さぁ、水、木、金の3日間、KAZUKIは、カタルーニャ州の強豪、Sant Andreuにて練習参加です。まずは水曜日、サン・アンドレウのAlevin(2001~02年生まれカテゴリー)の練習がこの日は無い為、2000年生まれの1軍、Infantil Bにて練習参加しました。
そこでは、KAZUKIにとって2歳年上の猛者達が集い、身長でも皆デカい連中が多く、フィジカル面で苦戦するKAZUKIがいました。「もの凄かった。」と練習後、感想を語っていました。
木曜日と金曜日は、同じ歳の2002年生まれのSant Andreu、Alevin Cにて練習参加したKAZUKI。ここには、バルセロナに住んでいる日本人少年Sota、更には、お母さんが日本人と言うハーフのRikiの2人がおり、「言葉の面で不自由が無かった。」とKAZUKIが語るように、スムーズに練習参加する彼の姿がありました。そういう状況もあってか、「このチームでの練習は結構やれたと思います。自分の日本のチームと実力も同じくらい。」と手応えを感じていた様子のKAZUKI。
が、客観的に見ていると、ボールを持った時の判断力に課題が見て取れました。ボールを持つと、まずは自分で行こうとするKAZUKI。積極的と言えば、聞こえは良いのですが、スペインでは、“自分で行くべきか、味方に叩くか”の瞬時の的確な判断力が求められます。そして、自分で積極的に行くと判断したからには、それをゴールに結びつけるテクニックやスピードが求められます。がしかし、まずは自分で行こうとするKAZUKIの前には、屈強なディフェンス陣がどっしりと立ちはだかり、なかなかKAZUKIは思うようにプレーをさせてもらえていませんでした。
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