【MGFニュース】
Cadete Divición de Honor
リーガ第18節、延期となっていた待望の対決。KAKERU & MASATOUコンビ擁するSabadellは、ホームにFC Barcelonaを迎え撃ちます。
試合は、大方の予想を裏切る形で、1−1のドロー、Sabadellが大健闘したと言えるでしょう!!!
MASATOU「前半は左サイドで出場してシュートまでいけるシーンもありました。ですが少ないチャンスのなかでゴールを決めたかったです。後半はトップ下で出場しました。同点ゴールも決まり、最後まで耐え抜くことができよかったです。」
興奮DAVIDのレポート
「残留への崖っぷちの中、勝利が絶対条件だっただけに、2部への降格を告げる決定的な引き分けとなってしまった。けれども、SABADELLの選手達や、その家族の試合後の喜びようは、CADETEチャンピオンのバルサを凌ぐ程のものだった。何故なら、力の差が明らかな中で、SABADELLの選手達が懸命に働いて、働いて、働いて摑み取った引き分けだったからだ。
試合は、バルサの圧倒的なポゼションによって、バルサがゲームの支配者となった。が、後半の立ち上がり、SABADELLが思わぬ形でゴールを決めた。しかし、その後は再びバルサが持ち直し、再三再四チャンスを創出するも、決定的チャンスと呼べるものは、それほど多くはなかった。それは、ひとえに、SABADELL選手達の集中した激しくタイトなディフェンスに寄るところが大きかった。バルサは、かろうじてこぼれ球を押し込むゴールの1点を上げるのがやっとだった。80分間、SABADELLは最後まで集中力を切らす事は無かった。全員が真面目に、ディフェンスのチーム戦術をきっちりこなしていた。チーム、集団として、SABADELLは機能していた。バルサは勝利に値するチームだったかもしれないが、SABADELLが負けに値するチームでは、この日は無かった。すなわち引き分けは妥当な結果と言えるだろう。
KAKERUは負傷で退場した選手に代わり、僅か8分ながら、プレーした。1−4−4−1−1の右ハーフでプレーした。もっぱら、彼の役割は、味方の右サイドバックと共に、相手の左ウイングの選手を2対1でカバーリングする事に奔走を余儀なくされた。そして、そのミッションを卒なくこなしたと言えるだろう。
一方のMASATOUは、先発フル出場した。前半は左ハーフ、後半は、トップ下を務めた。前半は、守備に奔走する事になったが、相変わらず、ディフェンス力、相手を破壊する能力が高いとは言えない。CORNELLAで噛みつきディフェンスを学んだはずなのに、すっかりそのアグレッシブさを失っているのは残念だ。しかし、上に行きたいなら、ディフェンス力アップは不可欠だ。だが、流石にバルサ戦とあってか、モチベーションは見て取れた。だが、もっとチームへの献身的なプレー、運動量、常に100%を出し切るスタイルを見出さなければ、この先難しくなって行くだろう。常に、70%程度しか出していない印象を与える。試合後、吐くぐらいまで、もっと全力でプレーする事を、学ぶべきだ。そうすれば、もっと興味深い選手に成長するだろう。一方、攻撃面では良い部分も沢山あった。特に、1対1でドリブル突破するシーンは、彼の持ち味を良く表していた。試合の最後の方で、サイドでフリーキックのチャンスを得た。クロスを入れれば、チャンスが十分に感じられる位置。誰もが勝ち越しゴールを期待したが、MASATOUは角度の無い位置からの直接シュートを選択。ボールはゴールの枠を大きく逸れて行った。。。周囲の大きな落胆を誘った事は、言うまでも無い。積極的なシュートを否定する気は無いが、問題は、あの場面で、どちらの選択がより可能性があったのか、という事だ。だが、トータルで見て、ここ最近見たMASATOUの試合では、一番の出来ただったと最後に付け加えたい。常にこれぐらいのレベルで安定した良いプレーを見せ、そしてディフェンス力をアップすれば、もっと評価は上がるはずだ。
MASATOU 7.5
KAKERU 6 」
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