スペイン、バルセロナでの滞在も2週間目の半ばとなった明治大学サッカー部のSEIYAとTAKUYA。明らかに、2人の動きは最初の週と比べると、見違えるように生き生きとして来ました。迷いが減り、ボールを呼び込む時に名前でチームメイトを呼び、動きもナチュラル。ようやく、地に足付いた、自分らしさの中でプレーが出来るようになって来た印象です。環境に適応し始めた2人。ここからは、更に図々しくチャレンジャースピリッツで自分を押し出して行く事が、よりよい経験を摑み取る為には重要です。
TAKUYAはバイタルエリアでボールを受けると、左右どちらからでもパンチ力のあるシュートを放つ事が出来、一瞬で相手を外してフィニッシュするのが得意。あとは、強烈なキックをしっかりと枠の四隅に叩き込めるかが勝負になって来ます。
SEIYAやボランチらしく、シンプルに叩いては動き直してもらい、そして叩く。中盤でチームにリズムを与えます。課題は守の部分。攻から守に切り替わった際、相手の芽を摘むハードワーク、泥臭いプレーが出来るようになれば、より価値のあるボランチに変貌して行く事でしょう。
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