Copa Mundial MGF 2016 大会最終日 決勝戦
さぁ、いよいよ大会も大詰め、決勝戦を残すのみとなりました。
午後16時、ポルトガルのリスボンからやってきたSL Benfica対、1年生チームながら、粘り強さと試合毎にタフさを身に付け、成長していったVillarreal CFとの対決。
下馬評では実力的にSL Benficaが有利かに思われましたが、先制したのVillarreal CF。前半5分、キャプテンのGK、ビセンテからの長いフィードにSL Benficaのセンターバックが目測を誤り、抜け出たボールに飛び出した9番のセンターフォワード、ゴンサガが浮き玉を飛び出してきたGKの頭上越えに蹴りこみ、ゴール。Villarreal CFが先制点を上げる事に成功します。
その後はSL Benficaが主導権を握り、後ろでボールを繋ぎ、Villarreal CFのディフェンスの隙を伺います。しかし、集中するVillarreal CFの1−4−4−2の2ラインの間に中々ボールを通せず、時間は過ぎていきます。
今大会でキラリと光るものを見せていたSL Benficaの7番、先のU17ヨーロッパ選手権チャンピオンにしてMVPを獲得した右ウイングのムサケ・ジューも厳しいマークに遭い、不発。8番のキャプテン、ジェドソンを中心にボールを回すも、なかなかVillarreal CFのバイタルエリアに侵入する事が出来ません。それでも、時折ゴール前まで襲いかかるも、Villarreal CFの5番ダニエルと長身15番ヴァディックの両センターバック、そしてボランチの8番の黒人ボルハを中心に、粘り強いディフェンスで対抗します。
0−1で迎えた後半。SL Benficaは10番の縦横無尽に動いてリズムを作るトップ下のジョアン・フェリクスを投入し、反撃を試みます。それでも、中々決定機を見出せないSL Benficaは、時間の経過と共に、徐々に焦りを感じ始め、疲れと共に逆にプレー精度を欠き始めます。
そんな中、後半24分、途中交代で入ったVillarreal CFのFW、18番のフェルナンドが前掛かりになっているSL Benficaディフェンス陣の裏を突いて抜け出し、GKとの浮き玉の競り合いでジャンプ1番競り勝ち、こぼれ球を押し込んでゴール!!!
0−2。
残り10分。SL Benficaは最後の力を振り絞って反撃に出るも、Villarreal CFは1年生チームとは思えない的確で堅実なプレーぶりで冷静に相手の反撃を受け止め続け、遂に!審判のホイッスルがバルセロナの青空に響き渡りました!!!
チャンピオン!Villarreal CF!!!
3日間に渡る激闘は、Villarreal CFが第3回大会にして初優勝を飾りました!!!
おめでとう!!! Felicidades !!! Enhorabuena!!!
大会MVPには、試合を決定づけ、チームに勇気をもたらした、勇気あるGKとの1対1での飛び込みを見せた18番のフェルナンド・ニーニョ・ロドリゲスが選ばれました!!!
それでは皆さん、また2017年の夏にお会いしましょう!!!
Hasta la proxima !!!
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