さぁ、今シーズンもいよいよ大詰め!この日は、Infantil(U14)のCopa Catalunya(カタルーニャ州杯)の準決勝、Cornella vs Espanyolの大一番です。すなわち、RYUYA vs GAKUのサムライ対決でもあるのです!!!
今シーズン、Infantilの1部リーグでは、それぞれ違うグループにいた為に、両者が戦うのは今シーズン初。
Cornellaは1-4-2-2で、RYUYAは右ウイングで先発出場、一方、Espanyolは1-4-1-3-2の布陣でGAKUは2トップの一役として、やはり先発出場です。
Cornellaのホームグラウンドで行われた一発勝負の舞台、観客席には、大勢の観客が詰めかけ、ムードは最高潮です。
試合は、巧者Espanyolがボールを保持する展開も、Cornellaはしっかりと中を固めて粘り強く守り、カウンターに活路を見出す戦術。
それが上手くはまりこむ形で、Cornellaが3分と11分に立て続けにカウンターをきっかけにゴールに繋げ、2-0とリードを奪います。
Espanyolはまさかの展開に、やや慌てている様子で、落ち着いた繋ぎが出来ません。Cornellaのしぶといプレッシングもそれに拍車を掛けます。
そんな中、前線からゼロトップ的に下がってボールを受けるGAKU。楔のワンタッチのさばきでチームの攻撃の起点となりますが、なかなかCornellaの屈強なディフェンスを前に、突破口を見出せません。
しかし、ゴール前の混戦からEspanyolのエースストライカー、ギジェム・アングラーダが豪快な一撃を放ち、Espanyolが2-1と1点差に迫ります。
一方、RYUYAは右サイドで触る数こそそれ程多くは無いものの、持った時には味方を使って右サイドを突破したり、時には中にドリブルで切れ込んで、Espanyolのディフェンス陣を困惑させようと奮闘します。
何度かゴール前に迫るシーンはあったものの、決定機にまで持ち込む事は出来ません。
ピッチの中も外も熱気渦巻くバルセロナの昼、試合は後半に突入します。
RYUYAは前半でベンチに退く一方、GAKUは引き続き、ピッチに登場します。
シンプルなさばきで無難に繋ぎのプレーはこなしているものの、相手ゴールを脅かす仕事をなかなかさせてもらえないGAKU。前半の途中からメンバーを早くも入れ替え、GAKUは中盤の右にポジションを替えます。そこから、何度かミドルシュートを放つシーンがあったものの、Cornellaの粘り強いディフェンスの前に、ガードされてしまいます。
そんな中、後半の立ち上がりにCornellaが何と追加点!Espanyolにとっては追い上げムードを奪われる痛い痛い失点に。
その後、Espanyolはタンダシーの豪快なワントラップ・ボレーシュートで1点を返すも、そこでタイムアップ。
大方の予想を覆す、Cornellaの執念の粘り強い戦いぶりと戦力を考えて現実的な戦術を採用したCornellaが、見事に3-2で勝利を収めました。
これでRYUYAは決勝に進出、FCBarcelonaと対戦です!!!
GAKU「4-1-3-2でした。トップで出て、55分まで出ました。
2点僕たちのミスで先制されました。そのあとにAngladaがミドルシュート打って入って2-1になりました。僕たちがずっとボール持っていたんですが、あまり崩しきれなかったです。相手は、ずっとロングボールを蹴ってきていました。相手に3点目決められ、そのゴールはゴラッソでした。
そのあとに、俺達が決め同点に出来るかなーと思ったけど、時間がありませんでした。
僕は絶対に勝てると思っていたのでとてもショックです。
だけど、これをバネにもっともっと強く、うまくなるように頑張ります。」
コメント