Barcelonaから北東へおよそ130kmに位置する湖の畔の街、Girona県Banyoles(バニョーラス)。連日太陽が降り注ぐ暑い中、今日はキャンプ2日目が行われました。
午前の練習は、人数の時間をずらし、高学年と低学年で分けて行われました。
低学年はポゼッション練習やシュート練習が中心、一方、高学年は4チームに分けての11対11のゲームを行いました。また、午後は皆んなゲーム中心のトレーニングに勤しみました。
低学年はポゼッション練習やシュート練習が中心、一方、高学年は4チームに分けての11対11のゲームを行いました。また、午後は皆んなゲーム中心のトレーニングに勤しみました。
【SHUNNOSUKE】
ゲームでは、同じ2000年生まれでバルサの10番を付けるエースのSERGIO(セルヒオ)や、エスパニョールのキャプテンでやはり10番を背負うMIGUEL(ミゲル)と同じチームに入ったSHUNNOSUKE。主に右サイドでフル出場していましたが、決定的なシュートを空振りしてしまったり、滅多に来ないボールにもかかわらず、すぐ味方に無難なパスをしてしまったりと、なかなか自分の色が出せません。元々ガムシャラさ、図々しさとは正反対のキャラクターだけに、慣れていないメンバー、しかも、スター選手だらけに囲まれ、遠慮がちなプレーに更に拍車が掛かっているようです。ピッチに立ったら、どんな性格の選手であろうと、戦うファイターにならなければならないのに、SHUNNOSUKEにはそういうスイッチがありません。オフの大人しいSHUNNOSUKEが、ピッチ上でもそのままフワリと入ってしまっている感じです。なんとか、ピッチに立ったら、オフからオンにスイッチが入れるように切り替える事が、技術云々では無く、何よりも今の彼に必要な事です。
幸いにして、同年代のトップクラスの選手達と一緖にプレー出来ている訳ですから、周りのカンテラから吸収できるものを積極的取り込む姿勢で臨んで欲しいものです。
また、普段の生活でも、練習場からホテルに向かう道中等でも積極的に皆んなと絡んでもらいたいものです。
SHUNNOSUKE「ここまで来て、1週間とちょっと経つけど、全然やれていない自分が悔しい。」
【TAKERU】
午前の練習でのポゼッション練習では、フリーマンをやっていたTAKERU。だが、ボールに触る回数が少な過ぎ。原因は、隅のスペースに動き過ぎ。フリーマンは常に真ん中のスペースで細かく動き、常に味方と関わる形でプレーする必要があり、密集地帯で周囲を360度見ながら、シンプルに叩くプレーが求められていました。
午後の試合は1トップで出場するも、ボールがなかなか回って来ず、途中から左サイドバックに転向。そこでは、粘っこいディフェンスを披露し、新たな可能性を見出していました!
この日のゲームで2ゴールを決めたTAKERU。「ゴールという結果がついてるので満足してるけど、同学年にレベルの高い子が沢山いるので、負けないように頑張りたい。」と、上には上がいる環境で、非常に刺激になっている様子です。
この日のゲームで2ゴールを決めたTAKERU。「ゴールという結果がついてるので満足してるけど、同学年にレベルの高い子が沢山いるので、負けないように頑張りたい。」と、上には上がいる環境で、非常に刺激になっている様子です。
【HIRO】
午前中のシュート練習や、5対5で行われたゲームの中で、反応のいいセービングを見せていたHIRO。ただし、本格的にGKをやるのであれば、まだまだ勉強が必要な要素が沢山あります。
それと、言葉の問題があるにせよ、練習中はまったく声が出ていないのが課題。パッションをぶつけ合うフットボールにおいて、正確な言語以上に、身振り手振りを使って、もしくは得意の英語でもいいから、思いを表現する事が大事。少しずつ環境に慣れていく中で、自分をもっともっと出して行って欲しいですね。
HIRO、一言「楽しい!!!」以上。
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