大会4日目、この日はワールドカップ・スクールサッカートーナメントの第3節の試合が行われました。何としても連敗は避けたいYUTO擁するTOROSは、強豪PORTUGALを迎えての3戦目。共に1勝1敗で迎えたこの一戦、YUTOは2戦連続先発出場を果たします。しかし、この日の相手は技術、スピード、パワーなど、個々のレベルがかなり格上!前半だけでたちまち5失点を喫してしまいます。YUTOは殆ど何もさせてもらえない時間が多かった中で、それでも2人を個人技でかわし、シュートまで持って行った本日最大のハイライトシーンは、日本人の課題であるシュート力の無さがここで顔を出してしまい、ゴールを割る事が出来ません。後半はベンチスタートとなったYUTO。試合は、PORTUGALの優勢は変わらず、再び5失点を重ねてしまいます。後半残り10分で再び登場したYUTOは、何度かシュートチャンスに絡むものの、やはりシュートが弱く、GKに難なく止められてしまいます。日本よりも育成年代のGKのレベルは高いので、シュートは四隅を狙った強いシュートが求められます。コースも甘く、シュートの威力も無ければ、ノーチャンスです。もっともっと、狙い澄ました強いキックが蹴れるよう、練習を積み重ねる必要があります。そして、その練習も、単なるシュート練習では無く、手のプレッシャーが掛かって来ている中でのシュート、優しく無いボールを瞬時にしっかりコントロールしてのシュートなど、実際の試合で起こりうる場面を想定したトレーニングを繰り返し行う事が重要です。
試合は何と!0対10で、PORTUGALの圧勝劇に終わりました。
一方のIBUKI。開幕から連敗を喫してしまったチームは、3連敗を避けたいところです。この日の対戦相手はSelección Madrid!ここまで目立った働きが出来ていないIBUKI。今日もベンチからのスタートとなります。試合は自力に勝るMadridが前からガンガンに攻めて来て、勢いに乗って3点を奪います。すると、ÁGUILAはここでIBUKIを投入します。なかなかチャンスが作れない中、エースのアレックスがシュートを放つと、一旦はGKが弾いたものの、ゴール前にしっかり詰めていたIBUKIが左足で押し込み、GOーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーL!!!!!!!
基本に忠実に、味方のミドルシュートに対し、サボらずにしっかりと走っていたからこそ手にした、待望のIBUKIの今大会初ゴールです!!!
更に1点を奪い、2−3と1点差に詰め寄り、ここで前半が終了。
後半は点の取り合いゲームになります。途中から再びIBUKIは投入されるも、なかなか見せ場を作れず交代となってしまいます!試合はÁGUILAが離されては追いつき、また離されては追いついて、4−4まで持って行ったものの、終盤に3失点を喫し、万事休す。4−7で敗れる結果となりました。
頑張って走るのはいいものの、コンタクトプレーに力強さがありません。小柄なのは関係ない。スペインにだって小柄な選手は沢山いるものの、良い選手は皆、闘います。ディフェンスの際、足先だけでプレーしようとする悪い癖は、一刻も早く、相手に腰をぶつけるぐらいのハードディフェンスを繰り出す癖に変貌させなければいけません。相手のキックフェイントに簡単にビビって飛び上がる癖も、今すぐに無くす必要があります。闘う勇気と根性。そんな基本的な部分から、鍛錬する必要がありそうです。
コメント