今週は、リーガの前半戦と後半戦の折り返しと言う事で、どのカテゴリーも公式戦は無し。そんな中、今回JOJIが参加させてもらっているクラブの内、Gramanetと言うチームが、アウェイで練習試合をする事になり、JOJIもそれに帯同する事になりました!
対戦相手はバルセロナから車で30分の所にあるSabadell(サバデイ)と言うクラブ。このクラブのトップは現在リーガ・エスパニョーラの2部に所属しているプロクラブで、オーナーが日本人グループになった事でも話題になったクラブです。
対戦相手となったチームはSabadellのCadete B、すなわち、98年生まれのチームです。
対するGramanetは、Cadete Aと言う97年生まれが中心のチーム。意地でも負ける訳にはいきません。チームには、我らがサムライ青年コンビ、YASUKAZUとMASATOUもいます。
1-4-3-3のシステムでスタートしたGramanet、YASUKAZUは3トップの左、MASATOUは中盤の右で先発します。JOJIはベンチスタートです。
前半戦の途中から、遂にJOJIもトップ下の位置で登場します。思わぬ形で巡って来た試合出場の機会。JOJIはこのチャンスを活かそうと、モチベーション高く試合に臨みます。
まだまだ、当初から見られた球際の弱さ、相手にボールを渡さない、抜かせない、と言う部分での物足りなさは見られたものの、彼なりにその部分を克服しようと、奮闘している姿が見られます。また、ボールを持った際には、持ち味を発揮し、的確なプレーで、チームの中で違和感無くプレーしています。
そんな中、チームの先制ゴールを決めたのはMASATOU!Gramanetがリードを奪います。
その後、試合はシーソーゲームとなり、2-1でSabadellに逆転された後、2-2とするゴールを決めたのは、何とJOJI!!!
その後も自らのシュートがゴールポストに嫌われるシーンもあり、なかなかどうして、やるじゃないですか!そして、最後はチームを3-4の勝利に導くゴールをアシストし、全体的に見事なプレーぶりを見せてくれました!
この試合では、MASATOUも意識高く、奮闘している姿が見られました。
一方、YASUKAZUは自分の課題であるirregularidad(安定した好パフォーマンスが出来ない)がこの日も露呈、やや低調な出来に終始しました。
走る事、やる気を前面に出して戦う事にスランプは無いはず。調子が出ない時こそ、原点に返り、気持ちの部分では絶対に負けないと言う意識が必要です。時折、おっ!と驚くプレーを見せる事が出来るYASUだけに、その力を安定して発揮出来るようになれるかが、彼の最大のテーマと言えるでしょう。
さて、試合の出来で、一気に評価を上げたのはJOJI。監督からも、「来シーズン、このクラブでやらないか!?」とスペイン語で誘われていましたが、本人は「???」の様子でした。
ようやく、自分の実力を発揮出来るようになり、そして、見えた課題も意識的に取り組めているJOJI。
彼の留学も、折り返しを迎えました。
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