昨日のキャンプ3日目は恒例の終日エクスカーション!迫力あるスライダープールが何種類もある事で有名なプールのワンダーランド、AQUABRAVAへ。連日の真夏日を駆け回ったキャンプ生達にとっては、中休みの清涼のひと時となりました。
そして、キャンプ4日目、この日はこれまでの中でも最も暑い1日となりました。気温にして33度ですが、ピッチ上はそれ以上の体感温度で、時折人工芝に撒かれるスプリンクラーの水しぶきが、皆んなの笑顔を誘います。
午前の練習では、主にハーフコートゲームや、シュートゲームをメインに行い、勝ち残りルールによって勝負にこだわった白熱したトレーニングが行われました。午後はいつものようにチームに分かれたのゲームセッションを行いました。
練習以外の宿舎では、どうしても日本人同士で固まってしまったり、他のスペイン人を始めとする外国人となかなかコミュニケーションを取ろうとしないので、恒例の!? ¿Cómo se dice ◯◯ en español ?(通称コモ・セ・ディセ)ゲームを始める事にしました。これは、何かを指で指して、「これはスペイン語で何て言うの!?」と聞く訳です。これを1日3単語、同じ人に2単語以上聞いてはいけないというルールを設け、強制的に他のスペイン人達とコミュニケーションを図るよう、仕向けました。
また、この日の夜には恒例の夜の肝試し大会。暑かった日中とは打って変わって、ゾクッとするような凍てつく体験の中、皆悲鳴や叫び声を上げていました。笑
【SHUNNOSUKE】
ここまで、厳しいキャンプを送っているのがSHUNNOSUKE。練習や試合中に、声が全然出ていない。ボールも要求しない。折角素晴らしいメンバーに囲まれてフットボールが出来る環境なのに、それを生かそうというスタンスが見えて来ない。ただ無難に練習し、ただ練習後のプールに入り、ただ皆んなと飯を食べて、寝るだけ。自分から望んで海を渡って遥々と来ているなら、もっと剥き出しにがむしゃらに打ち込まないと。そんな消極的な姿勢だからか、午後の紅白戦でも未だにノーゴール。単語ゲームの宿題も一つと聞けずに、今日は終わってしまった。本人曰く、「気持ちの問題です、、、」との事。
【TAKERU】
この日、紅白戦では1ゴールを決めるも、今日は精細を欠くプレーが目立ちました。ここに来て、ちょっと疲れが出て来たのかもしれません。もっとプレーの中で、オンオフのメリハリを身に付けた方がいいでしょう。根っこは頑張り屋さんの為、試合中ずっと走り回るも、この夏の時期にはやはり、持ちません。重要なのは、ここぞという時に100%を出せるよう、戦況を見極める戦術眼を磨くことでしょう。
生活面では、既に1年のスペインで過ごしているTAKERUは、生活ぶりもスペイン人同様です!笑逞しく、図々しく、今回のキャンプで、TAKERUはそうした面が1番成長したと言えるかもしれません。笑 コモ・セ・ディセゲームもお手のもの。きっちりとミッションをこなしていました。
【HIRO】
日に日に、ちょっとずつ殻を破って行っているHIRO。それでも、まだまだ遠慮がちにやっている様子は大きくは変わりません。特に、練習や試合中に声を出さず、大人しい。今日は、暑さもあってか、ややバテ気味だったかもしれません。が、とにかく、GKである以上は、後ろからのコーチングは必須。ディフェンダーに投げかけるシンプルな言葉ぐらいは直ぐに覚えられるもの。もっとパッションと意欲が出て来れば、もっともっと上達するはずです。屈強な猛者達に揉まれ、少しでも荒々しさ、男らしさがもっと身についてくれれば。
コモ・セ・ディセゲームは、イングランドと日本のハーフでロンドン在住のHIROの場合は、日本語習得の時間。今日も、5つの単語を覚えました!!!
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