XIP International Cup 2015を終えた翌日、帰国までにチームは更に2泊の日程の中で、今日と明日、それぞれ1試合ずつの強化親善試合を行います。
この日の相手はSant Andreuというバルセロナ市内の強豪クラブです。
【ホペイロ・DAIKIのレポート】
大会が終了し、残す試合は強化試合2試合となった聖和学園。本日の対戦相手はSant Andreu。トップチームが4部(昨シーズンまで3部)に所属するクラブのカンテラと対戦です。 トップチームが昨シーズンまで3部に所属していたこともあり、スタンドのある、立派なスタジアムを街中に所有しています。気温は30℃の中、人工芝のグランドで試合は行われました。 なんとか勝利して帰りたい聖和学園は、立ち上がりから得意のドリブルで攻め込みます。しかし、序盤からピンチを迎えます。ここはキーパーTAKUMIのファインセーブと、バーに救われるシーンもあり、凌ぎ切ります。迎えた前半22分、コーナーキックをヘディングで合わされ、先制点を許してしまいます。その後も、決定機を作られますが、相手のゴール前でのシュートミスに救われ、前半を2失点で抑えます。対する聖和学園は、前半終了間際に、中盤をパスワークとドリブルで切り込み、最後はキャプテンHARUKIがシュートを放つものの、ボールは惜しくもバーに当たってしまい、前半を0-2で折り返します。
後半に入り、立ち上がりは聖和学園ペース。連続してシュートを狙いますが、ことごとく枠の外に外れてしまいます。そんな中、後半11分にゴールが生まれます。ペナルティーエリアに左サイドバックのMOTOKIが進入していき、足裏でヒールパス、このボールを15番HIGUCHIが冷静に決め、1点を返します。Sant Andreuも黙ってはいません。サイドを中心とした攻撃で2点を追加。聖和学園も10番RIKIのドリブルを中心に攻め込みますが、ことごとく相手のファールで潰されてしまいます。ゴール前、絶好の位置で得たフリーキックも、キーパーに弾かれてしまう。後半終了間際にも、右サイドを破られ、クロスから失点し、試合は1-6で終了。
スペイン遠征も残すところ、あと1試合となりました。勝利して日本に帰ることができるのか!
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