【MGFニュース】
2014-15 Cadete Divición de Honor
リーガ第17節、敵地に乗り込んでGAVÁと対戦したRYUYA擁するCORNELLAは、0−2で勝利、実に6試合ぶりの勝利を手にしました!
この日の話題は何と言っても、RYUYAが今シーズン、17試合目にしてようやく初ゴールを決めた事でしょう!!!
1−4−4−2のダイアモンドの右で先発出場したRYUYA、試合は前半、ややCORNELLAが押し気味にゲームを進めるも、ホームのGAVÁは粘り強いハードな守備でCORNELLAに最後の所をやらせず、0−0の状態が続きます。RYUYAは繋ぎ役として、シンプルなプレーで可も無く不可も無しと言ったパフォーマンスぶり。しかし、ゴール前の混戦から後ろ向きでボールを持った味方のすぐ後ろにいたRYUYAは、そこでボールを落としてもらえば、ズドンとシュートを打てる場面で呼ばず、結局、味方が無理矢理体をひねって無理な体勢からシュートを打とうとし、相手に防がれるシーンが。あそこは体勢の良いRYUYAが、“俺に寄越せ!”と強く主張し、ズドンとシュートを放った方がゴールの確率が高かったシーン。味方は敵に囲まれ、余裕が無く、RYUYAの存在に気づいていなかったかもしれないし、また、エゴイスティックな選手が多いスペイン人は、あそこでパスを出す選択肢が鼻から無かったのかもしれないし、とにかく、強く主張して呼び込まなければ、ボールは貰えません。日本人同士のように、言わなくても味方が気が利く、気が付いてくれるというのは、ここでは通用しません。その都度、その都度、きっちりと自己主張しなければならない世界です。もう6シーズン目のRYUYAですが、性格なのでしょう、相変わらず、そういう部分に物足りなさがあります。普段は温厚で優しい若者。だが、ピッチ上では、変貌しなければなりません。もっと図々しく、もっと野心を持ってプレーする事が、今のRYUYAには何よりも必要です。君はやれば出来る!失敗を恐れず、勇気を持って、もっと果敢にチャレンジしろ!!!
後半も暫くは0−0の展開が続く中、CORNELLAが懸命に攻勢を仕掛けます。そんな中、RYUYAが左からのクロスをゴール前に詰めてヘディングシュート。しかし、これはGKにキャッチされてしまいます。すると今度はビッグチャンス!ペナルティーエリア内で横パスを受けたRYUYAは縦に持ち込んで、至近距離から豪快にシュート!が、しかし、弾道は僅かにクロスバーの上。この試合で最も大きなチャンスをRYUYAは外してしまいました。今シーズンここまで無失点。ゴールの仕方を忘れてしまったのか、シュートはかなり力んでしまいました。
緊迫した重苦しいゲーム展開から解放されたのは、後半も中盤に差し掛かった頃。ゴール前でRYUYAが倒されてFKを得た場面。これをフアンが見事に押し込み、CORNELLAが先制点を上げる事に成功します。すると、RYUYAは監督の指示でフアンと共に2トップを形成する事に。これによって、中盤でのバランスを取る必要が無くなったRYUYAは、最前線を動き回れるようになります。そして、その時は訪れました!右サイドでCORNELLAが崩し、突破したボールを味方がGKとDFの間に鋭く送り込むと、中央で待ち構えたRYUYAがドンピシャで合わせて流し込んでゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
待ちに待った待望のゴールは、実に17試合目にしてようやく生まれました!!!
これで少しは肩の荷がおり、ゴールを奪う感触を呼び覚まし、量産体勢に入ってくれる事を願いましょう!!!
RYUYA GAVA戦 得点1 アシスト0 試合結果 0−2勝ち 出場時間80分
「今日の試合はすごくcomplicado(難しい)でした!風がすごくてボールコントロール、落下地点の見極めが難しかったです。僕は今日の試合で初得点を決める事が出来て、よかったです!これからもこの流れのままいきたいと思います。あとは決定力です。」