キャンプ第4日目
第2クール第2日目。
天候に恵まれた午前中の練習、低学年は、パスを受けてから素早くシュートのメニュー。そこでは、ただ打つだけでなく、4隅を狙う事が要求されました。その他、対人の1vs1からのシュート練習。一方、高学年は、フットボールテニスでウォーミングアップした後、素早い攻守の切り替えが要求される2vs2や、フリーマンを使った2vs2のトレーニングを行った。そこでは、判断の速さ、的確な選択肢を見出す状況判断力、戦術眼が求められた。
この日、昼過ぎから激しい雷雨に見舞われたが、午後の練習開始時間までには幸い小降りとなった。そこでは、3vs3のミニゲームを行った。雨が降りしきる中だったが、涼しくなったため選手たちは鋭い動きを見せた。
KAI
午後のミニゲームでは、チーム最年長としてリーダーシップを発揮。プレーでも精度が高いキックとシュートで、チームの武器となりチームメイトを度々アシストした。
宿では子供たちとボール遊びや、部屋ではサッカートークなど、幅広い年代の子たちとコミュニケーションを取り楽しんでいた。
KOSEI
1vs1では度々相手の突破を阻み、高いディフェンスの意識をアピールした。ディフェンスの文化が乏しい日本少年達は、兎角、守備が出来ないと評価されがちだが、KOSEIはそこも意識してやれている様子。午後のミニゲームでは、持ち前のリーダーシップを発揮してチームを引っ張った。
生活面でも同年代の日本人グループのリーダー的な存在。あとは、再び日本人ばかりで固まりがちな部分が気になるところか。
YUSEI
ミニゲームでは昨日の練習テーマであるコントロールやドリブルを意識し、チームをけん引していた!プレー中は指導者たちの導きもあり、外国人の子たちともしっかりとコミュニケーションを取っている。
SHOGO
午前中のシュート練習では鋭いシュートでアピールし、午後のミニゲームでもその練習成果を発揮し、また昨日のミニゲーム同様、落ち着いたプレーぶりが見られた。
KAYATO
午前中の練習でのウォーミングアップで、同年代のロシア人と激しくボールを奪い合いをして持ち前の負けん気を出した。歳の近いダンとはサッカーではライバルであり、ピッチ外ではすっかり良き友に。お互いの成長に刺激し合い、成長して行って欲しい。勤勉さがあり、サッカーのプレーでは今日でも修正能力が見れた。
例えば、プレスの寄せ方や、緩急をつけたドリブルは成長の一端。
DAN
午後のミニゲームでは、積極的にボールを追いかけ、またシュートを打ってゴールも決めた。大きな子たちとプレーしながらも、恐れを知らずに積極的にスライディングをして奪いに行っていた。
小柄だが、身体の使い方を学び、屈強な海外の球際の激しさや圧迫感にも適応することが出来れば、攻守共に化けると感じされられた。
練習中、また、それ以外の時間でも、人懐っこい性格のため、色んな人たちから可愛がられている。今日は昨日の英語に続き、スペイン語も少し使って会話していた。
TSUKASA
練習ではコーチが英語やスペイン語で指示出している意味を積極的に理解しようとしている。午後のミニゲームでは、持ち前の鋭いシュートでゴールを量産した。
生活面でも積極的に年少の参加者を助けたり、教えたりして、キャンプ参加2日目で、すでに頼れる兄貴的な存在になっている。
YAKUMO
普段は大人しい性格だが、フットボールテニスでは、味方に鼓舞する為に手を叩いたり、午後のミニゲームでもチーム最年長としてボディーランゲージを使い、チームメイトを盛り上げるなど、内に秘める芯の強さが感じられる。
生活面では、日本人参加者と話す機会が増えてきているが、スペイン人コーチや日本人以外にも交流して欲しい。
RYUGA
午前中の2vs2やフリーマンを使った練習では、次のプレーを予測しての動きが度々見受けられ、午後のミニゲームでも冷静・的確な判断で、チャンスとなると攻撃参加をして、ゴールを演出した。
こちらもシャイな性格のため、生活面では日本人以外と話す回数が少ない。キャンプ最終日までには日本人以外の参加者とコミュニケーションをして欲しい。明日から、その為のきっかけとなる仕掛けを敢行予定。
HARU
シュート練習では練習の意図通り、パスを受けてから素早くシュートを打つことを考えて、また確実にゴール角に狙い放っていた。
午後のミニゲームではキャンプ2日目のため、まだ遠慮がちな雰囲気があったもの、午前中や昨日の練習の成果を発揮し、シンプルで的確にプレーした。
私生活面では、外国人とはあまり会話をしていないが、心地よく過ごしている様子。
HIRONA
キャンプ前から足の状態が良くないため、午前中の練習は見学。午後のミニゲームは参加した。身体の自由が利かないため、動けないなりに考えてプレーしていた。
宿では洗面所でこまめに服を洗ったり、几帳面なところが見れた。周りの子たちとも初日と比べて砕けて接しており、楽しくキャンプを過ごしている様に見えた。
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