この日は2度目のエスパニョールカンテラでの練習。この日のメニューは、ウォーミングアップの後、2チームに分かれてのボールポゼションの練習。後には、1人のフリーマンを置いて、同様にボールポゼションの練習が行われました。ここで気になったは、2人の日本人少年のオフの動き。すなわち、ボールを自分が持っていない時、空いているスペースを見つけて動く、味方が動いて空いたスペースを埋める、そして、欲しいタイミングで声を出してボールを呼び込む。そうした、ボールポゼションでの基本的な動きがあまり見られず、周囲のパスワークを半ば傍観者的におろおろと見えている様子が伺えました。自分の足元にボールが収まった時だけ、得意の足元の技術を披露出来るのですが、自分からボールを呼び込む動きが少ない為、ボールに触る数も自然と限定されてしまいます。また、味方のボールが逸れて、相手と五分五分のルーズボールとなった際の体の使い方。ただでさえ体格的に劣っている中で、いかにして自分の体を相手とボールの間にねじ込み、しっかりとボールをガード(キープ)するかが肝要です。2人は、そうした体を使った(体を張った)プレーが、エスパニョールの選手と比較すると、物足りなさが見てとれました。
その後は、7人制のゲームを行い、KOYAは左ハーフ、SHUは最初中盤、後半は右サイドバックでプレーしました。
その後、サイドからのクロスに中央から走りこんでダイレクトシュートの練習を行い、続いては3チームに分かれてのスモールゴールを利用しての4vs4のミニゲーム。ここでは、勝ち残りで、ゲームをしていないチームは、脇でコーンを置いての3vs3のミニゲームを行い、この日のトレーニングを締めくくりました。
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