりました。
ARENは、パスワークに特徴のあるフピテルのフットボールに合わせようと、まずまずのプレーを試みていましたが、本来の瞬発力ある突破など、スピードを活かしたプレーをなかなか繰り出す事が出来ず、やや消化不良の印象。時には、エゴイスティックに行っても良いのではと感じました。
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