午後の2戦目の相手も、ユース2部リーグ所属のGIMNASTIC MANRESA。
GK 小田垣
DF 佐藤
DF 山下
DF 村山
DF 本間
MF 藤村
MF 田中
MF 阿部
MF 坂本
FW 粟野
FW 菅原
となった。2戦目ということもあり、 初戦よりは落ち着いたリズムでゲームに入ったベガルタ仙台。 初戦に比べ、球際にもアグレッシブに行き、戦う姿勢を見せる。 そんな中、先制点を奪ったのはベガルタ仙台だった。 カウンターからクロスを藤村が決め1−0。しかしその直後、 怪しいジャッジでPKを取られ1−1。 わずか1分で試合を振り出しに戻されてしまう。 その後、流れはややMANRESAに傾き、 32分にコーナーキックをどフリーで合わせれ逆転を許し、 ハーフタイムへ。
上位2チームに入るにはなんとしてでも勝ちたいベガルタ仙台。 後半も積極的に攻めに出る。 フィジカルコンタクトでやりあう場面も増え、 第1試合に比べ、体を張って戦えるようになって行く。そんな中、 得点を奪ったのはベガルタ仙台。 菅原がゴール前のボールを押し込み同点に追いつく。しかし、 このプレーでキーパーと接触してしまい、 負傷交代となってしまう。 2度同点に追いついたベガルタだったが、 後半21分に再び追加点を許してしまう。 こぼれ球を右隅に決まられ22−3。しかし、 最後まで諦めないベガルタ仙台。試合終了間際、途中出場の小齋が、 ペナルティエリアやや外の位置から右足でコントロールされた絶妙なミドルシュート!これが 右隅に綺麗にささり、3−3の同点に持ち込んだ。
勝ち点3は奪えなかったものの、第1試合の相手の速い寄せ、アグレッシブな球際、激しいフィジカルコンタクトに戸惑っていた姿から、しっかりと覚悟を持って臨み、それに順応した選手達。第1試合のMOLLETと第2試合のMANRESAはカテゴリー的には同じで、ほぼ同じレベルのチーム。それだけに、第1戦で闘えなかった内容が痛い。勇気を持ってバトルに粘り強く闘えば、初めて自分たちの技術が活きる。しかし、僅か1試合で見事に順応したとも言える。戦い方のヒントを掴んだだけに、明日のVILLARREAL戦は期待したい!
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