キャンプ2日目
午前中は、1日目と同じグループにて、5グループに分かれてより実戦的なトレーニング。センタリングシュートや1対1の局面の仕掛けなどのメニューが行われた。よりスピーディーにゴールまで向かうことを求められるため、練習内容の素早い理解が必要だったが、1日目同様、他の仲間達の動きをしっかり把握しながら練習に打ち込む姿が。
Kosei、Yusei、Oga、Shogoは同じメンバーと2日目ということもあり、より多くのスペイン人のチームメイトと打ち解け、わからない事時は助けてもらう場面が増えた。周りの選手は同じ年齢でも平均的に身体が大きく、ドリブルやフェイントの幅、キックのリーチが広い分、日本との違いに戸惑いをみせていたが、チームに溶け込むにつれ各自の良さが練習でも垣間見れるようになる。
午後は1日目と同様のチームで試合。
Kojiroは、取られても取られても、何度もドリブルで果敢に相手に挑み、相手を抜きシュートまでいくことで周りを驚かせる。
Koseiはボールを呼び込むが、なかなかパスを受けることができず、自分の思うようにプレーができずに悩んでいたが、右サイドでフリーでボールを受けた時に強引にシュートに持っていき、そのボールがディフェンスに当たりゴール。そこから本来のプレーを少しずつ取り戻し、何本か正確なクロスを上げていた。
Ogaは細かなボールタッチを得意とするため、大柄なスペイン人の間を縫うようなドリブルを時折みせ、チャンスを作る。得点はできなかったものの、ショートパスを正確に繋ぎ、味方の勝利に貢献。足元の技術はチーム内でも光る場面が多く、コーチ陣を驚かせる。
Yuseiはサイドバックとして攻守に真面目に走り回り、カウンターを何回か止める活躍をみせる。大柄で巧みな相手のドリブルにも怯まず、果敢に取りに行く姿が目立つ。
Shogoは、試合開始まもなく諦めずに相手キーパーのドリブルを取りに行った結果、見事に奪うことができ、そのままゴールを決める活躍を見せる。このゴールで味方から段々とパスが来るようになり、小柄ながらも細かいタッチで相手を交わしながら味方を探す。
Kazukiはデフェンスに徹し、コート全体を見回しながら守備のバランスを保つ動きを見せる。体格では負けないが、まだ少しプレーに遠慮が見えるため、デフェンス時の相手との間合いが遠すぎてシュートを打たれてしまったり、パスの選択肢が消極的に見える。練習を見る限りでは基礎技術が周りと比べてもかなりしっかりしているので、もっとエゴイストにプレーをすれば、目立てるはず。
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