【MGFニュース】
16-17 Damm Juvenil B Liga Nacional grupo 7
リーガ第33節、敵地に乗り込んで6位のRCD Espanyolと対戦したGAKU擁する9位のDammは、GAKUの先制弾など、一時は2点のリードを奪いましたが、後半に巻き返され、2−2のドローとなりました。
GAKUは先発出場し、61分までプレー、前節に続く2戦連続ゴールで今季5号を記録しました。
【辛口JULIOのレポート】
「両チーム共、コパカタルーニャに出場しない今年はリーグも残すところあと2節。
優勝争いから脱落した両チームとしては、実質消化試合。が、スペインのリーグでは、消化試合なんてものは存在しない。両チームともプライドを懸け、そして各選手にとっては、来シーズンの所属チームを掴み取る為の絶好のアピールする場として、常に熱い戦いが繰り広げられる。
先制したのは、今シーズンは全体的に低調だったDamm。ショートコーナーから、GAKUがドリブルで持ち込みシュート!これが見事に決まり、古巣に一発をお見舞いする!
この試合のDammは前半から前へ前へと激しいプレスを掛け、Espanyolを追い込んで行く。先制から5分後、Dammは更に追加点を入れ、ライバルEspanyolを突き放して、後半へ。
しかし、Espanyolは簡単には勝たせてくれないチーム。後半は監督のRobertの喝が効いたのか、全く別物のチームへ変貌、高い位置をとっていたDammの両サイドを上手く使って崩して、そこから1点返す事に成功する。フットボールでは2−0の試合が最も危険と言われるように、楽勝ムードから途端にこのゴールで動揺するDammを尻目に、Espanyolが怒涛の集中力を発揮し、畳み掛けて攻撃して来る。すると、その3分後にまたしてもサイドからのクロスで、小競り合いからEspanyolがボールを押し込んで同点。ホームの意地を見せて来る。
その直後にGAKUは交代。そこから、試合は緊迫した展開の中、両者とも勝ち越しゴールを奪えずに終了、2−2のドローとなる。
GAKUは積極的にドリブルを仕掛けて行くスタンスは良いが、引っ掛けて奪われてしまうシーンも幾つか見られた。もっと味方を上手く使ってシンプルにプレーしたり、相手の矛先を反らすプレーも織り交ぜて、より的確な判断をし、繰り出すプレーの成功率を上げて行きたいところ。もっとも、今日は古巣相手に欲しかった一発を決め、結果を残したので、プレー評価は合格点の7。」
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