さぁ、重要な試合がやって来ました。午前中の試合でアンドラ公国のLa Massanaに大勝劇を収めた横浜FCは、今大会の優勝候補の一つ、Villarrealと対決です。同じく午前中の試合でMálagaとの大一番に惜しくも敗れたVillarrealは、これ以上負ける訳には行きません。高校1年生(1998年生)を主体に、何人か中3(1999年生)も連れて来たという若いVillarreal、この試合では、午前中の激戦で消耗した主力を温存し、控え組中心で臨んで来ました。
試合は、しっかりと繋ぐ横浜FCが、やや緩いVillarrealのプレスをかいくぐり、試合を優位に進めます。何度か決定機を作るものの、課題の決定力は依然として顔を出し、相手ゴールを割る事が出来ません。しかし、左から中央への楔の入った展開に反応して抜け出したキャプテン13番のYOTAが飛び出して来るGKの脇にきっちりと転がし、先制点を上げる事に成功します!!!
1−0で折り返した後半、危機感を抱いたVillarrealは、次々と主力を投入し、猛攻を仕掛けて来ます。防戦一方となる横浜FC。本気になったVillarrealは強い!しかし、懸命に最後のところはやらせず、集中した横浜FCのディフェンス陣は、相手に簡単には突破させません。跳ね返し、体を張り、シュートコースに身を投げ出し、GKがファインセーブを繰り出し、そして、試合終了のホイッスル!
横浜FCは見事に1−0でVillarrealを破りました!!!
薮田監督「後半、相手が本気のメンバーで来て、ハイプレスを掛けて来た時、自分達の持ち味であるパスワークが寸断されてしまった。ああいうプレスをかいくぐれるようにならなければ!」と喜びも束の間、次なるレベルの課題を上げて兜の緒を締めていました。
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