【辛口フリオのレポート】
「今回で3度目となるAOSHIの挑戦が始まった。今回は、強豪SANT ANDREUとESPANYOLスクールをベースとしたプラン。初日となったこの日、2003年生まれのAOSHIは、SANT ANDREUのINFANTIL Dでトレーニングする事となった。INFANTILはU14チームで、2002と2003年生まれで構成されるカテゴリー。INFANTIL Dは、その内、SANT ANDREUの2003年チームの2軍に当たるチーム。
この日のメニューは、軽くジョギングをしてから、ロンド(鳥かご)を、タッチ数を変えて行い、続く練習では、GKを含めてのピッチを広く使ったポゼッションゲームを行った。
AOSHIは、過去の2度の短期留学で、自分の力を出し切れず、悔しい思いをした。それだけに、中学生になってから初めての挑戦となる今回は、十分に気合が入ってると思われたが、正直、初回は肩透かしに終わったと言えるだろう。相変わらず、全然球際は弱いし、トラップミスが目立つ。周囲のスペイン人選手達も、まだ夏休み明けで体が十分に出来ていない状態で、全体的に緩い感はあったが、自分もそれに甘んじてしまうのが、AOSHIの悪い癖。とても残念なスタートを切ったと言えるでしょう。水曜日にはAチーム(2002年チームの1軍)とやらせてもらえる事になっているが、このままでは、迷惑を掛けてしまうでしょう。評価は4。」
さぁ、過去2度の留学で突きつけられた課題が、あまり克服出来ていない印象をもたらしてしまったAOSHI。今回は6週間の過去最高の長丁場。その中で、少しでも、スペイン人から強さの秘訣を吸い取り切る事が出来るのでしょうか!?
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