バルセロナでの生活も3日目に突入。
上位トーナメント進出をかけ、 絶対に負けられない戦いとなったVILLARREAL戦。 2試合で勝 ち点1のベガルタ仙台は、準決勝に進む為には当然勝たなければならない試合。大会規定で勝ち点が並んだ場合は当該対戦成績が優先される為、 Villarreal CFを下せば勝ち点4で並ぶも、彼らを上回る事が出来る。問題は、もう一つのグループリーグの試合。現在、CF Mollet UEが勝ち点4、Gimnástic Manresaは勝ち点1。CF Mollet UEが勝てば、CF Mollet UEが1位となり、Villarreal CF戦に勝ったと仮定したベガルタ仙台が2位になる事が出来る。一方、万が一Gimnástic ManresaがCF Mollet UEに勝利した場合、4チームが勝ち点4で並ぶ大混戦と言う展開となる。そうなると、勝負の分かれ目は得失点差。初戦で1−6で敗れ、−5を記録してし まっているベガルタ仙台は、少なくとも3点差以上でVillarreal CFに勝利しなければならなくなり、非常に難しいミッションとなる。 前評判では1位突破有力候補だったVILLARREALだったが 、1勝1分けの状態で3戦目を迎え、準決勝進出が決まっていないVillarreal CFも、当然全力で戦って来るだろう。
さぁ、如何なるドラマが待ち受けているのだろうか。
この日のスタメンは、
GK 小田垣
DF 安藤虎
DF 山下
DF 瀧田
DF 安藤竜
MF 藤村
MF 阿部
MF 村山
MF 坂本
FW 粟野
FW 小齋
となった。前半立ち上がりから主導権を握ったのはベガルタ仙台。 支配率で相手を上回り、隙を見てゴールを狙う。前半13分、 ミドルレンジからMF村山がシュートを放つもキーパーにはじかれ てしまう。 前半の半分を折り返した頃からペースは次第にVILLARREA Lへ。前半23分、右サイドを破られ、 クロスを中で押し込まれ失点。そこから流れが悪くなり、 自陣でビルドアップを引っかけ、ピンチを招くシーンが増える。 この試合まで、体を張ってチームに貢献してきた、 DF山下が自陣でボールを奪われてしまい失点。前半を0−2で折り返す。
後半に入っても、昨日の2試合目のような覇気は見られず、 時間は過ぎていく。後半6分に、 浮かしたスルーパスに飛び出した相手にゴールを決められ0−3。 FW粟野に代えFW梅津を投入し、 反撃に出るもゴールを破ることができず。試合はそのまま0−3で終了。1分け2敗で予選を終え、最終日は、7・8位決定戦を戦うこととなった。
試合後は、すぐにバスに乗り込みカンプノウへ。 今シーズンのリーガ開幕戦、バルサ対ベティスを観戦。試合は、 アルダ・トゥランの得点で先制したバルサだったが、 すぐにベティスに追いつかれてしまう展開。しかし、 終わってみれば、メッシのゴール、ルイス・ スアレスのハットトリックと大量6得点をあげ、6−2でのバルサの勝利となった。 本場のリーガエスパニョーラを観戦した選手達はとても興奮と満足した様子だった。
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