明治大サッカー部から選手育成プログラムの一環としてバルセロナに1ヶ月留学に来ているSHOTAROとRYOHEI。スペイン3部リーグ所属の強豪、BADALONAでの練習参加も、早くも半分の2週間を終える事となりました。言葉の違いや、価値観、異国文化の中での、繰り出すプレーの違いに戸惑いながらも、若い2人は、少しずつ、適応し、自分自身の引き出しを増やそうと奮闘しています。
そんな2人に、前半の2週間を終えた感想として、以下のような質問を投げかけてみました。
①“今まで日本ではあまり感じていなかった、バルセロナに来て浮彫になった自分の課題は!?”
②“逆に、バルセロナでも通用していると思えた、自分自身の特徴、ストロングポイントは!?”
③“日本では味わえないスペイン人選手の特徴は?”
④“逆に、明治大の方が優っている点は!?”
SHOTARO
「①日本ではあまり感じていなかった課題というか、こっちに来て痛感した点は、言葉が通じない事で、プレーに影響が出るとは思いもしていなかった事です。練習メニューの中で、細かく設定されたルールや、練習の意図を理解して取り組まないと、上手く練習をこなせないし、その辺の難しさを感じています。
②キックの精度だったり、細かなポゼッションは、通用すると思いました。
③スペイン人は球際のぶつかり方が日本と少し違う気がします。骨盤を押してくる感じです。日本ではあまり体感したことのない感覚です。
④明治の方が、切り替えの速さだったり、ポゼッションだったり、チームとしての組織の面では、優っていると思います。スペイン人は、もっと個人でやってくる印象ですね。」
RYOHEI
「①シュートの精度や、決定力が足りないと感じさせられています。キックをもっと練習すべきだと思いました。
②ドリブルやボールキープ、スピードの部分などは、日本のディフェンスよりも遅いので、通用すると思いました。
③スペイン人は、キック力や精度が高いと感じました。シュートの決定力、決めるという気迫、強い意志が、日本とは違うなと感じています。体つきも全体的に大き目だし、当たりが強い。それと、ワンツーがとても上手いと思いました。
④一つ、一つの基本技術の正確さ、プレッシャーを掛ける速さ、プレースピードの速さ、敏捷性、運動量などは、明治の方が優れていると思いました。」
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