到着翌日の夜、早速、トライアウトの開始です。今回練習参加するのは、Sant Andreuというカタルーニャ州の強豪クラブの一つ。トップチームは4部に所属しています。1997年生まれのYAMATOは、まずは同じ年のユースAチームでトレーニングを行う事になりました。Sant Andreu のユースAは現在1部リーグで6位に就けており、非常に強いチーム。彼らも今シーズンがユース選手としてのプレーが間もなく5月末頃に終わろうとしています。同じ年の高いレベルの中で、どこまでやれるのか、YAMATOの真価が早速問われる事になりました。
【辛口JULIOのレポート】
「今回の初練習はトップチームを4部に持つSANT ANDREU。来季のトップチーム入りを目指すYAMATOにとって、本来ならトップに混ぜてやるはずだが、クラブの意向で、まずはユースA(1997年生のYAMATOの同期)の中でスタートする事となった。
正直、ここでバリバリ出来て、十分な存在感を出せなければ、トップとの練習まではこぎつけられ無い。このユースAのメンバーにとっても、来季トップチームに上がれるのは数名という厳しい競争の世界。
SANT ANDREUのユースAはユース1部リーグを6位と好調。今日の練習は、明日がリーガって事もあって軽めに、鳥かごや鬼ごっこ、数的優位からの攻撃で、センターリングからのシュート練習をして最後はセットプレーの確認をして終了というメニューだった。第一印象としては、YAMATOはこの中で、スピードやフィジカルでは完敗していた。シュート練習では、何度かいい仕掛けからゴールは決めていたが、その後はホームランシュートやダフりシュートの連発で、シュート力の無さを露呈してしまった。週明けからの練習に気持ちを切り替えて行かないと上は難しい。」




